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犬の腎臓は小さなヒーロー!守ってあげたい大切な臓器のお話

  • 執筆者の写真: WANMART
    WANMART
  • 10月10日
  • 読了時間: 10分

更新日:7 日前

腎臓とワンちゃん

ワンちゃんと暮らすうえで、「健康を守ること」は飼い主さんにとって一番の願いですよね。

中でも腎臓は、体の中の“フィルター工場”として、血液をきれいにしたり、体のバランスを整えたりする重要な臓器です。

ところが腎臓は、一度ダメージを受けると元に戻りにくく、病気が進んでから気づかれることも多い臓器でもあります。

この記事では、腎臓の働きや壊れてしまったときに起こること、予防や日常のケア方法を、わかりやすく解説していきます。


さらに、自然の食材を大切にしたWANMARTの商品が、どのように腎臓ケアのサポートにつながるのかもご紹介します。

愛犬と一緒に健康で長く過ごすために、今日からできる工夫を一緒に見つけていきましょう。



腎臓ってどんな役割をしているの?

ワンちゃんの体の中には、心臓や肺、肝臓などさまざまな臓器があります。 その中で腎臓は、見た目は小さくても、とても重要な働きをしています。

大きさは握りこぶしほどで、左右にひとつずつあります。

たとえるなら、腎臓は「体の中のフィルター工場」

毎日休むことなく血液をろ過し、不要なものを外に出してくれているのです。

食べ物を消化したあとに出る老廃物や、余分な塩分・水分は、そのまま体に残ると毒のように働いてしまいます。


腎臓はそれをキャッチしてオシッコに変え、体の外へ運び出します。

もし腎臓がなければ、体の中はゴミだらけになり、数日で命を維持できなくなってしまうほど。

小さな臓器ですが、命に直結する大仕事をしているのです。


でも、腎臓の役割は“掃除屋さん”だけではありません。 実は「体のバランスを守る司令塔」としても働いています。

たとえば、血圧を一定に保つホルモンを分泌したり、赤血球を作るように骨髄へ指令を送ったり。

赤血球が不足すれば酸素が全身に届かなくなり、体はすぐに疲れてしまいます。

そんな大切な役割も、腎臓が担っているのです。

さらに、血液の中のミネラルバランスを整えるのも腎臓の仕事です。

ナトリウム、カリウム、カルシウムなどの量が乱れると、筋肉や神経がうまく働かなくなってしまいます。

ワンちゃんが元気に走り回れるのも、腎臓がこうした細かい調整をしてくれているおかげなのです。

このように、腎臓は「血液をきれいにする」「ホルモンを作る」「ミネラルのバランスをとる」という複数の仕事を同時にこなしています。

見た目は地味かもしれませんが、ワンちゃんの健康と寿命を大きく左右するキープレイヤーといえるでしょう。

だからこそ、飼い主さんが腎臓を守る工夫を知っておくことは、とても大切なのです。


腎臓が壊れるとどうなるの?

腎臓はワンちゃんの体を守るために毎日せっせと働いていますが、もしこの腎臓が壊れてしまうとどうなるのでしょうか。

腎臓の一番の役割は「血液をきれいにすること」なので、その機能が落ちてくると、体の中に老廃物や余分な水分・塩分がたまってしまいます。


これはちょうど、フィルターが目詰まりして水が濁ってしまうような状態です。

初期の段階では、「お水をよく飲む」「オシッコの量が増える」といった変化が見られることがあります。

これは腎臓ががんばって老廃物を出そうとしているサインです。

けれども、飼い主さんからすると「元気に飲んでるな」程度にしか見えないことも多く、気づかれにくいのが腎臓病のこわいところです。


水をがぶ飲みするラブラドルレトリバー

病気が進むと、体に毒素がたまって吐き気や下痢、食欲不振、体重の減少、毛並みの悪化など、さまざまな症状が現れます。

さらに、赤血球をつくるホルモンを出せなくなることで貧血を起こし、疲れやすくなったり、元気がなくなったりします。

腎臓病には大きく分けて「急性腎不全」「慢性腎不全」があります。

急性腎不全は短期間で急激に腎臓の働きが落ちる状態で、命に関わる危険があります。 一方、慢性腎不全は少しずつ腎臓の細胞が壊れていき、長い時間をかけて進行していく病気です。 慢性腎不全はシニア犬に多く見られますが、一度進行すると完全に元には戻せないのが特徴です。


腎臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、症状が出るころにはすでに機能の多くが失われていることが少なくありません。

そのため、定期的な血液検査や尿検査で早めに異常を見つけることが、唯一の有効な手段といえます。

つまり、腎臓が壊れると体の中にゴミがたまり、全身にさまざまな悪影響が広がってしまうのです。


だからこそ、飼い主さんが日頃から腎臓を守る工夫を知り、早めに気づいてあげることが何より大切なのです。


しょんぼりしたチワワ

飼い主さんにできる腎臓ケア

腎臓はとても大切な臓器ですが、一度壊れてしまうと元通りにはならない“デリケートな存在”です。

だからこそ、飼い主さんが日常生活の中で腎臓にやさしい環境を整えてあげることが大切になります。では、具体的にどんなことができるのでしょうか。

まず基本は「食事」です。

腎臓に負担をかけないためには、低リン・低ナトリウムで、良質なたんぱく質をバランスよく与えることがポイントになります。

リンや塩分の多い食材は腎臓に負担をかけやすいため、人間用の加工食品や味付けされた食べ物は避けましょう。

そのうえで、赤身肉や消化に優しい食材を選んであげると、体に必要な栄養を取り入れながら腎臓への負担を減らすことができます。

次に大切なのは「水分補給」です。 腎臓は血液をろ過するフィルターなので、水分が足りないと老廃物をうまく排出できません。

新鮮なお水をいつでも飲めるようにすることはもちろん、飲水量が少ない子にはスープ仕立てのごはんや水分を多く含むフレッシュフードを取り入れるのも効果的です。

特に夏場や暖房の効いた冬は、知らないうちに水分不足になりがちなので要注意です。


スープご飯を食べるハスキー

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さらに、「定期的な健康チェック」も欠かせません。

腎臓病は“沈黙の臓器”と呼ばれるほど症状が出にくいため、血液検査や尿検査で早期に異常を見つけることが予防につながります。

シニア期に入ったら年に1回ではなく、半年に1回くらいのペースで検査するのがおすすめです。

また、日常生活の工夫も腎臓ケアになります。

たとえば、過度な運動は腎臓に負担をかけることがありますが、適度な散歩や遊びは血流を良くして全身の健康につながります。

さらにストレスの少ない生活環境を整えてあげることも重要です。


WANMARTの商品は、腎臓にやさしい食生活を考える飼い主さんをサポートします。

余計な添加物や塩分を加えないシンプルな生肉やふりかけは、安心して毎日のごはんに取り入れられるのが魅力です。

馬肉や鴨肉の赤身は良質なたんぱく源になり、魚系のふりかけは香りで食欲を引き出しつつ水分と一緒に与えやすいのも利点です。


腎臓ケアは特別なことではなく、日々の積み重ね

食事・水分・検査・生活習慣、この4つの柱を意識することが、ワンちゃんの腎臓を長く元気に保つ秘訣なのです。



食事で腎臓を守る工夫

腎臓をいたわるために、毎日のごはんでできることはとても多くあります。

なぜなら、腎臓は食べ物から取り入れた栄養やミネラルを処理する“入り口と出口の管理役”だからです。

では、具体的にどんな工夫をすると腎臓にやさしい食生活になるのでしょうか。

まず大切なのは「たんぱく質の質と量」です。

たんぱく質は筋肉や皮膚、被毛をつくる大事な栄養素ですが、消化の過程で老廃物(尿素やアンモニアなど)が生まれます。

これを腎臓が処理するため、過剰に摂れば腎臓に負担がかかってしまいます。

しかし、だからといって減らしすぎると筋肉が落ちて体力が弱ってしまうため、“必要な分を、消化のよい良質なたんぱく質で”与えることが理想です。

赤身肉や新鮮な魚はその点で優秀な食材です。


次に注目したいのが「リン」「ナトリウム(塩分)」です。

リンは骨や歯に必要なミネラルですが、摂りすぎると腎臓に大きな負担を与えます。


特に加工食品や骨ごと粉砕した原料にはリンが多く含まれる場合があるので注意が必要です。

また、塩分は腎臓のろ過機能を酷使してしまうため、味付けされた人間用の食べ物を分け与えるのはNGです。


さらに「水分を取り入れやすい食事」にすることも大切です。

腎臓は血液をろ過して老廃物をオシッコに変える臓器なので、水分が不足するとその働きがうまくできません。

ドライフードだけでは水分摂取が不十分になりがちなため、スープ仕立てにしたり、生肉やフレッシュフードを取り入れて“食べながら水分補給”できるように工夫するのがおすすめです。


栄養成分タップリのフレッシュフード


WANMARTのこだわりと腎臓サポート

腎臓を守るごはんづくりの基本は「余計なものを減らし、必要な栄養をシンプルに届けること」。

これはWANMARTが大切にしている理念そのものです。

私たちが扱う商品は、すべて無添加・無着色・保存料不使用

素材そのままの栄養を生かすことで、ワンちゃんの体にやさしく、腎臓への負担を最小限に抑えられるように工夫しています。


腎臓ケアを考える飼い主さんに特におすすめしたいのが、以下の3商品です。

1. 馬うまミンチ

低脂肪・高タンパクで知られる馬肉は、腎臓に負担をかけにくい良質なたんぱく源です。


WANMARTの「馬うまミンチ」は、赤身を中心にやわらかく仕上げており、消化の弱いシニア犬や体力が落ちがちな子にも安心。

さらに、特許製法の亜鉛酵母を配合しているため、免疫サポートや皮膚・被毛の健康維持にも役立ちます。

食いつきも抜群で、食欲が落ちがちな腎臓ケア中の子にも喜ばれています。


馬うまミンチ
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2. 国産鮪ふりかけ

腎臓病の子にとって「食欲不振」は大きな課題です。

そんなときに役立つのが「国産鮪ふりかけ」。

新鮮なマグロを低温乾燥させたふりかけは香りが豊かで、普段のごはんにひと振りするだけで食欲を引き出します。

しかもマグロは高タンパクで消化も良く、余計な塩分を加えていないので腎臓にも安心。

水分に混ぜればスープ仕立てにもでき、自然に水分補給をサポートできるのも魅力です。


国産本鮪ふりかけ
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3. 京鴨雛ミンチ

「鴨肉はちょっと珍しいけれど、実は腎臓ケアに向いている」――これがWANMARTが京鴨をおすすめする理由です。

脂肪分が少なく、ビタミンB群や鉄分が豊富なため、体力維持や血液の健康をサポートします。

小粒ミンチ状で扱いやすく、普段の食事に混ぜるだけで手軽に栄養バランスを整えられるのも好評です。


京鴨雛ミンチ
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これらの商品は、どれも「素材そのものの力」を最大限に引き出すことを大切にしています。

腎臓にやさしい食材を選ぶことは、病気の予防や進行を遅らせるだけでなく、ワンちゃんが「毎日ごはんを楽しみにする気持ち」を守ることにもつながります。


腎臓ケアは特別な療法食だけに頼るものではなく、日々の小さな工夫の積み重ねです。


WANMARTの商品は、その工夫を無理なく続けられるように寄り添う存在。


愛犬の「おいしい!」と「健康」を両立させたい飼い主さんに、ぜひ一度試していただきたいラインナップです。


まとめ|腎臓を大切に、ずっと元気に

腎臓は、ワンちゃんの体の中でとても大切な役割を果たしている臓器です。

血液をきれいにし、体のバランスを整え、毎日の元気を支える“小さなヒーロー”ともいえます。

しかし、一度ダメージを受けてしまうと元には戻りにくい臓器でもあり、症状が出るころにはすでに病気が進んでいることも少なくありません。

だからこそ、「予防」「早めのケア」が何より大切なのです。

日々の食事で腎臓にやさしい工夫を取り入れること。

新鮮なお水をたっぷり用意してあげること。

無理のない運動やストレスの少ない暮らしを心がけること。 そして、定期的な健康診断で早期に異常を見つけること。


これらの積み重ねが、愛犬の腎臓を守り、長く健やかに過ごせる未来につながります。


WANMARTでは、無添加・シンプルな食材を生かした商品を通じて、飼い主さんの「腎臓をいたわるごはんづくり」をサポートしています。

馬肉や鴨肉の赤身ミンチ、香り豊かな鮪ふりかけなどは、栄養面だけでなくワンちゃんの「食べたい!」気持ちを引き出し、毎日のごはんを楽しく続ける工夫につながります。

腎臓の健康は、寿命そのものに関わる大切なテーマです。

難しく考える必要はありません。今日からできる小さな一歩を積み重ねることが、ワンちゃんの笑顔と元気を守る大きな力になります。

大切な家族の一員だからこそ、腎臓を気づかう暮らしを一緒に始めてみませんか?


フレッシュフードを食べるボーダーコリー

 

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