3歳から80%が歯周病予備軍!?愛犬に必要な健康診断とは?
- WANMART

- 2025年9月29日
- 読了時間: 21分

「うちの子は元気だし、特に不調もなさそうだから健康診断はまだ先でいいかな?」
──そんなふうに思ってしまう飼い主さんは少なくありません。
けれど、ワンちゃんは人のように「ちょっと体がだるい」「歯が痛い」と言葉で伝えることができない動物です。
むしろ、犬は本能的に弱みを隠そうとするため、飼い主が気づいたときには症状が進んでいた、というケースも珍しくありません。
特に注意したいのが「お口の中」のトラブルです。
歯や歯ぐきの病気は見逃されやすく、痛みがあっても平気そうにごはんを食べてしまうこともあります。
でも実際には、歯周病で歯がぐらぐらになったり抜けてしまったり、炎症が全身に悪影響を与えて心臓や腎臓の病気につながることさえあるのです。
実際の調査では、3歳を過ぎたワンちゃんの80%以上が歯周病の予備軍といわれています。
これは決して「特別なケース」ではなく、どんな犬種や生活環境でも起こり得るごく身近な問題です。
だからこそ、定期的な健康診断に加えて「歯科検診」を受けることは、これからの健康を守る大切な習慣になります。
今回のブログでは、健康診断で行われる基本的な検査の内容や年齢ごとのチェックポイント、さらに見逃されやすい歯科検診の重要性について、最新のデータをまじえながらわかりやすく解説します。
読み終えるころには、「うちの子も今のうちに診てもらおう」と思えるヒントがきっと見つかるはずです。
なぜ健康診断が必要なのか
「うちの子は元気だから大丈夫」──そう思っている飼い主さんはとても多いです。
けれども、ワンちゃんの体の中で起きていることは、外から見ただけではなかなかわかりません。
実は犬は本能的に“弱っている姿”を隠そうとする生き物。野生で暮らしていたころ、弱さを見せることは命取りになることがあったからです。
その習性が今も残っているため、少し体調が悪くても、元気に走ったりごはんを食べたりすることができてしまいます。
しかし、病気の多くは「気づいたときには進行していた」というケースが少なくありません。
例えば腎臓病は、数値に異常が出る頃にはすでに腎機能が大きく低下していることがあり、治療が難しくなることもあります。
また心臓病も初期は症状がほとんどなく、咳や呼吸の異変に気づいたときには病気がかなり進んでいることも。
こうした例からもわかるように、“元気に見える”と“健康である”は同じではないのです。
だからこそ健康診断が大切です。
定期的に血液検査や尿検査をすることで、症状が出る前の“ちょっとした変化”を見つけることができます。
これは、人間の人間ドックと同じで「病気を見つけるため」だけでなく、「病気を予防するため」にも大きな役割があります。
さらに健康診断は、病気のチェックだけでなく、生活習慣を見直す良いきっかけにもなります。
たとえば体重が増えすぎていれば「食事量を調整しよう」「運動を増やそう」と対策できますし、歯石がつきはじめていれば「歯みがきを始めてみよう」と行動に移せます。
つまり健康診断は、飼い主さんとワンちゃんにとって「今の暮らしをより良くするヒントをもらえる機会」でもあるのです。
また、年齢によって健康診断の役割も変わってきます。
子犬期には先天的な病気がないかを確認したり、ワクチン接種のタイミングを調整したりすることが中心。
成犬期には、内臓や血液の状態をチェックして、日常生活に合った食事や運動のアドバイスを受けることが大切です。
そしてシニア期に入ると、関節や心臓、腎臓といった加齢によるトラブルが増えるため、年1回ではなく年2回の健康診断をすすめる獣医師も多くいます。
健康診断は“未来の安心”のための投資です。
病気が重くなってから治療を始めるより、早めに気づいて軽いうちに対処するほうが、ワンちゃんの体への負担も少なく、結果的に医療費も抑えられるケースがほとんどです。
「まだ元気だから…」と思わずに、1年に一度は健康診断を受ける習慣をつけてあげることが、愛犬と長く楽しく暮らすための第一歩になります。

健康診断で行われる基本的な検査
健康診断と聞くと、「血液検査をするくらいかな?」とイメージする方も多いかもしれません。
けれど実際には、ワンちゃんの体を総合的にチェックするために、いくつかのステップに分けて検査が行われます。
それぞれに意味があり、どれも欠かせない大切なポイントです。
1. 身体検査(フィジカルチェック)
まずは獣医師が目や耳、口の中、皮膚、被毛、関節の動きなどを直接見て触って確認します。
心臓や肺の音を聴診器で聞いたり、お腹を触って臓器の腫れがないか調べたりするのもこの段階です。
この身体検査だけでも、「耳の中が赤くなっている」「歯ぐきが腫れている」「しこりがある」など、気づいていなかった異常が見つかることがあります。
家庭でできるチェックの延長線上にありながら、プロの視点でより細かく観察してくれるのが特徴です。
2. 血液検査
次に行われるのが血液検査です。血液は“体の中の鏡”といわれるほど、全身の健康状態を反映します。
赤血球や白血球の数 → 貧血や感染症の有無をチェック
肝臓や腎臓の数値 → 代謝や老廃物の排出機能に異常がないか確認
血糖値やコレステロール → 糖尿病や脂質代謝の異常を早期に発見シニア犬では特に重要で、まだ症状が出ていない段階の臓器のトラブルを見つけることができます。
3. 尿・便検査
ワンちゃんの尿や便も大切な健康のバロメーターです。
尿検査では腎臓や膀胱の状態、糖の有無、尿比重などを調べます。
便検査では寄生虫や腸内環境の異常をチェック。血便が出ていなくても、顕微鏡で確認すると炎症のサインが見つかることもあります。毎日の生活で必ず出るものだからこそ、数値として客観的に確認することで、普段の食事や水分摂取の見直しにもつながります。

4. 画像診断(レントゲン・超音波)
体の外からは見えない臓器の状態を調べるのに有効なのが画像検査です。
レントゲン(X線):胸やお腹の臓器の形や大きさを確認。心臓肥大や腫瘍の発見に役立ちます。
超音波(エコー):肝臓や腎臓、膀胱などをリアルタイムで観察。腫瘍や結石、内臓の構造の変化を見つけやすい検査です。人間でも健康診断に腹部エコーがあるように、犬でも年齢が上がるほど必要性が高まります。

5. 歯科検査
最近注目されているのが、歯や口腔内のチェックです。
動物病院によってはオプション扱いですが、3歳以上の犬の80%以上が歯周病予備軍といわれる現状を考えると、健康診断と合わせて行うのが理想です。
歯石や歯ぐきの腫れはもちろん、口臭や噛み合わせの異常も診てもらえます。
放置すれば全身の病気につながることもあるため、今や欠かせない検査のひとつです。
6. その他の検査
犬種や年齢、生活環境によっては、追加で心電図検査やホルモン検査、遺伝子検査などを行うこともあります。
特定の病気にかかりやすい犬種では、予防的にこうした検査を組み合わせることで、より早い段階での発見につながります。
健康診断は“オーダーメイド”
健康診断の内容は「これが絶対」という決まりはなく、ワンちゃんの年齢や体質、これまでの病歴によって変わります。
だからこそ、動物病院で「うちの子にはどんな検査が必要ですか?」と相談するのがベストです。
健康診断は単なる“病気探し”ではなく、「これからどうやって健康を守るか」を一緒に考える大切な時間です。
定期的なチェックを続けることで、愛犬の小さな変化を見逃さず、安心して毎日を過ごすための強い味方になってくれます。
年齢別にチェックしたいポイント
ワンちゃんの健康診断は「年に一度」といわれますが、実際には年齢によって重点を置く検査やチェックポイントが変わります。
子犬、成犬、シニア──それぞれの時期に合わせた診断を受けることで、病気を早く見つけるだけでなく、その子に合った暮らし方や食事の工夫につなげることができます。
子犬期(0〜1歳)|成長の確認と先天的な異常チェック
子犬は体がぐんぐん成長する大切な時期です。
ワクチンやフィラリア予防など、予防医療のスタートラインでもあります。
健康診断では、以下のようなポイントが重視されます。
骨や関節の発育状況 小型犬では膝の関節(膝蓋骨脱臼)、大型犬では股関節形成不全などのリスクを確認。
心臓や内臓の音・形 先天性の心疾患や奇形がないかどうか。
寄生虫の有無 便検査で回虫やコクシジウムなどをチェック。
体重の増え方 急に太りすぎたり痩せすぎたりしていないか。
子犬の頃の診断は「病気を探す」というより、「健やかに育つための確認」が中心です。
食事や生活環境についてアドバイスをもらえるので、初めて犬を迎えた飼い主さんにとっては心強い時間になります。
成犬期(1〜6歳)|生活習慣病と歯の健康がカギ
成犬になると、体の成長は落ち着きますが、その分「日々の習慣」が健康に大きな影響を与え始めます。
体重・肥満度:肥満は関節病や糖尿病、心臓病など多くの病気のリスクを高めます。毎年の体重測定で変化を確認することが大切です。
血液・尿検査:肝臓や腎臓の数値に異常がないか。生活習慣病の早期発見につながります。
歯や口の中のチェック:3歳を超えると約8割が歯周病の予備軍といわれます。歯石や口臭は早めに対策することが重要です。
皮膚や被毛:アレルギーやホルモン異常のサインが出やすくなる時期です。
この時期は「予防」が最大のテーマ。 健康診断を通して“隠れたリスク”を見つけ、食事や運動、デンタルケアなどを習慣化していくのがおすすめです。 特に毎日の食事は、体の基礎をつくるもっとも大切な要素。 添加物を避け、新鮮で消化にやさしいタンパク質を取り入れることで、体調を崩しにくい土台を育てることができます。
WANMARTのPERFECTシリーズは、高タンパク・低脂質でアレルギーにも配慮しやすく、栄養バランスを整えたい成犬期のごはんにぴったり。 トッピングから無理なく始められるので、健康診断で得た情報を生かした“予防の食事習慣”として取り入れるのもおすすめです。
シニア期(7歳以上)|年2回の検診で早期発見を
7歳を過ぎると、見た目はまだ若々しくても体の中では加齢による変化が始まります。
ここからは年1回ではなく、半年に1回の健康診断をすすめる獣医師も多くいます。
心臓・腎臓の検査 シニア期に特に多いトラブル。心雑音や腎機能低下は早期に見つけることで進行を遅らせることができます。
関節や運動機能 関節炎や靭帯のトラブルは日常生活の質に直結します。 歩き方や姿勢の異変に注目。
腫瘍(しこり)のチェック シニア犬は腫瘍ができやすくなります。 小さなしこりでも早めの検査が必要です。
目・耳の健康 白内障や緑内障、耳の聞こえにくさなど、感覚器の異常も増える時期です。
さらに重要なのは歯科検診です。
歯周病が進むと歯を失うだけでなく、細菌が血流に乗って心臓や腎臓に影響を与えることが知られています。
特にシニア期では全身の病気と口腔内の健康が強く関わるため、定期的な歯のチェックは欠かせません。
加えて、日々の食事から歯や体をケアすることも大切です。 WANMARTの馬うまミンチは、良質なタンパク質に加え、特許製法の亜鉛酵母など口腔や皮膚の健康を支える成分を配合しており、毎日のごはんで歯ぐきや粘膜をサポートできます。 定期的な歯科検診と合わせて取り入れることで、“外からのケア+内からのケア”が実現し、シニア期の健康をより安心して守ることができます。
年齢ごとに「守るべきこと」が違う
子犬は“育ちを支える”、成犬は“予防に力を入れる”、シニアは“早期発見とケアを徹底する”。
こうして年齢ごとに健康診断の意味が変わっていきます。
飼い主さんにできるのは、ワンちゃんのライフステージに合わせて「今どんなチェックが必要なのか」を知り、定期的に病院で診てもらうこと。
健康診断は一度受けて終わりではなく、ライフステージごとに“オーダーメイド”で続けていくものなのです。

定期的な歯科検診の大切さ
健康診断の中でも特に見逃されやすいのが「お口の健康」です。
飼い主さんの多くは「ごはんをよく食べているから大丈夫」と思いがちですが、実はワンちゃんの歯や歯ぐきのトラブルはとても多く、放っておくと痛みや生活の質の低下、さらには全身の病気につながることもあります。
だからこそ、定期的な歯科検診は健康診断と同じくらい重要なのです。
犬の歯周病は“国民病”レベル?
実際の調査によると、3歳以上のワンちゃんの80%以上が歯周病の予備軍とされています。
さらに歯科検診を受けた犬のうち、76%以上に歯垢や歯石が付着していたというデータもあります。
これは「特別な犬」だけでなく、ほとんどの犬に当てはまる身近な問題だといえるでしょう。
歯周病は進行がゆるやかで、初期の段階ではほとんど症状が見えません。
口臭が少し強くなった、歯ぐきが赤くなった……といったサインも、飼い主さんには気づきにくいものです。
そのまま放置すると歯がぐらつき、やがて抜け落ちてしまうことも。
しかも歯周病菌は血流に乗って心臓や腎臓に悪影響を与えることが知られており、「お口の病気が全身の病気につながる」というのが大きな怖さです。
なぜ定期的な検診が必要なのか
歯周病の怖いところは、「痛がらないまま進行する」点です。
ワンちゃんは歯が痛くても食欲を見せることが多く、飼い主が異変に気づいたときにはすでに重度の歯周病になっているケースが少なくありません。
定期的な歯科検診を受ければ、歯垢や歯石の付着、歯ぐきの炎症を早い段階で見つけることができます。
必要に応じて歯石除去やクリーニングを行えば、歯周病の進行を防ぎ、歯を長持ちさせることができます。
これは結果的に、ワンちゃんの食べる楽しみを守り、生活の質を大きく向上させることにつながります。

シニア期こそ歯科検診を
若い頃からデンタルケアをしていても、加齢とともに歯や歯ぐきは弱っていきます。
特にシニア期に入ると、免疫力の低下や代謝の変化もあり、歯周病のリスクは一気に高まります。 ある調査では、10歳を超える犬のおよそ5頭に1頭(約20%)が歯周病を発症していると報告されています。
これは「年をとれば必ず起こる」という自然現象ではなく、予防や早期のケアを怠った結果として多い数字です。
高齢になると免疫力が下がり、歯ぐきの炎症が治りにくくなるため、進行も早くなります。さらにシニア期の歯周病は、口の中だけでなく心臓病や腎臓病といった全身の疾患を悪化させる要因にもなるため、特に注意が必要です。
つまり、この「20%」という数字は「高齢犬の5分の1がすでに生活に支障をきたすほど進んだ歯周病を抱えている」という現実を示しており、定期的な歯科検診の重要性を裏付けています。
シニア期の歯周病は全身疾患との関連が強いため、年2回の健康診断とあわせて歯科検診を受けることが強く推奨されます。
歯を失わないためだけでなく、腎臓病や心臓病の予防にもつながるからです。

家庭でできる予防と専門家の力
もちろん、毎日の歯みがきやデンタルガムといった家庭でのケアも大切です。
しかし、すでに固まってしまった歯石は家庭では取れません。
だからこそ、「家庭での日常ケア+動物病院での歯科検診」という二本柱で取り組むのが理想的です。
歯科検診では、歯の状態を専用の器具でチェックし、必要に応じてレントゲンで歯の根の状態まで確認することもあります。
プロの目で診てもらうことで、飼い主が見落としがちな小さな変化を拾い上げ、早期に対処できるのです。
歯の健康=ワンちゃんの一生の幸せ
歯科検診は単に「歯を守るため」だけではありません。
しっかり噛んでごはんを食べられることは、栄養を吸収する力を保ち、全身の健康に直結します。
そして何より、痛みなく食べる喜びを守ることが、ワンちゃんの一生を豊かにしてくれます。
飼い主にとっても、歯科検診を受けておけば「気づかないうちに歯を失ってしまった」という後悔を減らせます。
年に一度の健康診断に加え、ぜひ歯科検診も一緒に取り入れて、愛犬の笑顔と元気を守ってあげましょう。

歯周病とそのリスクデータ
「歯周病は人間の病気」と思っていませんか?
実はワンちゃんにとっても、歯周病はとても身近で深刻な病気です。
しかも、進行してからでは治療が難しく、生活の質や寿命にまで影響することがわかっています。
ここでは、歯周病に関する具体的なデータとリスクを整理してみましょう。
年齢によるリスクの上昇
若いうちは自然治癒力で症状が軽く済むこともありますが、加齢とともにリスクは急上昇します。
5歳前後:10%前後が歯周病を発症
10歳以上:20%を超える割合で進行した歯周病が確認
シニア犬全体:歯周病による抜歯が必要になるケースが大幅に増加
このように年齢が上がるほど、歯のトラブルは“避けられない問題”になっていきます。
全身への影響
歯周病の怖さは「歯が抜ける」ことだけではありません。
歯周病菌が歯ぐきから血液に入り込むことで、全身にさまざまな影響を与えることが知られています。
心臓病との関連:心内膜炎や心不全のリスク上昇
腎臓病との関連:慢性腎不全を悪化させる要因に
免疫力低下:炎症が全身に広がり、感染症やがんのリスクを高める可能性
つまり「お口の病気が全身の病気を引き起こす」という構図があるのです。

飼い主が気づきやすいサイン
データの裏付けと合わせて、日常で見られる「危険信号」も知っておきましょう。
口臭が強くなった
歯ぐきが赤い、腫れている
歯石が黄褐色に固まっている
食べるときに片側だけで噛む
よだれが増える、血が混じる
これらのサインが見られたら、すでに歯周病が進んでいる可能性があります。
予防とデータから学ぶこと
データからはっきりわかることは、「歯周病は特別な病気ではなく、多くの犬がかかる病気」であるということです。
そして、放置すれば歯だけでなく体全体の健康をむしばむ可能性が高いということ。
だからこそ、定期的な歯科検診と日々のケアが欠かせません。
歯みがきに慣れていない子でも、歯みがきシートやデンタルガムなど小さな一歩から始められます。
そして、少なくとも年1回は動物病院での歯科チェックを受ける習慣を持ちましょう。
数字は“警告”であり“行動のきっかけ”
「3歳以上の犬の8割が歯周病予備軍」 「10歳を超えると2割以上が進行した歯周病」──これらの数字は決して怖がらせるためではなく、飼い主さんが「今から行動しよう」と思うためのヒントです。
日々のケアと定期検診を続けることで、歯周病は予防でき、愛犬の笑顔と健康を長く守ることができます。

健康診断のタイミングと費用の目安
健康診断は大事だとわかっていても、「いつ受けたらいいの?」「どのくらいお金がかかるの?」という疑問を持つ飼い主さんは多いです。
ここでは、年齢ごとのおすすめの受診タイミングと、費用の目安について詳しく解説します。
健康診断を受けるタイミング
子犬期(0〜1歳)
子犬は急速に成長するため、基本的にはワクチン接種やフィラリア検査のタイミングで簡単な健康診断を受けるのが一般的です。
先天的な病気がないかを確認することも大切で、初めての受診で体の基準値を知っておくと安心です。
成犬期(1〜6歳)
体力が充実している時期ですが、年1回の健康診断を習慣にするのが理想です。
動物病院では「春の予防シーズン(フィラリア検査やワクチン時期)」に合わせてキャンペーンを行うことも多く、この時期にまとめて受けると効率的です。
シニア期(7歳以上)
7歳を過ぎると加齢に伴う疾患のリスクが高まります。
年2回(半年ごと)の健康診断が推奨され、特に心臓や腎臓、歯科検診を重点的にチェックする必要があります。
半年に一度なら、小さな変化を見逃さず早期発見につながります。
健康診断にかかる費用の目安
健康診断の内容や病院によって費用は異なりますが、大まかな目安を以下にまとめます。
検査内容 | 費用の目安 |
基本診察+身体検査 | 2,000〜4,000円 |
血液検査(一般) | 5,000〜10,000円 |
尿・便検査 | 各1,000〜3,000円 |
レントゲン | 5,000〜8,000円 |
超音波検査 | 5,000〜10,000円 |
歯科検診(口腔チェック) | 2,000〜5,000円(クリーニング別) |
これらを組み合わせた総合健診パックは、だいたい 1〜3万円前後 が相場です。
シニア犬向けに血液・画像・歯科まで含めた「フルセット検診」では3〜5万円になることもあります。
費用を抑える工夫
キャンペーンを利用 春や秋に動物病院で「健診パック」を割引していることがあります。
保険を活用 ペット保険によっては検診費用の一部を補助してくれるプランも。
必要な検査を相談 年齢や体質に応じて「全部」ではなく「優先度の高い検査」に絞ることも可能です。
定期的に受けることの意味
健康診断の費用は決して安くはありませんが、「病気が進んでからの治療費」と比べればむしろ節約につながるケースが多いです。
例えば、腎臓病や心臓病は進行してからだと長期的に高額な治療費が必要になります。早期発見なら、軽い食事療法や投薬だけで抑えられることもあるのです。
「元気そうだから大丈夫」と先延ばしにせず、定期的な健診を生活の一部に取り入れることが、長い目で見れば愛犬の体も家計も守ることにつながります。
まとめ
子犬期:ワクチンやフィラリア検査のタイミングで健診
成犬期:年1回を習慣に
シニア期:半年ごとにチェック
費用は病院や検査内容で差はありますが、1〜3万円前後を目安に考えておくと安心です。 健康診断は「支出」ではなく、「未来の安心への投資」。 早期発見と予防で、ワンちゃんがいつまでも元気に暮らせる土台を整えてあげましょう。
家庭でできるプチ健康チェック
健康診断や歯科検診はとても大切ですが、病院に行くのは年に1〜2回。 では、それ以外の時間はどうすればいいのでしょうか?
答えはシンプルで、飼い主さんが毎日の生活の中で小さな変化を観察することです。
これは「プチ健康診断」ともいえる習慣で、異変に早く気づくきっかけになります。
ここでは、家庭で簡単にできるチェックポイントをご紹介します。
1. 体重と体型のチェック
体重管理は健康の基本です。
月に1回は体重を測り、記録しておきましょう。
数百グラムの増減でも小型犬には大きな影響を与えます。
体重計が難しい場合は、抱っこして測る方法もおすすめです。
また「ボディコンディションスコア(BCS)」を目安に、肋骨が触れるか、腰のくびれがあるかを確認するのも効果的です。

2. 口と歯のチェック
口臭が強くなっていないか、歯ぐきの色が健康的なピンクかどうかを見ましょう。
歯石がたまっていたり、歯ぐきが赤く腫れている場合は要注意です。
歯みがきをするときに出血があったり、ごはんを片側の歯でしか噛まないようなら、歯周病のサインかもしれません。
3. 皮膚と被毛のチェック
毎日のブラッシングは毛並みを整えるだけでなく、健康チェックのチャンスです。
抜け毛が多すぎないか、フケや赤みが出ていないか、しこりやできものがないかを観察しましょう。
艶のある毛並みは「体の内側からの健康」を映す鏡でもあります。
4. 目・耳のチェック
目:涙やけ、白く濁っていないか、充血していないか。
耳:赤みや汚れ、においがないか。耳をしきりに掻いているなら炎症のサインかもしれません。
これらは飼い主さんが毎日顔を合わせているからこそ気づける変化です。
5. 排泄物のチェック
便や尿は健康状態を知る大切なサイン。
便:硬すぎないか、柔らかすぎないか、色やにおいに異変はないか。
尿:量や回数の増減、色の変化。血が混じっていないか。
「いつもと違うな」と感じたら、写真やメモをとって病院で伝えると診断に役立ちます。
6. 行動の変化
「よく寝るようになった」「散歩を嫌がる」「遊ばなくなった」など、行動のちょっとした変化も体調のサインです。
痛みや不調があると、普段の元気が減ったり、性格が変わったように見えることもあります。
7. 毎日の記録で見える化
日々のチェックを「なんとなく」ではなく、スマホやノートに記録しておくと、変化に気づきやすくなります。
体重や食欲の有無
排泄の回数や状態
元気度(散歩や遊びへの反応)
皮膚や毛の様子
こうした記録は、動物病院での診察の際にも非常に役立ちます。
プチ健康診断のメリット
家庭でのチェックは医療行為ではありませんが、「異変に気づくセンサー」の役割を果たします。 早めに動物病院に相談すれば、大きな病気になる前に手を打つことができるのです。
そしてもう一つ大切なのは、このチェックが「スキンシップの時間」になること。 触れ合いながら観察することで、ワンちゃんも安心し、飼い主との絆も深まります。
家庭でできるプチ健康診断は、特別な道具や技術は必要ありません。 日々の観察と記録、そして小さな異変を「見逃さない目」を持つことが大切です。 病院での健康診断と組み合わせることで、ワンちゃんの健康を二重に守ることができます。

健康診断と歯科検診で守るワンちゃんの未来
ワンちゃんの健康診断は「病気を見つけるため」だけではなく、「病気になる前に気づくため」の大切な習慣です。
血液や尿、レントゲンなどの検査を定期的に行うことで、症状が出る前に異常を発見でき、治療の負担を減らすことができます。
さらに忘れてはいけないのが、歯科検診です。
3歳以上のワンちゃんの8割が歯周病予備軍といわれるほど、口腔トラブルはとても身近な問題です。
歯周病は痛みや歯の喪失だけでなく、心臓や腎臓など全身の病気にもつながります。
だからこそ、健康診断に加えてお口のチェックを取り入れることが、これからの安心につながります。
もちろん、家庭でできる「プチ健康診断」も大切です。 体重や便の状態、毛並みや食欲を観察し、小さな変化を見逃さないことが早期発見への第一歩になります。 そして日々の健康を支えるのは、やはり毎日の食事です。 栄養バランスのとれたごはんは体の基礎をつくり、病気の予防にも直結します。
WANMARTでは、無添加で栄養価の高い生肉やフレッシュフードを取り揃え、ワンちゃんが自然な形で健康を維持できる食生活を応援しています。 定期的な健康診断とあわせて、毎日の食事からも健康づくりを意識することで、愛犬と一緒にもっと長く、もっと元気に暮らしていけるはずです。






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