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偏食ワンちゃんに困ったら?おやつは大好き、ご飯はイヤ…の原因と解決法

  • 執筆者の写真: WANMART
    WANMART
  • 10月24日
  • 読了時間: 10分
ご飯を食べたがらないワンちゃん

「おやつや果物は大喜びで食べるのに、肝心のご飯になるとプイッと横を向いてしまう…」


そんな悩みを持つ飼い主さんは少なくありません。

ワンちゃんがご飯を食べないと、

「栄養は足りているのかな」 「体調に問題があるのでは」と不安になりますよね。

実は、ワンちゃんが「おやつは食べるのにご飯は食べない」背景には、いくつかの理由が隠れています。

単純な“わがまま”だけでなく、体調、食事の内容、与え方、そして飼い主さんとの関わり方が影響していることもあります。

この記事では、ワンちゃんがご飯を食べないときに考えられる原因と、無理なく解決するための工夫を紹介します。

特別なことをしなくても、ちょっとした工夫でご飯の食いつきが改善されるケースは多いもの。


WANMARTの商品を活用した、飼い主さんにも手間がかからない工夫やアイディアも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。


おやつは食べるのにご飯を拒むワンちゃん

 おやつは食べるのに?ご飯を拒むワンちゃんの心理

「おやつは目を輝かせて食べるのに、普段のご飯はプイッと顔をそむける…」そんなワンちゃんの姿に、飼い主さんは戸惑ってしまいますよね。

まるでわがままをしているように見えるかもしれませんが、実はこれには“嗜好性(しこうせい)”という明確な理由があるのです。

ワンちゃん用のおやつやフルーツは、人間でいうとケーキやアイスのような存在。 香りや味が濃く作られているので、ワンちゃんにとっては特別で魅力的に感じられます。 一方で普段のご飯は、栄養バランスを優先して作られているため、おやつと比べると香りや味が地味に感じられることがあります。

だから「おやつなら食べたい!」「でもご飯はちょっと…」という反応になってしまうのです。

また、ワンちゃんはとても賢く、「食べなければもっと美味しいものが出てくる」と学習しているケースも少なくありません。

特におやつを先に与える習慣があると、「おやつ待ち」モードになってしまうことも。 これは甘やかしではなく、ワンちゃんの学習能力の高さゆえに起こる行動です。

つまり、ワンちゃんがご飯を食べないのは「嫌いだから」ではなく、「もっと美味しいものを知ってしまったから」というケースが大半。

原因を理解したうえで、上手に工夫してあげることが、食事の悩みを解決する第一歩になります。


体調やストレスが原因のこともある

ワンちゃんがご飯を食べないとき、「わがままかな?」と考えてしまうかもしれません。

ですが、実は体調の変化やストレスが原因で食欲が落ちていることもあります。

ここを見逃してしまうと、大事なサインを見落とすことになりかねません。

まず考えたいのは体の不調です。

たとえば歯や歯ぐきのトラブル。歯周病や口内炎があると、固いフードを噛むときに痛みを感じ、ご飯を避けるようになります。

また胃腸の不調や寄生虫、慢性的な消化の問題でも「食べたいけど食べられない」という状態になりやすいです。

加えて、腎臓や肝臓の病気が隠れている場合は、食欲不振が最初のサインになることもあります。


歯を痛がるゴールデンレトリバー

次にストレスや環境の変化です。

引っ越しや模様替え、家族構成の変化(赤ちゃんや新しいペットの登場)などは、ワンちゃんにとって大きな刺激。

繊細な子ほど「安心できない環境」では食欲が下がりやすいです。 また、季節の変化や気温の上昇も食欲に影響します。

特に夏は暑さで消化機能が落ち、食欲が減るのは人間と同じです。

飼い主さんができることは、日々の観察

・元気はあるか ・お散歩や遊びには行きたがるか ・ウンチやオシッコはいつも通りか ・体重は減っていないか

こうした点をチェックすることで、「ただの気分」なのか「病気のサイン」なのかを見分けやすくなります。

もし2日以上続くようなら、早めに獣医師に相談するのが安心です。

もちろん、少しの工夫で改善する場合もあります。

たとえば香りを立てるためにご飯をぬるま湯でふやかしたり、軽く加熱して匂いを引き出すのも効果的です。


つまり、「食べない=わがまま」と決めつけずに、体調や心の状態を一緒に見てあげることが大切。

ワンちゃんの“食べないサイン”は、飼い主さんに送っている大切なメッセージなのです。


ドライフードを食べたがらない柴犬

与え方ひとつで食いつきが変わる!

ワンちゃんがご飯を食べないとき、内容ばかりに目がいきがちですが、実は「与え方」を工夫するだけで食いつきが大きく変わることがあります。

人間でも、同じ料理でも盛り付けや雰囲気で美味しく感じるように、ワンちゃんにとっても食事のシチュエーションはとても重要です。

まず大切なのは時間を決めること

フードを出しっぱなしにしてしまうと、いつでも食べられる安心感から、逆に「今食べなくてもいいや」と思わせてしまいます。

おすすめは15〜20分ほど出して、食べなければ一度下げること。

これを続けることで「食べられる時間は限られている」と理解し、食欲にメリハリが出やすくなります。

次におやつとのバランスです。

ご飯の前におやつをたっぷり食べてしまえば、お腹が空いていないのは当然ですよね。 おやつはご飯を食べたあとの“ごほうび”として与えるのが理想的。

そうすることで「まずはご飯を食べること」が習慣になりやすいです。


おやつを喜ぶミニチュアシュナウザー

さらに、食事の雰囲気作りも意外と効果的です。

飼い主さんが楽しそうに「ごはんだよ!」と声をかけたり、食べ始めたらしっかり褒めることで、ワンちゃんは「ご飯=うれしい時間」と学習します。

特に社会的な動物であるワンちゃんは、飼い主さんの表情や声色に敏感。食事の時間を明るい雰囲気にするだけで、食べ方が変わる子も多いのです。

つまり、ご飯を食べるかどうかは「内容」だけではなく、「与え方」次第でも変わるということ。ちょっとした工夫で、毎日のご飯が“待ち遠しい時間”に変わるかもしれません。


楽しくごはんを食べるボーダーコリー

香り&トッピングでご飯をもっと魅力的に

ワンちゃんは“香りの動物”と言われるほど、嗅覚に敏感です。

だからこそ、同じフードでも香りを立たせたり、ちょっとしたトッピングを加えるだけで「食べたい!」という気持ちを引き出すことができます。

たとえばドライフードをそのまま与えるよりも、ぬるま湯でふやかして香りを広げるだけでも食欲アップにつながります。

また、軽く温めてあげると匂い成分が引き立ち、「ご飯=美味しそう」という印象に変わります。

これは人間が“湯気の立ったご飯を美味しく感じる”のと同じ感覚ですね。

さらにおすすめなのがトッピングの工夫です。

ほんのひと手間加えるだけで、ワンちゃんにとっては「特別なご飯」に変わります。

たとえばWANMARTの「ふりかけシリーズ」は、緑イ貝・本鮪・牡蠣・鰻など種類が豊富で、サッとかけるだけで香りと栄養がプラスされます。

関節ケアや毛艶改善など目的別に選べるので、健康サポートと嗜好性アップを同時に叶えられるのも魅力です。


緑イ貝ふりかけ 約50g
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国産本鮪ふりかけ
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また、トッピングしやすい食材として人気なのが「ささみ」です。

低脂肪で消化にもやさしく、香りや旨味がご飯全体を包み込みます。

WANMARTでも、手軽に使えるささみ商品があるので、普段のフードに混ぜるだけで“ごちそう感”を演出できます。


国産鶏ささみ
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合鴨ささみ
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国産黒ホロホロ鳥ささみ 1パック約80g
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その他にも、馬うまミンチや京鴨雛ミンチなどをスプーン1杯加えるだけで、香りのインパクトがぐっと強まり、ワンちゃんの食欲スイッチが入る子も多いです。

栄養バランスが整った食材なので、安心して毎日の食事に取り入れられるのもポイントです。


馬うまミンチ
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京鴨雛ミンチ
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つまり、食べないときに「ご飯を残す=困ったこと」と考えるのではなく、「ご飯をもっと魅力的にしてあげるチャンス」と捉えることが大切。

香りやトッピングを味方にすれば、ご飯の時間がワンちゃんにとって“待ち遠しいイベント”へと変わっていきます。


マンネリ解消!飽きさせないご飯の工夫

毎日同じご飯を食べていると、ワンちゃんも「もう飽きちゃった」と感じることがあります。

人間でも、毎日同じ献立が続くと「今日は違う味が食べたいな」と思うのと同じです。

ご飯を食べなくなる原因のひとつに、この“マンネリ”が隠れていることも少なくありません。

そこでおすすめなのが、タンパク源をローテーションする方法です。

例えば、馬肉→鴨肉→魚→牛肉…と種類を変えるだけで、風味や食感が変わり、ワンちゃんにとっては新鮮なごちそうに。

栄養の偏りを防ぐ効果もあるので、一石二鳥です。 WANMARTでは、お肉やお魚の多彩なラインナップが揃っているので、気軽にローテーションを楽しめます。


国産キハダマグロ
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また、調理法を変える工夫も効果的です。

生肉を中心にしている場合は、軽くボイルして香りを立たせたり、逆に普段は加熱している食材を一部だけ生に切り替えてみるなど、ちょっとした変化が食欲を刺激します。


PERFECTを湯せんする

さらに簡単にできるのが、ふりかけや野菜トッピングの活用 たとえばWANMARTの「ふりかけシリーズ」は、週ごとに違う種類をかけるだけで香りや味の印象がガラッと変わります。

野菜なら蒸したブロッコリーやかぼちゃを少量添えるだけでも彩りが出て、「見た目に楽しい=食欲をそそるご飯」になります。


トッピングの乗ったフレッシュフードを喜ぶミニチュアシュナウザー

ただし、注意点もあります。 毎回大きく味を変えてしまうと「もっと違うのが欲しい」と“グルメ犬”になってしまうことも。

変化はあくまで少しずつ、普段のご飯にプラスする程度にとどめるのがポイントです。

そして、飽き対策としてとても役立つのがWANMARTの「PERFECTシリーズ」。 これは栄養バランスが整ったホールフード設計なので、ローテーションしながらでも主食として安心して使えます。

ミンチ状でトッピングにも便利なので、毎日のご飯に変化をつける心強い味方です。


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つまり、「食べない=問題」ではなく、「工夫次第で楽しめるチャンス」。

ちょっとした変化で、ワンちゃんの毎日のご飯が「今日はどんな味?」と楽しみにしてくれる時間に変わるはずです。


「食べない=悪いこと」ではない視点も大切に

ワンちゃんがご飯を食べないと、飼い主さんはどうしても「何か問題があるのでは?」と不安になってしまいますよね。

けれども、実は“食べないこと=必ず悪いこと”とは限りません。

少し視点を変えてあげると、気持ちもぐっと楽になり、ワンちゃんとの関係も穏やかになります。

まず覚えておきたいのは、ワンちゃんにも食欲の波があるということです。

人間でも「今日はお腹があまり空いていない」 「昨日食べすぎたから軽くでいい」という日がありますよね。

それと同じで、ワンちゃんも日によって食欲が強いときと弱いときがあります。

1食や2食食べなくても、元気に過ごしていて体調に変化がなければ、そこまで心配はいりません。


また、空腹は自然なサイクルの一部でもあります。

消化器官を休ませる時間があることで、胃腸の働きが整い、体のリズムを保つことにもつながります。

特にシニア犬では代謝が落ちているため、若い頃より食べる量が減るのは自然なことなのです。


ただし、「食べない」が何日も続いたり、体重が減ってきたり、元気がなくなったりする場合は要注意。

その場合は病気のサインである可能性もあるので、早めに動物病院に相談することをおすすめします。


医者に診てもらうゴールデンレトリバー

まとめ

ワンちゃんが「おやつは食べるのにご飯は食べない」というのは、多くの飼い主さんが直面する悩みです。

原因は嗜好性の違いや体調、与え方、飽きなどさまざまですが、いずれも工夫次第で改善できることがほとんどです。

大切なのは「食べない=わがまま」と決めつけず、その背景にある気持ちや体調を見てあげること。

そして少しの工夫でご飯を“特別な時間”に変えてあげることです。

「なかなか食べてくれない…」と焦る気持ちもあるかもしれませんが、ワンちゃんのペースを尊重しながら一緒に工夫していくことが、より良い食事習慣への近道です。

無理なく、楽しく、ご飯の時間を支えていきましょう。


フレッシュフード見つめるワンちゃん

 



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