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キャバリアと暮らす幸せ|健康と可愛さを守る完全ガイド

  • 執筆者の写真: WANMART
    WANMART
  • 5 日前
  • 読了時間: 24分
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キャバリアの魅力

大きくてつぶらな瞳に、つややかな長い耳。 キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、まるでぬいぐるみのような愛らしさを持つワンちゃんです。 その可愛さに一目惚れして家族に迎える人が、世界中にたくさんいます。


キャバリアの魅力は、見た目の可愛さだけではありません。

とにかく人が大好きで、甘えん坊で、すぐに人のそばに寄り添ってくれる優しさがあります。

ちょっと落ち込んだときでも、ふわっと寄り添ってくれるキャバリアの存在に癒やされる飼い主さんは少なくありません。

穏やかでフレンドリーな性格なので、小さなお子さんやお年寄りのいる家庭にもよくなじみます。

初めてワンちゃんを飼う方にも比較的育てやすく、一緒に過ごす時間が増えるほど絆が深まるのがキャバリアの良いところです。


とはいえ、どんなワンちゃんにも個性があるように、キャバリアにも得意不得意はあります。

特に心臓の病気には注意が必要で、健康を守るための正しい知識を持っておくことが大切です。

日頃のケアをしっかりすることで、キャバリアとの暮らしはもっと安心で楽しいものになります。

見た目の可愛さ、性格の優しさ、そして家族を包み込むような温かさ。

そんなキャバリアの魅力を、これから一緒に詳しく見ていきましょう!

キャバリアにぴったりのフード選びやケア方法をお伝えしていきます。

ぜひ最後まで楽しみながら読んでみてくださいね。


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キャバリアってどんな子?性格・習性・可愛い毛色バリエ

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、イギリス生まれの小型犬です。

名前がちょっと長いので「キャバリア」と呼ばれることがほとんどですね。

つぶらな瞳とふわっとした長い耳、そしてまるで絹のような被毛が大きな特徴です。


キャバリアの性格をひとことで言うと、とにかく「優しくて人が大好き」。

おおらかで穏やか、怒ることが少なく、誰にでも尻尾を振ってくれる子が多いです。

他の犬や猫、小さなお子さんとも上手に付き合えるので、家庭犬としてとても人気があります。

人と一緒にいることを心から喜ぶので、飼い主さんが家にいるときはぴったり寄り添ってくれる子も多いです。

反面、ひとりぼっちが少し苦手な子も多いので、長時間のお留守番が続くと寂しさからストレスを感じることも。寂しがり屋さんなところもまた愛おしいポイントです。



活発で遊び好きな一面もあり、ドッグランで走るのが大好きな子も多いです。

一緒にお散歩したり、室内でおもちゃ遊びをしたり、飼い主さんとコミュニケーションを取る時間をとても大切にします。

のんびりソファで寄り添ってくれるかと思えば、突然スイッチが入って部屋の中を元気に駆け回る子もいます。

そんな気まぐれで陽気なところもキャバリアのチャームポイントです。


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キャバリアの体の大きさは、成犬で体重5〜8kg前後が一般的です。

小型犬の中ではややがっしりとした骨格で、抱き心地はふわふわだけど意外としっかりしています。

骨格がしっかりしている分、体重が増えすぎると足腰や心臓に負担がかかりやすいので、体重管理は大切です。


被毛はシルクのようにやわらかく、少しウェーブがかかっている子もいます。

耳や胸元、足回り、しっぽに飾り毛がついていて、これがまたキャバリアらしい優雅な雰囲気を作り出しています。

定期的なブラッシングをしてあげることで、この美しい毛並みをずっと保つことができます。


カラーの種類もキャバリアの楽しみのひとつです。

代表的なのは「ブレンハイム」と呼ばれる栗毛と白の組み合わせ。

おでこに「ブレーズ」と呼ばれる白いすじが入っている子も多く、チャーミングです。

他にも、全身が赤茶色の「ルビー」、黒地に茶色が混じる「ブラック&タン」、黒・白・茶の三色が入る「トライカラー」があります。

どのカラーも優雅で可愛く、見る人によって「やっぱりブレンハイムが好き!」「私はルビー派!」と好みが分かれるのも面白いところです。


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性格や習性に関しても個体差はありますが、全体としては穏やかで陽気、そして人と一緒にいることが大好きな子が多いと言われています。

子犬の頃から人と触れ合う時間をしっかり作ってあげると、さらに人懐っこさに磨きがかかります。

逆に放っておかれると寂しがりやで吠えてしまったり、いたずらをして気を引こうとする子もいます。

だからこそ、キャバリアには「たっぷりの愛情」と「たっぷりの時間」が何よりのご褒美です。


その柔らかい毛並みとおだやかな性格に、思わず頬ずりしてしまう人も多いキャバリア。

これから迎えようかな?と考えている方は、ぜひその優しさに触れてみてください。一緒に過ごす時間が長いほど、家族の絆は深まっていきます。


王室に愛されたキャバリアのちょっと素敵な歴史

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの歴史をたどると、ただの愛玩犬ではなく、元々は立派な鳥猟犬だったことがわかります。

小型のスパニエルとして、森で野鳥を見つけ、飼い主のもとへ追い立てる役目を果たしてきました。

その働きぶりは小さな体とは思えないほど勇敢で、飼い主にとっては頼れる猟犬だったのです。


しかし、その人懐っこくて甘えん坊な性格から、次第に膝の上で可愛がられる愛玩犬としても人気を集めるようになりました。

寒いお城の中で貴婦人たちの膝を温めたり、ノミを集めて人間を守ったりという役割もあったそうです。


スコットランドのメアリー女王も、この小さなスパニエルをこよなく愛した一人です。 女王が幽閉されたときも、最期の瞬間まで愛犬をそばに置いていたという逸話は、犬と人の絆の深さを感じさせます。


時代が進むと、17世紀のイギリス国王チャールズ2世がこの犬種を特に溺愛したことで、「キング・チャールズ・スパニエル」という名前が定着しました。 チャールズ2世はどこへ行くにも何匹ものスパニエルを連れて歩き、寝室にまで一緒に連れて入っていたそうです。 当時の絵画には、国王の膝の上や足元でくつろぐ小さなスパニエルが数多く描かれています。


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そんなに愛されてきたスパニエルですが、時代とともに犬の流行が変わり、鼻の短い顔立ちの犬が人気になると、短頭種との交配が進んでいきました。 この影響で、昔ながらの細長い鼻を持つスパニエルは、いつの間にか姿を消しつつあったのです。

しかし「この犬を元の姿に戻したい!」と願った愛犬家たちが、20世紀に立ち上がりました。 1920年代、絵画に残る古いスパニエルの姿をもとに、昔の面影を残す犬を探し出し、交配を重ねて生まれたのが、現代の「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」です。


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「キャバリア」という言葉には「騎士」という意味があります。 飼い主に忠実に寄り添い、いつもそばで見守ってくれる、まるで忠義の騎士のような存在でいてほしい――そんな願いが込められているのです。

鳥猟犬としての勇敢さ、貴婦人に愛された温かさ、そして王室に仕えた誇り。キャバリアの可愛い顔の奥には、こんなにも豊かな歴史が詰まっています。

だからこそ、キャバリアは昔から「人と一緒にいる時間」が何よりの幸せなのです。 何百年もの間、ずっと人と暮らしてきたからこそ、今の穏やかで優しい性格につながっています。

この長い物語を知ると、キャバリアのつぶらな瞳がちょっぴり誇らしげに見えてくるかもしれませんね。


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気をつけたい病気の話|心臓・耳・目・関節まで徹底ケア

キャバリアと暮らすうえで、ぜひ知っておいてほしい病気があります。

それが「僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)」です。

初めて聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、キャバリアを迎えるなら必ず知っておきたい大切なポイントです。


僧帽弁閉鎖不全症ってどんな病気?

僧帽弁閉鎖不全症とは、心臓の左側にある「僧帽弁」という弁が、年齢を重ねるとだんだんきちんと閉じなくなり、血液が逆流してしまう病気です。

心臓に負担がかかり続けることで、徐々に心臓が大きくなったり、血液の流れが滞ったりしてしまいます。

この状態が進むと、心不全を引き起こしてしまうこともあります。


なぜキャバリアに多いの?

キャバリアは遺伝的にこの病気にかかりやすいことが知られています。

ブリーディングの歴史の中で、僧帽弁の形に弱さを持つ遺伝子が受け継がれてしまったと言われています。

もちろんすべてのキャバリアが必ず発症するわけではありませんが、一般的に他の犬種より発症率が高いとされています。

ある研究では、8歳以上のキャバリアの半数以上に何らかの僧帽弁の変性が見られると言われています。


症状はどんなもの?

初期の段階では、ほとんど症状が出ないことも多いです。

気づかれにくい分、定期的な健康チェックがとても大切です。

症状が現れ始めると、軽い咳をする、運動を嫌がる、すぐに息が上がる、といった様子が見られることがあります。

進行すると、安静にしていても呼吸が速くなったり、寝ているときに苦しそうにすることもあります。

まれに失神する子もいますが、これは心臓から脳へ十分な血液が届かなくなるためです。


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どんな検査をすればいいの?

僧帽弁閉鎖不全症は、早期発見がとても重要です。

動物病院で聴診してもらうと、心臓に雑音がないか確認してもらえます。

必要に応じて、レントゲンや心エコー検査で心臓の大きさや血液の流れを詳しく調べます。最近では、定期的に心臓の超音波検査を受ける飼い主さんも増えています。

かかりつけの獣医さんに相談して、定期検診のタイミングを決めておくと安心です。


治療はどうするの?

残念ながら、内科治療では僧帽弁閉鎖不全症を完全に治す方法は今のところありません。

ですが、進行をゆっくりにしたり、症状を抑える治療はできます。

主に使われるのは、心臓の負担を減らすお薬や、血管を広げて血の流れを助けるお薬です。症状に合わせて利尿剤が処方されることもあります。

最近は新しい心臓病用の薬も増えてきて、治療の選択肢は確実に広がっています。

病気が進行しても、きちんと管理すれば元気に暮らしている子もたくさんいます。


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僧帽弁閉鎖不全症の外科治療|知っておきたい選択肢

お薬は進行を遅らせたり、心臓への負担を和らげるのが主な目的です。

しかし、どうしてもお薬だけでは症状の進行を止められないケースもあります。

そんなとき、選択肢として考えられるのが外科的な心臓手術です。


そもそも外科治療とは?

僧帽弁閉鎖不全症の外科治療とは、変性して閉まらなくなった僧帽弁を修復する手術のことです。

人の医療と同じように、弁の形を縫い直したり、人工の糸を使って逆流を防ぐ「弁形成術」という方法が行われます。

犬の心臓外科は高度な技術が必要で、一般の動物病院では行われないことがほとんどです。現在では日本でも一部の大学病院や高度医療センターで、この僧帽弁形成手術が実施されています。


どんなときに手術を検討する?

外科治療はどのキャバリアにも必ず必要なわけではありません。

心臓の逆流が重度になり、内科治療(お薬)だけでは命に関わるリスクが高まった場合の選択肢です。

手術を受けるかどうかは、年齢や全身状態、心臓以外の病気の有無を含めて、かかりつけの獣医師と専門医がしっかり話し合って決める必要があります。


手術の流れと費用

僧帽弁形成術は全身麻酔で行われ、開胸して心臓の中を直接修復します。

心臓を一時的に止めて人工心肺を使うため、熟練の専門医と高度な設備が欠かせません。

手術自体は数時間に及び、入院期間は通常1〜2週間ほどかかります。

費用は施設によって差がありますが、100万円以上、場合によっては200万円を超えることも珍しくありません。

大きな金額ですが、これで心臓の逆流が大きく改善され、その後のお薬の量を減らせる子もいます。


どれくらい効果があるの?

国内外の報告によると、犬の僧帽弁形成術の成功率は年々高まっています。

手術が成功すれば、元気を取り戻して再びお散歩や好きな遊びを楽しめる子も多いです。

ただし、すべての犬が手術に向いているわけではなく、高齢で他の臓器に問題がある子の場合は、麻酔のリスクが高いこともあります。


外科治療がすべてではない

もちろん、すべての子が手術を受けるわけではありません。

内科治療だけでも元気に暮らせる子はたくさんいますし、日々のケアや食事管理、定期検診で進行をゆるやかにできるのも大きなポイントです。

大切なのは、「手術がある」と知っておくことで、いざというときに慌てず選択肢を持てることです。

キャバリアの心臓を守るために、できることは一つではありません。

もしものときの選択肢のひとつとして、外科治療のことも心に留めておいてくださいね


まずは相談を

もし愛犬が僧帽弁閉鎖不全症と診断され、進行が心配なときは、かかりつけの獣医師に「外科手術という選択肢もありますか?」と一度相談してみてください。

必要であれば、大学病院や専門医への紹介状を書いてもらうことができます。


食事でできるサポート

お薬と一緒に大切なのが、日々の食事管理です。

心臓病のワンちゃんには塩分を控えめにして、体に余分な負担をかけないことが大切です。また、良質なたんぱく質を適量とることで、筋肉の衰えを防ぎ、全身の元気を保つことにもつながります。

低ナトリウムで高たんぱくな生肉(例えば馬肉やラム肉)は、心臓ケアを意識している飼い主さんにも選ばれています。

もちろん、必ずかかりつけの獣医師さんと相談しながら与えてくださいね。






併発しやすいトラブルにも注意

僧帽弁閉鎖不全症が進むと、肺水腫という症状を併発することがあります。

これは心臓の働きが落ちたことで血液の流れが滞り、肺に水が溜まってしまう状態です。

咳が増えたり、苦しそうにする場合はすぐに病院へ行くことが大切です。


シニア期に増える他の病気にも気をつけて

キャバリアは心臓病だけでなく、年齢を重ねると骨や関節のトラブルにも注意が必要です。代表的なのが「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」です。

これは膝のお皿がずれてしまうもので、体重が増えすぎたり、滑りやすい床で生活しているとリスクが高まります。

キャバリアはがっしりした体型の割に足が細めなので、体重管理はとても重要です。


耳のトラブルもキャバリアには多いです。

大きくて分厚い垂れ耳は可愛いのですが、通気性が悪く、蒸れやすいのが弱点です。

耳の中が湿った状態が続くと、外耳炎などの耳の病気を引き起こしやすくなります。定期的な耳掃除と通気を意識してあげてください。


目の病気も忘れてはいけません。

特に「乾性角結膜炎(ドライアイ)」や「白内障」などはシニア期に増えてきます。

目がしょぼしょぼしている、目やにが増えた、目を気にしてこする仕草が増えたときは、早めに獣医さんに相談しましょう。


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こまめな健康チェックと一緒にできること

キャバリアとずっと健康に暮らすためには、何より「早めに気づくこと」が大切です。

いつもと違う咳や歩き方、寝ている時間の長さなど、小さな変化を見逃さないでください。体重や食欲の記録をつけておくと、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。

定期検診、適切なお薬、食事管理、そしてたっぷりの愛情。

これさえ揃えば、キャバリアは生涯を通して家族を笑顔にしてくれる最高のパートナーです。


キャバリアの飼い方ポイント|毎日を快適に

食事の工夫(目や心臓の健康、体重管理、美しい被毛)

キャバリアとずっと元気に暮らすために、毎日のごはん選びはとても大切です。

実はキャバリアは体の構造や体質の特徴から、いくつかの病気に気をつけたい犬種でもあります。


特に注意したいのが、僧帽弁閉鎖不全症や膝蓋骨脱臼、目の病気、そして糖尿病などです。だからこそ、ごはん選びでは「体重管理」と「内臓や関節への負担を減らすこと」が大きなテーマになります。


まず意識したいのは、適正体重をキープすること。

キャバリアは骨格がしっかりしている分、太りすぎると心臓や関節に負担がかかりやすいです。

つぶらな瞳で「もっとちょうだい」と見つめられると、ついおやつをあげたくなってしまいますが、ここは心を鬼にして調整してあげましょう。


一方で、ただカロリーを減らすだけでは栄養バランスが崩れがちです。

心臓や関節、目の健康を守るためには、良質なたんぱく質をしっかりとることが大切です。

キャバリアのつややかな被毛を保つためにも、動物性たんぱく質は欠かせません。


例えば、ラム肉や馬肉は、高たんぱくで低脂肪。余計な脂や添加物を控えたい飼い主さんにも選ばれています。


特に生肉をトッピングで取り入れると、ドライフードだけのときよりも食いつきが良くなったという声も多いです。


生肉には、加熱で失われやすい酵素や栄養素が残っているので、体の内側から元気をサポートしてくれます。


ただし、生肉を取り入れるときは、必ず信頼できる品質のものを選んでください。WANMARTでは保存料や着色料を使わず、新鮮さにこだわった商品を取り揃えています。

冷凍で届くので、必要な分だけ解凍して手軽に与えられるのもポイントです。




また、目の健康にはビタミンAや抗酸化成分も重要です。

サーモンやマグロなど、DHAを含む魚も取り入れると、目の健康維持をサポートしてくれます。

もしフード選びに迷ったら、「この子に合っているかな?」と獣医さんに相談しながら進めるのがおすすめです。

愛犬にとってのベストな食事は、年齢や体調、運動量によっても変わります。




キャバリアのごはんは、ただお腹を満たすだけではありません。

心臓、関節、目、皮膚――大切な体の全部を支えるパワーになります。

毎日のごはんが愛犬の未来を作ると思うと、ちょっとワクワクしませんか?

ぜひ、体に優しくて美味しいごはんを選んで、キャバリアとの暮らしをもっと楽しくしてくださいね。


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運動・お散歩のコツ(理想の運動量とストレス対策)

キャバリアは穏やかで甘えん坊な性格ですが、実はとっても活発な一面を持つ犬種です。

もともと鳥猟犬として活躍してきた歴史があるので、適度にしっかり体を動かすのが大好きです。

理想を言えば、毎日お散歩を含めて1日3時間ほど身体を動かせる生活ができるとベストです。

といっても、忙しい毎日でいきなり3時間はなかなか大変ですよね。


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そこで大切なのが、お散歩+おうち遊びを組み合わせて、無理なく運動不足を補ってあげることです。

お散歩は気分転換にもなり、においを嗅いだり新しい景色を見るだけでもキャバリアには良い刺激になります。

朝と夕方の2回に分けて、時間を調整してあげるのもおすすめです。


また、お散歩だけでは物足りない子も多いので、おうちの中での遊びもぜひ取り入れてください。

ボールを投げて持ってこさせたり、おやつを隠して探させる「宝探しゲーム」も、頭と体を同時に使えるのでとても良い遊びです。


キャバリアは人と一緒に遊ぶのが何より大好きです。


飼い主さんが一緒に笑顔で声をかけてくれるだけで、楽しい時間になります。


ただし、関節が弱い子も多いので、フローリングなど滑りやすい場所では足腰に負担がかからないように注意してください。


ジョイントマットを敷いたり、走り回るときだけラグを広げてあげるのもいい方法です。


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頭を使ったトレーニングを取り入れるのもおすすめです。

「おすわり」「まて」だけでなく、新しい芸を覚えさせたり、簡単なトリックを練習するだけでもキャバリアの脳には良い刺激になります。

適度な運動と頭の体操で、キャバリアはストレスをためにくくなり、問題行動も減りやすくなります。


いっぱい動いて、いっぱい考えて、夜は飼い主さんのそばでぐっすり。

そんな満ち足りた一日を積み重ねていくことで、キャバリアは心も体もハッピーに過ごせます。

キャバリアとの暮らしをもっと楽しむために、ぜひ毎日の運動タイムを工夫してみてくださいね。


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お手入れ習慣(ブラッシング、耳掃除、目のケア、歯磨き)

キャバリアの大きな魅力といえば、なんといってもシルクのように美しい被毛です。

この被毛を美しく保つためには、日々のお手入れがとっても大切です。


まず揃えておきたいのが、コーム(くし)とスリッカーブラシ

コームは毛のもつれを優しくほぐすのに便利ですし、スリッカーブラシは余分な抜け毛を取って毛並みを整えるのに役立ちます。

ブラッシングはできれば毎日が理想です。


特に耳の後ろや足の付け根、しっぽの飾り毛はもつれやすいので、こまめにチェックしてあげてください。


ブラッシングをすると血行も良くなり、皮膚トラブルの予防にもなります。

何より、ブラッシングは飼い主さんとのスキンシップタイムでもあります。「気持ちいいね」と声をかけながら優しくとかしてあげてくださいね。


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次にお風呂についてです。

キャバリアは長毛なので、月に1〜2回程度のシャンプーがおすすめです。

皮脂を取りすぎないように、犬用の低刺激シャンプーを使い、しっかり泡立てて優しく洗ってあげましょう。


シャンプー後はしっかり乾かすことが大事です。

湿ったままだと皮膚が蒸れてトラブルの原因になります。ドライヤーを嫌がる子もいますが、タオルドライを丁寧にして、少しずつ風に慣らしていくと良いですよ。


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キャバリアのチャームポイントのひとつ、ふわふわの大きな垂れ耳は特に注意が必要です。耳が大きく毛が密なので、どうしても湿気がこもりやすく、汚れがたまりやすいです。

外耳炎を防ぐためにも、週に1〜2回は耳の内側を優しく拭き取りましょう。

犬用のイヤークリーナーをコットンに含ませて、奥まで突っ込まずに見える範囲を拭くだけで十分です。


目のケアも忘れずに。

大きな瞳は涙や目やにがたまりやすく、放っておくと目の周りの毛が汚れてしまいます。濡らしたコットンなどで目の下をそっと拭いてあげるだけで、清潔さを保てます。


最後に大事なのが歯磨きです。

キャバリアは歯石がつきやすい子も多いので、できれば毎日の歯磨きを習慣にしてあげてください。最初は歯ブラシが苦手でも、指にガーゼを巻いて歯を優しくなでるだけでも十分なスタートです。


美しい被毛、清潔な耳、きれいな瞳、そして健康な歯。

この4つを守るだけで、キャバリアは見た目も体の中もずっと健康でいられます。

お手入れは大変に感じるかもしれませんが、どれもキャバリアとの大切なスキンシップの時間です。


「今日も可愛いね!」と声をかけながら、ぜひ楽しんで続けてください。


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住環境の工夫(滑りにくい床や段差対策など)

キャバリアと快適に暮らすためには、家の中の環境づくりもとても大切です。

穏やかで人が大好きなキャバリアは、家族のそばにいられる時間が何よりの幸せです。

まず意識したいのが、滑りにくい床です。


キャバリアは骨格がしっかりしている反面、膝蓋骨脱臼など関節のトラブルに注意が必要です。フローリングは滑りやすく足腰に負担がかかりやすいため、カーペットやジョイントマットを敷いてあげるのがおすすめです。


段差にも気をつけたいポイントがあります。

ソファやベッドにぴょんと飛び乗る姿は可愛いですが、繰り返すうちに関節を痛める原因になることも。愛犬専用のステップやスロープを用意して、無理なく登り降りできるようにしてあげましょう。


お留守番スペースには、安心できるクレートやベッドを置いてあげると◎です。

キャバリアは甘えん坊でひとりが苦手な子が多いですが、安心できる自分だけの居場所があると落ち着けます。


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また、垂れ耳で耳のトラブルが多いキャバリアには、湿気対策も大切です。

お部屋の空気がこもらないように、定期的に換気をしてあげてください。


夏場は暑さにも注意です。

キャバリアは被毛がふわふわで熱がこもりやすいので、エアコンを上手に使って適温をキープしてあげましょう。


反対に冬は冷えすぎないように。

足元が冷えると関節にも負担がかかりやすいので、床にマットを敷いてあげたり、あたたかい毛布を用意してあげるのもおすすめです。


家の中での安全管理も忘れずに。

コンセントや電気コードをかじらないように隠す、誤飲しそうな小物を片付けておく、観葉植物の種類も犬に有害なものは避けるなど、細かいところまで見直してみてください。


人が安心してくつろげるおうちは、キャバリアにとっても最高の場所になります。

家族のそばで安心してリラックスできる環境を作って、キャバリアの「おうち時間」をもっと幸せにしてあげましょう


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キャバリアらしくお利口さんに!しつけのポイント

キャバリアはもともととても穏やかで、人に寄り添うのが大好きな犬種です。

一般的に問題行動が少なく、他の犬や人とも仲良くできる子が多いのが特徴です。

とはいえ、「うちの子は大人しいから大丈夫!」としつけをおろそかにすると、後で困ることもあります。

どんなにおおらかな性格の子でも、最低限のルールを覚えておくと一緒に暮らす毎日がもっと快適になります。


まず覚えさせたいのが、「おすわり」や「まて」などのベーシックコマンドです。

これらは来客時や外出先でも役立ちますし、キャバリア自身の安全を守ることにもつながります。

「ツケ(飼い主の横を歩く)」も早い段階で覚えさせておくと、お散歩がとてもスムーズです。

キャバリアは好奇心旺盛で、つい寄り道したり匂いを嗅いだりで引っ張りがちなので、「ツケ」を合図にリードを短く持つ練習をしておくと安心です。


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しつけの基本は褒めて伸ばすことです。

キャバリアは飼い主さんの声や表情にとても敏感です。

大好きな人に褒められることが一番のごほうびなので、できたときは大げさなくらいに「えらいね!」「すごいね!」と褒めてあげてください。


逆にしてほしくないことをしたときは、「だめ!」や「NO!」と短くはっきり伝えましょう。

長々と叱るよりも、タイミングを逃さずピシッと伝えるほうがわかりやすいです。

キャバリアは叱られすぎると落ち込みやすい子もいるので、必要以上に怒鳴ったり怖がらせる必要はありません。

してほしくないことを止めさせたら、できればすぐに別の「良い行動」に誘導してあげて、良いことをしたらまた褒める――これがポイントです。


社会化もとても大切です。

キャバリアはもともと人や犬にフレンドリーな性格ですが、子犬の頃にいろいろな人や音、場所に慣れておくことでさらに社会性が育ちます。

子犬のうちはお散歩デビュー前でも、抱っこで外の音や景色を見せてあげたり、家族以外の人に会わせて優しく声をかけてもらうだけでも立派な社会化になります。


トイレトレーニングも最初にしっかり取り組みたいポイントです。

キャバリアは賢いので、成功したらたっぷり褒めてあげることで習得が早まります。

失敗しても叱るより、静かに片付けて成功を褒めることを徹底しましょう。


吠え癖も比較的少ない犬種ですが、甘えん坊な分、要求吠えをする子はいます。

「吠えたら飼い主さんが来てくれる」と覚えさせないためにも、吠えている間は反応せず、静かになったら構ってあげるのがおすすめです。


キャバリアならではのポイントとしては、「食べ物への執着が強い子がいる」という点です。

ごほうびのおやつを使うしつけはとても効果的ですが、与えすぎて太らせないように注意が必要です。

ごほうびは小さくちぎって、あくまで「褒めのサポート役」にしましょう。

何より大切なのは、飼い主さんとの信頼関係です。

叱りすぎず、褒めながら一緒に成長していく時間そのものが、キャバリアにとって最高の宝物です。

のんびり、優しく、でもメリハリを忘れずに。

キャバリアらしい「良い子のレッスン」を、ぜひ楽しみながら続けてくださいね



キャバリアと暮らす幸せ

つぶらな瞳とふわふわの耳、穏やかで優しい性格。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、一緒にいるだけで家族の心をほっと和ませてくれる特別な存在です。


歴史をひも解けば、鳥猟犬として活躍し、王室や貴婦人に愛され続けた理由がよくわかります。

その人懐っこさと甘えん坊な一面は、今も昔も変わりません。


ただ、その愛らしさをずっと守っていくためには、心臓病や関節、耳や目の健康に気をつけてあげることがとても大切です。

毎日のごはん、運動、お手入れ、住まいの工夫、そして優しくて正しいしつけ――。小さな積み重ねが、キャバリアの一生を支える大きな力になります。


私たちWANMARTでは、キャバリアの体にやさしい生肉や高たんぱく・低脂肪のフードを扱っています。 「愛犬にできるだけ負担をかけず、美味しく健康を守ってあげたい」。 そんな飼い主さんの想いに寄り添えるように、これからも新鮮で安心できる商品をお届けしていきます。


キャバリアの魅力は、時間が経つほどに増していくものです。 家族に迎えた日から、目を合わせるたびに「この子を選んでよかった」と感じるはずです。

ぜひ、キャバリアと一緒に過ごす何気ない毎日を大切にしてください。

これからの暮らしが、たくさんの笑顔であふれますように。


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