ドライドッグフード・生食の違い
- WANMART
- 6 日前
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更新日:13 時間前

大切な家族であるワンちゃんには、いつまでも元気でいてほしい──。
そんな想いを抱えている方にとって、毎日の「ごはん」はとても大切なテーマですよね。
でも、いざフードを選ぼうとすると、種類がたくさんあって迷ってしまう…。
特に「ドライフード」と「生食」、どちらがいいのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
この記事では、それぞれの特徴や違いをわかりやすく解説しながら、あなたと愛犬にとって“本当に合った食事”を見つけるヒントをお届けします!
ドライドッグフードとは?
ドライドッグフードとは、水分をしっかり飛ばして乾燥させた、保存性の高いワンちゃん用のごはんです。
主に、お肉・穀物・野菜・ビタミン・ミネラルなどがバランスよく配合されており、日々の健康管理に配慮した総合栄養食として広く使われています。
忙しい毎日でも手軽に与えられて、栄養もしっかり補える──そんな理由から、多くのご家庭で選ばれているフードです。

ドライフードって、どうやって作られてるの?
ドライフードは、肉や野菜、穀物などの素材を細かく粉砕し、ぐっと高い温度で加熱調理されたあとに乾燥させて作られています。
この製法のおかげで、水分が少なくなり長期保存ができる状態に仕上がるんです。
また、この加熱処理によって雑菌や寄生虫も死滅しやすく、安心感があるのもポイントのひとつ。

栄養バランスもちゃんと考えられています
市販されている多くのドライフードは、栄養士や専門家の監修のもとに作られています。
たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル…といった栄養素がバランスよく組み合わさっていて、「これだけで必要な栄養をしっかり補える」という安心感があります。
安心してあげられる?安全基準もチェック
ドライフードの製造には、各国の安全基準がしっかり設けられています。
ただし、製品によっては保存料や着色料などの人工添加物が含まれていることも。
愛犬の体質やアレルギーの有無を考慮しながら、ラベルをしっかり確認して選んであげたいですね。

ドライドッグフードのメリット
ドライドッグフードには多くのメリットがありますが、ここではその主な利点について詳しく説明します。
1. 保存が容易
ドライフードは水分が少ないため、長期間の保存が可能。湿気や腐敗のリスクも少なく、きちんと密封すれば、開封後もしばらく安心して使えます。
「買い物に行く時間がなかなか取れない…」という方には、大容量タイプをストックしておくのもおすすめです。
2. コスパがいいから続けやすい
ドライフードは一度にたくさん購入できるため、1食あたりのコストが抑えられるのも魅力。
特売やセールをうまく活用すれば、家計にもやさしく続けられます。
3. 噛むことで歯のケアにもつながる
カリッとした食感のドライフードは、噛むことで歯垢を落とすサポートにも。実はこれ、口臭予防や歯周病対策にもなるんです。
歯磨きがちょっと苦手なワンちゃんにも、ドライフードが「おいしいデンタルケア」のような役割を果たしてくれるかもしれません。
ドライドッグフードのデメリット
ドライフードは便利で栄養バランスにも優れていますが、ワンちゃんの体質やライフステージによっては、気をつけておきたいポイントもあります。
メリットだけでなく、こうした“注意点”も知っておくことで、より愛犬に合った食事を選ぶことができます。
1. 水分が少ないので、こまめな水分補給を
ドライフードはその名のとおり水分量がとても少ないため、食事から水分を摂ることが難しくなります。
だからこそ、新鮮なお水をいつでも飲めるようにしておくことが大切です。
特に暑い日やお散歩・運動のあとなどは、脱水を防ぐためにも「お水飲んだかな?」と気にかけてあげてくださいね。

2. 添加物にご注意を
製品によっては、保存料・着色料などの添加物が含まれていることもあります。
もちろんすべてが悪いわけではありませんが、アレルギー体質の子や皮膚が敏感な子には、できるだけ無添加のフードを選ぶのが安心です。
購入時には、成分表示のラベルをしっかりチェックすることをおすすめします。
3. 消化が負担になることも
中には、ドライフードをうまく消化できないワンちゃんもいます。
特にシニア期に入った子や、もともと胃腸が弱いタイプの子は注意が必要です。
「最近ごはんのあとにお腹が張ってるかも…?」など、ちょっとした変化に気づいたら、獣医さんに相談してみるのもよい選択です。
生食とは?
自然のままのごはんで、愛犬の「本来の健康」を取り戻す

私たち、WANMARTが推奨している“生食(なましょく)”は、犬の祖先であるオオカミが食べてきた自然な食事を再現したスタイル。
新鮮な生肉・骨・内臓・野菜・果物などをバランスよく組み合わせた食事で、本来の消化能力と免疫力を活かすことができると考えられています。
生食の基本|シンプルだけど、理にかなった食事法
生食(英語ではBARF:Biologically Appropriate Raw Food)は、犬が野生で食べていた食材をベースにした食事法です。
人工的に加工されたフードではなく、素材そのものの力で体を整える——そんな考え方に共感して、世界中で多くの飼い主さんが取り入れています。
食材選びも、愛情のひとつ
生食では「何をあげるか」がとても大切。
WANMARTでは、人間が食べても安心な“ヒューマングレード”の新鮮な食材にこだわっています。
お肉は加熱していないからこそ、品質と安全性が何よりも重要。
野菜や果物はしっかり洗い、必要に応じてすりおろしたり細かくしたりして、消化しやすい形で与えるのがポイントです。

生食の歴史とトレンド
生食は近年人気が高まっている食事法で、特に健康志向の飼い主に支持されています。
“できるだけ自然なものをあげたい”という飼い主さんの思いが、世界中で生食人気を高めているのです。
多くの情報源や専門家が、生食の利点を強調し、飼い主の間での認知度を高めています。

生食ドッグフードのメリット
1. 消化器官に優しく、便の状態が改善
生の食材は消化酵素を含んでおり、胃腸に負担をかけません。
便の量やにおい、回数の変化から「体の中が整ってきたな」と実感される方が多くいます。

2. 肥満予防とエネルギーの安定
生食は高タンパク・低炭水化物の構成になるため、脂肪がつきにくく、筋肉の維持に役立ちます。
活動量の多い犬や肥満傾向のある犬にもおすすめです。

3. 皮膚・被毛のコンディション向上
オメガ3脂肪酸やビタミンが豊富なため、皮膚の乾燥やかゆみを和らげ、被毛が艶やかになります。
見た目の美しさとともに、かゆみによるストレスの軽減も期待できます。

4. 口腔衛生のサポート
骨をかじることで歯の汚れを自然に落とし、歯周病や口臭の予防に。
噛む力やあごの発達にも一役買ってくれます。

生食ドッグフードのデメリット|生食を始める前に知っておきたいこと
生食は良い面ばかりではありません。注意すべき点もあります。
1. バクテリアのリスクと衛生管理の大切さ
まずひとつ、忘れてはいけないのが「細菌のリスク」。
生のお肉には、サルモネラや大腸菌などのバクテリアが潜んでいることがあります。
それが愛犬だけでなく、私たち飼い主やご家族の健康にも影響を与える可能性があるんです。
でも、必要以上に怖がる必要はありません。
使った器や調理スペースをしっかり洗う、手をきちんと洗う――そんな当たり前のことを丁寧に続けていくことが、一番の予防になります。
特に、小さなお子さんがいるご家庭や、免疫力が弱いご家族がいらっしゃる場合は、いつもより少し慎重に。それだけで、リスクはぐっと減らせます。

2. 栄養バランスは“ちょうどいい”が大切
もうひとつ大切なのが、栄養のバランス。
生食は「自然で理想的なごはん」と言われることもありますが、それを実現するにはちょっとした知識と工夫が必要です。
特に手作りで生食をされる場合、栄養の偏りが出やすくなってしまうことも。
たとえば、カルシウムが足りない、逆に脂肪が多すぎる…そんなことも実はよくあります。
最近は、必要な栄養素を考えて作られた市販の生食フードも増えてきました。
「うちの子に何が合うかな?」と悩んだときは、信頼できる商品を選んだり、獣医さんや専門家に相談してみるのもいいかもしれません。

3. 骨をあげるなら、見守りながら
生食では、骨を取り入れるご家庭も少なくありません。噛むことで歯や歯茎の健康を保てたり、ストレス解消になる子もいますよね。
でも、骨にも「安全な種類」と「そうでないもの」があります。
特に加熱された骨は割れやすく、喉に詰まったり内臓を傷つける原因にもなってしまいます。
愛犬が骨を噛むときは、必ずそばにいてあげてください。
その時間も、飼い主さんにとってはちょっとした癒しになるはずです。
4. コストの問題
最後に、ちょっと現実的なお話も。生食は、ドライフードに比べてコストが高くなることがあります。素材にこだわればこだわるほど、家計への負担も感じやすくなってしまうかもしれません。
でも、それは「愛犬にいいものを食べてほしい」という思いの裏返し。
だからこそ、自分たちの暮らしに合った“続けられるスタイル”を見つけることが大切です。
「完璧じゃなくていい」
そう思えたときに、きっと生食との心地よい付き合い方が見つかるはずです。
ドライフードと生食、どう選ぶ?
ドライドッグフードと生食、それぞれに良さがあり、どちらが合うかは愛犬の体質やご家庭のスタイルによって異なります。
ここでは、選ぶときに意識したい3つのポイントを整理してみました。
1. 栄養バランスの考え方
ドライフードは、専門家があらかじめ栄養バランスを整えてくれているため、簡単・安心に与えられるのが大きな魅力。
ただし、製品によって内容にばらつきがあるので、成分表示や添加物の有無をしっかり確認することが大切です。
一方、生食は素材そのものの栄養を活かせる分、愛犬に合わせた調整が必要です。
でもご安心を。
WANMARTでは生食初心者向けの商品も数多く取り揃えており、バランスを意識した生食生活を無理なく始められます。

2. 飼い主さんのライフスタイルに合わせて
忙しい毎日を過ごす方には、手軽に与えられるドライフードが便利かもしれません。
でも「少しだけ手間をかけても、もっと自然なものを食べさせたい」と思ったら、生食はぴったりの選択肢です。
最近では、冷凍で届いてそのまま解凍するだけの簡単スタイルも増えており、「生食=大変」というイメージは変わりつつあります。
WANMARTの商品も全て冷凍し、クール便でお届けしております。
3. 愛犬の健康状態を見ながら選ぶ
成長期の元気な子、シニア期を迎えた穏やかな子、それぞれ必要な栄養も消化のしやすさも違います。
特に、アレルギー体質やお腹の弱い子には、生食で改善が見られるケースも少なくありません。
「最近、便の状態が気になる」「毛並みがパサついてきた」など、小さなサインを見逃さず、愛犬に合ったごはんを選んであげることが大切です。

どちらを選ぶ?大切なのは「うちの子に合うこと」
ドライフードと生食、どちらが“正解”というわけではありません。飼い主さんのライフスタイルや愛犬の体質・年齢・健康状態に合わせて、最適な選択は変わってきます。
ドライフードは手軽に与えられ、栄養バランスも整っています。一方、生食はより自然で、新鮮な食材の栄養をダイレクトに届けられるという魅力があります。
大切なのは、「愛犬の健康を一番に考える」という気持ち。その上で、ご家庭にとって無理のない方法を選ぶことが続けるコツです。
専門家のサポートも心強い味方に
「初めてで不安…」「うちの子に本当に合ってるのかな?」そんなときは、獣医師やペット栄養士に相談してみるのがおすすめです。
専門家の意見を参考にすることで、安心してごはんを決めることができます。
一人で悩まず、ぜひ頼ってみてください。
試してみる勇気も、大事な一歩
犬の体は食べたものでつくられますが、すべての子に同じ反応があるわけではありません。だからこそ、「まずは試してみる」「少しずつ変えてみる」ことがとても大切です。
最初は合わなくても、調整したり別の素材を試すことで、ぴったりのごはんに出会えることもあります。
試行錯誤を通じて、最適な食事法を見つけましょう!
食事は、長く続く“愛情のかたち”
今だけでなく、これからの5年後、10年後も健康でいてほしい。そう願う飼い主さんにとって、毎日の食事はとても大切なケアのひとつです。
「栄養」「安全」「続けやすさ」——そのすべてを満たす食事で、愛犬との毎日が、もっと健やかで豊かなものになりますように。
まとめ
ドライドッグフードにも、生食にも、それぞれの良さと課題があります。
どちらかが絶対に正しい、というわけではなく、飼い主さんのライフスタイルや愛犬の体調・性格に応じて、選ぶ道は変わってきます。
でも、どちらを選ぶとしても大切なのはたったひとつ。
「うちの子が、元気で幸せに過ごせること」を最優先に考えることです。
毎日の食事は、ただの“ごはん”ではなく、未来の健康をつくる大切な時間。
WANMARTは、そんな思いを大切にするすべての飼い主さんを応援しています。
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