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シュナウザーと楽しく暮らすための全知識|性格・しつけ・おすすめフードまで

  • 執筆者の写真: WANMART
    WANMART
  • 5月6日
  • 読了時間: 18分

更新日:6月25日

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キリッとした眉毛と立派なひげ──まるで紳士のような佇まいが印象的なシュナウザー


その独特な風貌と、忠実で賢い性格が魅力の犬種です。


家族に深い愛情を示し、コミュニケーション能力も高く、初めて犬を迎える方にもおすすめです。

この記事では、シュナウザーの特徴から健康管理、しつけ、さらにはWANMARTのおすすめ商品まで、初めての方にもわかりやすくご紹介します!



シュナウザーの種類と特徴

「シュナウザー」はドイツ生まれの犬種で、以下の3つのサイズに分類されます。

日本では特に小型で飼いやすいミニチュア・シュナウザーが人気です。


  • ミニチュア・シュナウザー(小型)

    日本で最も人気があり、家庭犬として親しまれています。


  • スタンダード・シュナウザー(中型) 原種に近く、農場犬や番犬として活躍。


  • ジャイアント・シュナウザー(大型) 警察犬・護衛犬など作業犬としての適性が高いタイプ。


日本ではマルモのおきての"ムック"でブームが起きた

ミニチュア・シュナウザーが日本で一気に認知を高めたきっかけのひとつが、2011年に放送されたフジテレビ系ドラマ『マルモのおきて』です。


主人公・高木護(演:阿部サダヲ)と暮らす双子の子どもたちとともに登場するのが、しゃべる犬「ムック」。

実際にミニチュア・シュナウザーのオスが演じ、その見た目の愛らしさとコミカルな演出が話題を呼びました。


ムックの“声”を担当したのはお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀さん。

人間の言葉を話すという設定と、どこか憎めない性格で、視聴者の心をつかみました。


また、主題歌『マル・マル・モリ・モリ!』(芦田愛菜さんと鈴木福さんのデュエット)も大ヒットし、子どもから大人まで幅広い世代に親しまれました。


このドラマをきっかけに、「あの犬はなに?」と話題になり、ミニチュア・シュナウザーの人気が急上昇。以来、日本においても「賢くて人懐っこい、ひげ顔のかわいい犬」として定着し、多くの家庭で愛される存在となりました。


白黒タイプのミニチュア・シュナウザー
劇中に登場した白黒タイプのミニチュア・シュナウザー

キャス・キッドソンの"ビリーちゃん"

イギリス発のライフスタイルブランド「キャス・キッドソン(Cath Kidston)」の中で、長年愛されてきたアイコン的存在が、ミニチュア・シュナウザーをモチーフにした「ビリーちゃん(Billie the Dog)」です。


赤い首輪をつけたミニチュア・シュナウザーのビリーちゃんは、どこか上品で優しげな表情が印象的。

実はこのキャラクター、創業者キャス・キッドソン本人が飼っていたシュナウザーをモデルにして生まれたという、愛情のこもった存在です。


2010年代に登場して以来、ビリーちゃんはブランドの定番プリントとしてトートバッグやポーチ、マグカップ、ステーショナリー、ベビー用品まで、幅広い商品に登場してきました。


中でも、花柄との組み合わせで展開された「ビリー&ローズ」シリーズは、キャス・キッドソンらしい英国的な可憐さと温もりを象徴するデザインとして大人気に。


ブランドのテーマである「モダンヴィンテージ」や「日常の中の小さな幸せ」を体現する存在として、ビリーちゃんは多くのファンにとって癒やしの象徴となっています。

特に犬好きやシュナウザーファンの間では、“見つけたら買ってしまう”ほどの根強い人気がありました。


近年、ブランドのリニューアルにともなって登場機会は減っていますが、復刻コレクションや中古市場ではいまも根強い需要があり、ファンコミュニティの中では「幻の名キャラ」として語り継がれています。


単なるキャラクターではなく、実在の愛犬との日々から生まれたビリーちゃん。

シュナウザーが持つ知性ややさしさ、そして生活に寄り添う存在としての魅力が、キャス・キッドソンというブランドの世界観そのものと重なり合っています。


白いシュナウザー
赤い首輪のミニチュア・シュナウザー イメージ

シュナウザーの歴史とルーツ:多彩なサイズと役割をもつ万能犬

シュナウザーは、15世紀頃のドイツで誕生した非常に歴史ある犬種です。

名前の由来はドイツ語の「Schnauze(シュナウツェ)」、つまり「口ひげ」。


その名の通り、立派な口ひげと眉毛が印象的な外見は、現在でもシュナウザーのトレードマークとして親しまれています。


シュナウザーには、体格によって3つのタイプが存在します。ルーツは同じでも、それぞれ異なる目的のために改良されており、サイズごとに性格や役割も少しずつ異なります。


■ ミニチュア・シュナウザー(小型)

19世紀末、都市部の家庭でも飼いやすいようにと、スタンダード・シュナウザーに小型犬(主にプードルやアーフェンピンシャー)を掛け合わせて誕生したのがミニチュア・シュナウザーです。

小さな体でも骨格はしっかりしており、愛らしさと力強さを兼ね備えた家庭犬として世界中で人気を博しています。ネズミ退治などの作業犬としての性質も残しつつ、賢く人懐っこい性格で、都会生活にもフィットするバランスの良さが魅力です。


■ スタンダード・シュナウザー(中型)

もっとも原始的なタイプがこのスタンダード・シュナウザーです。

ドイツの農村地帯でネズミや害獣を追い払うために飼われ、番犬としても重宝されてきました。中世ヨーロッパの銅版画や絵画にも似た風貌の犬が描かれており、長い歴史を持つことがうかがえます。

見た目はテリアに似ていますが、血統的には「ピンシャー系」に分類され、ドーベルマンやアーフェンピンシャーといった犬種に近い関係にあります。


■ ジャイアント・シュナウザー(大型)

スタンダード・シュナウザーを基に、グレート・デーンやロットワイラーなどの大型犬を交配し、20世紀初頭に作出されたのがジャイアント・シュナウザーです。

牛追いや荷物の護衛といった重作業を担うワーキングドッグとして活躍。その優れた訓練性能と忠誠心の高さから、軍用犬や警察犬としても採用されるほどの信頼性を誇ります。

現在でもヨーロッパでは頼れる作業犬として重宝されています。


3種のシュナウザー
ジャイアント・スタンダード・ミニチュア イメージ

外見の魅力:唯一無二の「ひげ顔」とスクエアシルエット

シュナウザーの最大の特徴は、誰もが一目で覚える「ひげ顔」です。まるで哲学者のような落ち着きと知性を感じさせる顔立ちは、シュナウザーだけが持つ特別な魅力。

眉毛や口ひげの存在によって表情が豊かに見えるため、感情が読み取りやすく、愛着もひとしおです。


■ 体型の特徴:スクエア型の美しいプロポーション

シュナウザーの体型は「スクエア型」と呼ばれ、胴と脚の長さのバランスがほぼ1:1になるコンパクトなつくりが基本です。


  • 筋肉質で引き締まった体つき

  • 深い胸としっかりした肋骨

  • 背筋はまっすぐで力強い印象


この体型は、農作業や害獣駆除といった実用性に裏打ちされており、美しさと機能性を兼ね備えた美しいプロポーションといえるでしょう。


■ サイズによる違いと共通点

シュナウザーはサイズが違っても、基本的なフォルムや毛並みの質感には共通点が多く見られます。以下がそれぞれのサイズ感と印象です


  • ミニチュア・シュナウザー(30〜35cm、5〜8kg) かわいらしく家庭犬向き

  • スタンダード・シュナウザー(45〜50cm) 均整の取れた中型犬、万能な作業犬タイプ

  • ジャイアント・シュナウザー(60〜70cm) 迫力ある風貌で警備や訓練向け


どのサイズも、キリッとした目元と高密度なワイヤーコートが共通した魅力です。


■ 顔の特徴:ひと目でわかる「哲学者フェイス」

シュナウザーの顔立ちは、まさに唯一無二。見る人に強く印象を残す「ひげ顔」と「キリッとした眉」が、この犬種ならではの魅力です。


  • 太く立体的な眉毛が前方にせり出しており、まるで人間のような豊かな表情を見せてくれます。少し困ったような顔をするときもあり、思わず笑ってしまうような仕草が魅力。

  • 口元からあごにかけての“ひげ”も特徴的。手入れされた口ひげは風格があり、まるで賢者のような雰囲気を漂わせます。

  • 耳の形は個体によって異なり、自然な状態では垂れ耳、断耳されている場合はピンと立った耳になります(日本では垂れ耳が一般的)。

  • アーモンド型の瞳は、柔らかくも知的な輝きを放ち、飼い主の気持ちをよく読み取る表情を見せてくれます。


このように、眉・ひげ・瞳という「顔の三点セット」によって、感情が表に出やすく、“まるで小さな人間”と一緒に暮らしているような親しみを覚える方も多いです。


シュナウザー 顔のアップ
哲学者フェイス

■ 被毛の特徴:しっかりガードでお手入れは丁寧に

シュナウザーの被毛は「ダブルコート(二重構造)」で、硬めの上毛と柔らかい下毛の組み合わせによって、見た目の美しさと機能性を両立しています。


  • 上毛(トップコート)は「ワイヤーコート」と呼ばれる硬くてザラっとした質感。泥や雨をはじきやすく、アウトドアにも強いのが特徴です。

  • 下毛(アンダーコート)はふわっとした保温性のある毛で、寒暖の差から体を守ってくれます。

  • 抜け毛は比較的少なめですが、伸び続ける毛質のため、月1回程度のトリミングが必要になります。

  • 被毛の手入れには「ストリッピング(硬毛を抜いて整える方法)」と「クリッピング(バリカンで短く刈る方法)」があり、家庭用ではクリッピングが主流です。


アレルゲンの拡散が少ないことから、「犬アレルギーが軽度の人でも飼いやすい犬種」として注目されることもあります。


■ 毛色のバリエーション:見た目も個性に

シュナウザーは毛色によって印象が大きく変わるのも魅力のひとつ。

色によって「凛々しい」「やさしい」「上品」など、雰囲気がガラリと変わります。

  • ソルト&ペッパー(白黒ミックス) 最もよく見られる毛色。全体的にグレーがかった中に白が混じり、特に口元のひげが白くなることで“表情が際立つ”印象に。

  • ブラック 全身が真っ黒な毛に覆われており、光沢のある毛並みは高貴で引き締まった雰囲気。落ち着きと重厚感が魅力です。

  • ブラック&シルバー 黒い体の中に、顔・胸・脚にシルバーのマーキングが入った華やかな毛色。明るさとシックさがバランスよく共存し、スタイリッシュな印象。

  • ホワイト(ミニチュアのみ) 全身が純白で、清潔感と可憐さを兼ね備えたカラー。特に日本では近年人気が高まっており、SNS映えも抜群です。

それぞれのカラーに合わせてカットスタイルやアクセサリーを楽しむ飼い主さんも多く、「どのカラーにするか」で個性の演出が広がります。


性格と習性

シュナウザーは、見た目の愛らしさだけでなく、賢くて忠誠心が強く、活発な性格でも知られています。

サイズに関わらず共通する気質が多く、「家族思いで警戒心が強い」「感情豊かでコミュニケーション上手」といった特徴があります。

特にミニチュア・シュナウザーは、人懐っこくて明るい性格が魅力で、飼い主とのスキンシップを好み、家族の一員として行動をともにするのが好きです。

一方で、縄張り意識が強く、見知らぬ人や物音には敏感に反応するため、番犬としての資質も持っています。


非常に頭が良く、しつけの飲み込みも早い反面、頑固な一面もあるため、一貫性のある接し方が必要です。

甘やかしすぎるとわがままになりやすいので、子犬のうちからしっかりとルールを教えることが大切です。


また、シュナウザーはエネルギッシュで運動が大好き。

散歩や遊びを通じてエネルギーを発散させることで、ストレスをためにくくなり、問題行動の予防にもつながります。


さらに、知的好奇心が強く、退屈を嫌う傾向があるため、おもちゃやトレーニングを取り入れて頭を使う機会を与えるとよいでしょう。

総じて、シュナウザーは「家族と強く結びつきたい社交的な番犬タイプ」と言える存在です。

正しく育てれば、忠実で信頼できる最高のパートナーになります。


かかりやすい病気と対策

シュナウザーは比較的健康的な犬種とされていますが、遺伝的・体質的にかかりやすい特定の病気がいくつかあります。

特にサイズ(ミニチュア・スタンダード・ジャイアント)によってリスクの高い病気も異なるため、それぞれの特徴を理解し、早期発見・予防・日常のケアを心がけることが大切です。


共通してかかりやすい病気とその対策

1. 白内障・進行性網膜萎縮(PRA)などの眼疾患

シュナウザーは目の病気に注意が必要な犬種です。

特に高齢になると白内障のリスクが高まり、進行すると失明することも。

若年性白内障や進行性網膜萎縮(PRA)は遺伝性の場合が多く、早期発見が重要です。


対策:

- 定期的な眼科検診(年1回程度)

- 目ヤニや見えにくそうな様子に気づいたらすぐ受診

- 暗い場所での行動チェック(視覚低下の兆候)


2. 皮膚疾患(脂漏症、アレルギー性皮膚炎 など)

皮膚が敏感で、脂漏症(皮脂の分泌異常)やかゆみ・赤みなどを伴うアレルギー性皮膚炎を起こすことがあります。

特にミニチュア・シュナウザーは皮膚トラブルが比較的多い傾向にあります。


対策:

- 定期的なシャンプー(皮膚に優しい専用シャンプーを使用)

- 食物アレルギー対策としてフードの見直し(グレインフリーやアレルゲン除去)

- 保湿・通気を意識した被毛ケア


3. 尿路結石・膀胱炎

特にミニチュア・シュナウザーに多く見られる病気。

結石が尿道や膀胱にできることで、排尿トラブルや膀胱炎、重度の場合は腎臓にも影響が出ることがあります。


対策:

- 水分摂取を意識(ウェットフードや飲水器の工夫)

- 尿検査を定期的に受ける

- ミネラルバランスに配慮した食事(シュナウザー用の尿路ケアフードもおすすめ)


4. 糖尿病

ミニチュア・シュナウザーは、体質的にインスリン抵抗性を起こしやすいとされており、糖尿病のリスクが高いです。

過体重や運動不足がリスクを高めます。


対策:

- 適切な体重管理と定期的な運動

- 高タンパク・低脂肪・低糖質の食事管理

- 年1〜2回の健康診断と血糖値チェック


サイズ別で注意すべき病気

【ミニチュア・シュナウザー】

- 膵炎:脂肪分の高い食事やおやつが引き金になることがあります。

- てんかん:軽度でも繰り返すようであれば早期に獣医相談を。

- 気管虚脱:小型犬に多く、呼吸音がゼーゼーする場合は注意。


【スタンダード・シュナウザー】

- 股関節形成不全:大型犬寄りの体格ゆえに、関節の異常に注意が必要。

- 外耳炎:耳が比較的立っているため油断しがちだが、ケアは大切。


【ジャイアント・シュナウザー】

- 甲状腺機能低下症:代謝異常を起こしやすく、元気がなくなる・毛が抜けるなどの症状。

- 胃捻転(胃拡張捻転症候群):大型犬特有の急性症状で、早急な処置が必要。


日常でできる予防・ケア

- 適切な食事管理:年齢・体質に合ったフードを選び、与えすぎに注意

- 適度な運動:散歩・遊びで筋肉と代謝を維持

- 定期的な健康診断:最低でも年1回、シニア期は年2回を目安に

- 口腔ケア:歯周病予防のため、歯みがきやデンタルグッズを活用

- ストレス軽減:穏やかな生活環境を整えることも病気予防につながります


病気と上手につきあうポイント

シュナウザーは飼い主との信頼関係が強い犬種です。

日々の様子に注意を払い、「いつもと違う」と感じたら早めの受診が肝心です。

遺伝的要素が強い病気でも、生活習慣の改善で進行を抑えたり、症状を軽くすることができます。

また、近年はシュナウザー向けに開発された療法食やサプリメントも多く、獣医師と相談しながら上手に活用すると良いでしょう。


飼い方のポイント

1.食事

シュナウザーは皮膚や泌尿器系のトラブルが起きやすい体質を持つため、食事は健康管理の要です。

シュナウザーには、低脂肪・高タンパクな馬肉や鴨肉を使った食事がおすすめです。

特にミニチュア・シュナウザーは尿路結石や膵炎、肥満などのリスクがあるため、消化しやすく、内臓への負担が少ない良質な動物性タンパク質を選ぶことが大切です。

馬肉は脂肪分が少なく亜鉛、鉄分が豊富で、皮膚や被毛の健康にも効果的。

鴨肉はビタミンB群が多く、筋肉維持や代謝促進に役立ちます。

どちらもアレルゲンになりにくい食材として注目されており、食物アレルギーのある子にも適しています。


WANMARTでは、シュナウザー向けに馬肉・鴨肉を使ったグレインフリーフードやトリーツも取り扱っており、日々の健康管理に最適です。


また、飲水量が少ない子にはウェットフードやスープトッピングを取り入れるのもおすすめです。


WANMARTのおススメ PERFECTシリーズ

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PERFECTを美味しそうに食べるミニチュア・シュナウザー


2.散歩・運動

シュナウザーはエネルギッシュで知的好奇心が旺盛な犬種。

適度な運動は、肥満予防だけでなくストレス解消や問題行動の防止にもなります。


- 毎日の散歩は朝夕1回ずつ、1回30分前後が理想。

- ボール遊びや知育トイを使った「頭と体を使う運動」も◎。

- ミニチュアサイズでも運動量は意外と多く、室内だけでは足りません。


家族と一緒に外出することで絆も深まり、社会性や順応性も育てることができます。


散歩するシュナウザー

3.被毛のお手入れ

シュナウザーの特徴的な被毛(ダブルコート)は、抜け毛が少ない代わりに、定期的な手入れが必要です。

特に顔周りのヒゲや眉毛は汚れやすく、こまめにケアしましょう。


- 週に2~3回のブラッシングで毛玉や汚れを防止。

- 1〜2か月に1回はトリミングが必須(特にミニチュアの場合)。

- 目元・口元・お尻まわりは毎日チェック。汚れたら部分洗い。


4.住環境

シュナウザーは家族との絆を大切にする、室内飼育向きの犬種です。

落ち着いた生活スペースを確保しながらも、刺激のある遊び場や安心できる居場所を用意することがポイントです。


- 居場所には静かで風通しのよい場所にベッドやクレートを設置。

- フローリングは足腰に負担がかかるため、滑り止めマットを活用。

- 誤飲防止のため、小さな物は片づける習慣を。

- 留守番時には知育トイやガムで退屈しのぎの工夫も効果的。


5.しつけのコツ

シュナウザーは非常に賢く、飼い主に対して忠実な犬種であるため、しつけがしやすい反面、対応を間違えると頑固さや警戒心が強く出てしまうこともあります。

そのため、しつけにはいくつかのポイントを押さえて、根気よく、愛情を持って接することが大切です。


◆ 基本は「褒めて伸ばす」ポジティブトレーニング


シュナウザーは飼い主の言葉や態度をよく観察し、機嫌や雰囲気を敏感に感じ取る犬種です。

そのため、叱るよりも「褒めて教える」しつけが効果的。

特に、おやつや声かけなどの“ごほうび”を上手に活用したポジティブ強化が、習得スピードを早めます。

指示に従ったときはすぐに褒め、失敗したときは無反応を基本とし、怒鳴る・たたくといった方法は逆効果になりやすいため注意しましょう。


◆ 一貫性のあるルールと家族全体での統一


シュナウザーは頭が良いため、一度学んだことはしっかり記憶します。

ただし、ルールが日によって変わったり、人によって甘さが違うと混乱し、言うことを聞かなくなることも。

「ソファに乗っていいのかダメなのか」「おやつはどういう時にだけもらえるのか」など、家庭内でしつけの方針を統一することが大切です。


◆ 社会化は子犬の頃からしっかりと


シュナウザーは見知らぬ人や音に対して警戒心を持ちやすい性格です。

そのため、子犬のうちに積極的な社会化が必要です。


- 他の犬や人と接する機会をつくる

- 車や掃除機、インターホンなどの音に慣らす

- 知らない場所でも落ち着いて過ごせる練習をする


これにより、成犬になってからの無駄吠えや噛み癖、極端な内弁慶を予防することができます。


◆ 無駄吠え対策は「吠える前の対応」と「静かにできた時の強化」


シュナウザーは番犬気質があり、物音や訪問者に対して敏感に吠えることがあります。吠えてから対処するのではなく、吠える前の段階で注目をそらしたり、落ち着かせる指示(例:「おすわり」「おいで」)を出すことが有効です。

また、静かにできたときにたっぷり褒めることで、「静か=良いことがある」と学習させるのがポイントです。


◆ 知的好奇心を満たすトレーニングでストレス予防


シュナウザーは頭を使うことが大好きなので、日常的に「考える遊び」や「指示に従う遊び」を取り入れると、しつけにもメリハリが出て良い効果を生みます。


- 知育トイでおやつ探し

- 新しいコマンドを覚える練習

- ハンドサインと声をセットで覚える


このような取り組みで、ストレスをためにくく、学習意欲の高い状態をキープできます。

シュナウザーのしつけは、「賢さ」と「頑固さ」のバランスを理解し、愛情とルールを持って一貫性のある対応をすることが成功の鍵です。

褒めるしつけをベースに、早期の社会化、家族全員での統一したルール作り、知育を取り入れた楽しいトレーニングを心がければ、シュナウザーは頼もしいパートナーになってくれます。


WANMARTスタッフのひとこと

シュナウザーは本当に人との距離が近い犬です。

毎日いろんな表情を見せてくれるので、まるで小さな家族の一員。

白いミニチュアシュナウザーがいるスタッフは涙焼けに悩んでこれまで涙焼けが出なくなるサプリなど、色々試していました。


それまでは従来のドライフードを与えていましたが、PERFECTシリーズの馬・鴨ミンチに置き換えたところ、涙焼けがほぼなくなりました。


白いシュナウザーとPERFECT Horse

また、食事量、運動量は変わってないのに肥満気味だった体系がかなりスリムになりました。


血液検査でも腎臓の数値に問題があったのが改善されたので、シュナウザーと馬肉、鴨肉は相性が良いのかもしれませんね!


WANMARTでは、そんなシュナウザーとの生活をより楽しく、より安心にするアイテムをそろえています!


WANMARTのおススメ PERFECTシリーズ

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シュナウザーとの暮らしを楽しむために

シュナウザーは、見た目のユニークさ、知性、忠誠心を兼ね備えた、まさに「パートナー」と呼べる犬種です。


しっかりとしたケアと信頼関係があれば、何年にもわたって深い絆を築けるでしょう。

WANMARTでは、シュナウザーとの暮らしを快適にするためのフードを幅広く取りそろえています。


あなたのシュナウザーライフが、もっと楽しく、もっと豊かになりますように。




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