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犬が吐いた!色・状態でわかる危険サイン

  • 執筆者の写真: WANMART
    WANMART
  • 1 日前
  • 読了時間: 8分

愛犬の吐き戻しを心配する飼い主

愛犬が突然吐いてしまうと、


「これは様子を見ても大丈夫?」

「黄色い液体や白い泡は病気?」

「フードがそのまま出てきたけれど、早食いが原因?」


と不安になりますよね。


犬の吐いたものには、未消化のフード、黄色い液体、白い泡、血が混じったものなど、さまざまな状態があります。


ただし、吐いたものの色や形だけで原因を断定することはできません。


大切なのは、


  • どのように吐いたか

  • 何回吐いたか

  • 吐いた後も元気があるか

  • 水やご飯を取れているか

  • 下痢や腹痛がないか


まで一緒に確認することです。


今回は、犬の吐いたものを色や状態別に分け、注意したいポイントと受診の目安を解説します。


※この記事は一般的な情報です。 ワンちゃんの年齢、体格、持病などによって対応は異なります。 不安がある場合は、かかりつけの動物病院へご相談ください。



嘔吐と吐き戻しの違い

飼い主さんには同じように見えますが、「嘔吐」と「吐き戻し」は異なる現象です。

嘔吐

嘔吐は、胃や小腸の内容物を、お腹に力を入れて吐き出すことです。

吐く前に、

  • よだれが増える

  • 何度も舌なめずりをする

  • オエッとえずく

  • お腹が大きく波打つ

  • 落ち着きがなくなる

といった様子が見られることがあります。

吐いたものには、半分消化されたフードや胃液、胆汁などが混ざることがあります。

吐き戻し

吐き戻しは、食道にある食べ物や水分が、前触れなく口から出てくる状態です。


強くえずいたり、お腹に力を入れたりせず、突然スルッと出てくることがあります。


吐き戻されたフードは未消化で、食道の形に沿って筒状になっている場合があります。


吐き戻しを繰り返す場合は、食道の動きや飲み込みに問題がある可能性もあるため、動物病院へ相談しましょう。

詳しい違いは、関連記事「フードがそのまま…!犬が未消化で吐く理由と『様子見OK』の境界線」も参考にしてください。


えずくシェルティー

未消化・筒状・半消化のフード

粒がそのまま残った未消化フード

食後すぐに、ドライフードの粒がほとんど崩れずに出てきた場合は、

  • 早食い

  • 食べ過ぎ

  • 食後すぐの運動

  • 食道からの吐き戻し

などが考えられます。

一度だけで、吐いた後も普段どおり元気であれば、一時的なこともあります。

ただし、

  • 食べるたびに戻す

  • 水も戻してしまう

  • 何日も繰り返している

  • 体重が減っている

  • 咳や呼吸の異常がある

という場合は、単なる早食いと決めつけず受診してください。


筒状・ソーセージ状のフード

未消化のフードが細長い筒状になっている場合は、胃からの嘔吐ではなく、食道からの吐き戻しである可能性があります。


繰り返す吐き戻しは、食道の炎症や動きの低下、異物などが関係していることがあります。


吐いたものを気管へ吸い込むと、誤嚥性肺炎につながる可能性もあるため、咳や呼吸の変化があれば早めに受診しましょう。

半分消化された食べ物

フードがドロドロに崩れていたり、酸っぱいにおいがしたりする場合は、胃まで入ったものを嘔吐した可能性があります。

原因としては、

  • 食べ過ぎ

  • 急なフード変更

  • 胃腸炎

  • 拾い食い

  • 異物

  • 膵臓や肝臓、腎臓などの病気


など、さまざまなものが考えられます。

食事から何時間後に吐いたか、何回続いているかも記録しておきましょう。


はいたものを記録する飼い主

黄色・透明・白い液体

黄色・黄緑色の液体

黄色や黄緑色の液体には、胆汁が混ざっていることがあります。


胃の中が空のときや、食べ物を吐いた後に見られることもありますが、

黄色い液体=空腹が原因

とは限りません。


胃腸炎、異物、膵臓や肝胆道系の問題などでも黄色い液体を吐くことがあります。


  • 何度も繰り返す

  • 毎朝のように吐く

  • 食欲がない

  • 下痢をしている

  • お腹を痛がる

  • 元気がない


という場合は動物病院へ相談しましょう。

透明な液体

透明な液体は、飲んだ水、唾液、胃液などである可能性があります。

水を一気に飲んだ後に戻すこともありますが、少量の水でも繰り返し吐く場合は注意が必要です。


水を飲んでも吐いてしまう状態が続くと、脱水が進むおそれがあります。


特に子犬、シニア犬、超小型犬、持病のあるワンちゃんは、早めに相談してください。

白い泡

白い泡は、唾液や胃液に空気が混ざって泡立ったものと考えられます。


胃の中が空のときや、何度か吐いた後に見られる場合があります。


ただし、白い泡を少し出しながら何度も吐こうとし、お腹が膨らんでいる場合は緊急です。


胃拡張・胃捻転症候群などの可能性もあるため、時間を置かず受診してください。

病院で診察を受けるシェルティー

赤い血・茶色・コーヒーかす状

赤い血・ピンク色の液体

吐いたものに鮮やかな赤い血が混ざっている場合は、口、喉、食道、胃などから出血している可能性があります。


激しく吐いたことで粘膜が傷つき、少量の血が混ざることもありますが、見た目だけで出血の程度は判断できません。


血が混ざっていた場合は、少量でも動物病院へ相談しましょう。

特に、

  • 血の量が多い

  • 何度も血を吐く

  • 歯ぐきが白っぽい

  • 黒い便が出ている

  • ぐったりしている

  • お腹を強く痛がる


という場合は、早急な受診が必要です。

茶色・コーヒーかす状

茶色いフードやおやつを食べていれば、吐いたものも茶色く見えることがあります。

注意したいのは、


  • 黒に近い濃い茶色

  • ザラザラした粒が混じる

  • コーヒーかすのように見える

場合です。


コーヒーかす状のものは、胃の中で消化された血液である可能性があります。


吐いたものの写真を撮り、早めに動物病院を受診してください。


ぐったりしてしまっているビーグル


草・異物・強いにおいが混じる場合

草が混ざっている

犬は散歩中や庭で草を食べ、その後に吐くことがあります。


一度だけで、その後も元気や食欲がある場合は、一時的なこともあります。


ただし、頻繁に草を食べて吐く場合は、もともと胃腸に不快感がある可能性もあります。

異物が混ざっている

吐いたものに、

  • ビニール

  • おもちゃの破片

  • 骨の大きな破片

  • 人用の薬


などが混ざっていた場合は注意が必要です。

吐いたことで異物がすべて出たとは限りません。 胃や腸に残り、詰まりや傷を起こすことがあります。


誤食したものが分かっている場合は、商品の袋や残りも持って動物病院へ相談しましょう。

便のような強いにおい

吐いたものから便のような強いにおいがしても、においだけで病気を断定することはできません。


ただし、


  • 何度も吐いている

  • 便が出ていない

  • 食欲がない

  • お腹が張っている

  • 異物を食べた可能性がある


という場合は、胃腸の内容物が正常に進んでいない可能性も考えられます。

早めに受診してください。


拾い食いしようとするコーギー

様子を見られるケースと受診の目安

少し様子を見られる可能性があるケース

次の条件がすべてそろっている場合は、注意深く経過を見られることもあります。


  • 吐いたのは一度だけ

  • 吐いた後も元気

  • 水を飲めている

  • 下痢や腹痛がない

  • お腹が張っていない

  • 血や異物が混ざっていない

  • 誤食や中毒の可能性がない

  • 健康な成犬である


ただし、「様子を見る」とは放置することではありません。

その後も吐かないか、元気、食欲、水分、便に変化がないかを確認しましょう。


早めに動物病院へ相談したいケース

  • 短時間に何度も吐く

  • 食べるたびに吐く

  • 水を飲んでも吐く

  • 下痢もしている

  • 食欲がない

  • 元気がない

  • お腹を痛がる

  • 吐き戻しを繰り返す

  • 数日おき、毎週など定期的に吐く

  • 子犬、シニア犬、持病のある犬


すぐに受診したい危険なサイン

  • 血やコーヒーかす状のものを吐いた

  • 何度も吐こうとするのに何も出ない

  • お腹が大きく膨らんでいる

  • 異物や毒物を食べた可能性がある

  • ぐったりして立てない

  • 呼吸が苦しそう

  • 強い腹痛がある

  • 水も保てない

受診前には、吐いたものの写真や、可能であれば吐き方の動画を撮っておくと診察の参考になります。


人用の胃薬を与えたり、自宅で無理に吐かせたりするのは避けてください。


はいたものを記録する飼い主

吐いた後の食事再開にボーンブロス


吐いた後は、胃腸の不快感や水分不足から、ワンちゃんの元気や食欲が落ちることがあります。

吐き気が治まり、少量の水を飲んでも吐かないようであれば、食事再開のサポートとして犬用のボーンブロスを取り入れる方法があります。


ボーンブロスは、水分と香りを加えられるため、食欲が戻りきっていないときにも取り入れやすいスープです。


ただし、嘔吐を治す薬や、栄養がすべてそろった療法食ではありません。


おすすめの与え方

最初は人肌程度に温めたボーンブロスを、ひと口だけ与えます。


吐き気やえずきが起こらなければ、少量ずつ回数を分けて与えましょう。



その後は、いつものフードを軽くふやかしたり、ご飯に少量かけたりしながら、徐々に通常の食事へ戻します。


人用のスープではなく、玉ねぎ、ニンニク、香辛料、多量の塩が入っていない犬用の商品を選ぶことも大切です。


WANMARTのボーンブロスも、吐き気が落ち着いた後の水分補給や、食事を始めるきっかけとして活用できます。


ただし、水を飲んでも吐く、何度も吐く、血が混じる、ぐったりしている場合は、食事を与える前に動物病院へ相談してください。


子犬やシニア犬、持病のあるワンちゃんも早めの相談が安心です。


療養食にボーンブロススープを飲むチワプー

ボーンブロス【グラスフェッドラム】
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まとめ

犬の吐いたものには、未消化のフード、黄色い液体、白い泡、血が混じったものなど、さまざまな状態があります。


しかし、

「黄色だから空腹」

「未消化だから早食い」

「白い泡だから胃酸」


と、見た目だけで原因を決めることはできません。


大切なのは、

  • 何を吐いたか

  • どのように吐いたか

  • 何回吐いたか

  • 吐いた後も元気か

  • 水やご飯を取れているか

を一緒に確認することです。


一度だけ吐き、その後も普段どおり元気な場合は経過を見られることもあります。


一方で、何度も吐く、水も飲めない、血が混じる、お腹が膨らむ、ぐったりしている場合は、早めに動物病院を受診してください。


吐いたものはすぐに片づけず、まず写真を撮っておくと診察の参考になります。


吐き気が落ち着いた後は、犬用ボーンブロスなどを少量から使い、水分補給と食事再開をゆっくりサポートしてあげましょう。


調子の悪い飼い犬をいたわる飼い主



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