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ふわもこ天使 ビション・フリーゼと暮らす しあわせな時間|性格・お手入れ・ごはん・しつけまで丸わかり

  • 執筆者の写真: WANMART
    WANMART
  • 4 日前
  • 読了時間: 26分

ビション・フリーゼの魅力

まるでぬいぐるみのようなふわふわの被毛と、くるくるとした瞳。 そんな愛らしい見た目で、見る人の心を一瞬でときめかせてしまう犬種──それがビション・フリーゼです。

ビション・フリーゼは、近年日本でも人気が急上昇している小型犬。

その理由は、見た目の可愛らしさだけでなく、性格の明るさや飼いやすさにもあります。 人と接することが大好きで、家族の一員としての自覚に満ちた行動を見せてくれるのが特徴です。

さらに、ビション・フリーゼは「抜け毛が少ない」「においが少ない」など、室内で一緒に暮らすうえでのメリットも豊富。 特に小さなお子さまがいるご家庭や、初めてワンちゃんを迎える方にもおすすめできる犬種です。

しかしその一方で、ビション・フリーゼならではの注意点もあります。 例えば、ふわふわの被毛は毎日のブラッシングや定期的なトリミングが必須。 また、甘えん坊な性格ゆえに「お留守番が苦手」な子も少なくありません。

この記事では、そんなビション・フリーゼの魅力をたっぷりとお届けしながら、「性格や習性」「歴史」「見た目の特徴」「かかりやすい病気と対策」「飼い方のコツ」などをわかりやすく解説していきます。

さらに、食事アドバイスも随所に盛り込み、ビション・フリーゼのごはん選びに役立つ情報もご紹介。

もしすでにビション・フリーゼを飼っている方、あるいはこれから家族に迎えたいと思っている方にとって、きっとお役に立てる内容になっています。


「かわいいだけじゃない」 「手がかかるけど、愛さずにはいられない」


そんなビション・フリーゼの世界へ、ようこそ!



ビション・フリーゼってどんな犬?

性格と習性を徹底解説

ビション・フリーゼを一言で表すなら、「陽気で甘えん坊、誰とでも仲良くなれる天使のような存在」です。 ぬいぐるみのような見た目に負けないくらい、その性格もとてもチャーミング。 ここでは、ビション・フリーゼの性格や習性について詳しくご紹介していきます。

明るく陽気で、人懐っこい性格

ビション・フリーゼは、社交性がとても高い犬種です。 人間が大好きで、初対面の人に対してもフレンドリーに接する子が多く見られます。 そのため、「番犬には向かない」と言われるほど警戒心が少なく、誰にでもしっぽをふって近づいていくような性格です。

小さなお子さんやお年寄りとも上手に関わることができるため、ファミリー層には特に人気があります。 明るい性格なので、家庭に笑顔と元気をもたらしてくれる存在になることでしょう。

とにかく甘えん坊!ひとりが苦手

可愛らしい見た目にぴったりの「甘えん坊気質」も、ビション・フリーゼの大きな特徴です。家族の姿が見えなくなると不安になったり、長時間のお留守番が苦手な子も多くいます。 中には「分離不安」の傾向を持つ子もいるため、留守がちな家庭では注意が必要です。

とはいえ、適切なトレーニングや留守番の慣れを少しずつ教えていくことで、無理なく生活できるようになります。 おもちゃや知育グッズをうまく活用するのもひとつの方法です。

ビションフリーゼ

活発だけど、飼いやすい

ビション・フリーゼは、意外と活発な一面も持っています。 短い足でちょこちょこと走る姿はとても愛らしく、散歩や遊びの時間を楽しみにしている子がほとんど。

室内でも十分な運動ができるため、広い庭がなくても問題ありません。

一方で、極端にテンションが上がることは少なく、吠え癖も比較的つきにくいため、「賢くて落ち着いている印象」を受けることも。

初めて犬を飼う方にも安心しておすすめできます。

賢くて学習意欲が高い

ビション・フリーゼはとても頭が良く、しつけも比較的スムーズに進められます。 ポジティブな声かけやおやつを使った「褒めて伸ばす」しつけには特に反応が良く、トイレトレーニングやおすわりなどの基本指示もすぐに覚える傾向があります。

ただし、繊細な性格のため、怒鳴ったり叩いたりするような方法は逆効果。 信頼関係を崩してしまう可能性もあるので、優しく丁寧なコミュニケーションが大切です。



歴史とルーツ

貴族に愛された犬の過去とは?

ビション・フリーゼのふわふわとした愛らしい姿は、今でこそ「癒し系わんこ」として家庭に親しまれていますが、その歴史は驚くほど華やかで、時には波乱万丈でもあります。

ビション・フリーゼは単なる可愛い犬ではなく、ヨーロッパの宮廷文化とともに歩んできた“気品ある血統”を持つ犬なのです。

原型は地中海を渡る船の上にいた?

ビション・フリーゼの起源は、はっきりと特定されているわけではありませんが、地中海沿岸地域に暮らしていたバルベット(ウォータースパニエルの一種)が祖先と考えられています。 この犬種は、船乗りたちに連れられて貿易船に乗り込み、地中海の島々を旅していました。

特にスペインのカナリア諸島では、この犬が非常に人気を博し、「テネリフェ犬」とも呼ばれていた記録が残っています。 やがてこの可愛らしい犬は、貿易商や探検家たちの手によってイタリアやフランスに渡り、そこから本格的にビションフリーゼとしての歴史が始まります。

フランス貴族に愛された宮廷犬

16世紀以降、ビション・フリーゼはフランスの宮廷で爆発的な人気を誇ります。 ルイ14世やナポレオン3世といった王侯貴族の寵愛を受けた「高貴なる愛玩犬」として、王室の肖像画にも登場するほどでした。

白く柔らかな被毛と気品ある立ち振る舞いは、まさにフランス上流階級の美意識とマッチしていたのでしょう。 サロン文化の中で「人を和ませる存在」として重宝され、まさにビションは「社交界の人気者」となっていきました。


一時は路上生活者に

しかし、時代は流れ革命の嵐がフランスを襲うと、貴族の庇護を失ったビション・フリーゼは、なんと街中をさまよう野良犬となってしまいます。

貴族社会においては“華やかな存在”だった彼らですが、そのかわいさを武器に大道芸人のパートナーとして再び人々の前に登場。 芸を覚える賢さもあって、道化犬として人々の注目を浴びるようになります。

この時期には、貧困層にも愛される“庶民派”のビションとして親しまれ、再び人間社会に居場所を見つけていきます。


第二次世界大戦で絶滅寸前に

ビションフリーゼの歴史には、もう一つ大きな危機がありました。 第二次世界大戦の混乱の中で、飼育頭数が激減し、一時は絶滅寸前にまで追い込まれたのです。

しかし戦後、フランスとベルギーの熱心な愛犬家たちの手によって繁殖活動が行われ、ビション・フリーゼは奇跡の復活を遂げます。 そして1970年代にはアメリカでも人気が高まり、AKC(アメリカンケンネルクラブ)に正式登録されるに至ります。

現代日本での人気

日本では2000年代に入ってから注目され始め、「抜け毛が少ない」「においが少ない」という特性が室内飼育に適していると評判に。 トイプードルやマルチーズに続く“ふわふわ系人気犬種”として、愛犬家たちから厚い支持を受けています。

見た目の特徴

 ぬいぐるみのようなビションの魅力

ビション・フリーゼという名前を聞いてまず思い浮かぶのは、まるで綿あめのようにふわふわした白い毛に包まれた愛らしい姿ではないでしょうか?

その“ぬいぐるみ感”は、犬種の中でも群を抜いており、「ぬいぐるみかと思ったら本当に動いた!」と驚かれることも多いほどです。 ここでは、そんなビション・フリーゼの見た目の特徴を徹底解説していきます。



一番の魅力は「ふわふわの白い被毛」

ビション・フリーゼの最大の特徴は、やはり真っ白でふわっふわの巻き毛です。 シングルコートではなく、アンダーコートとオーバーコートのダブルコート構造になっており、柔らかく縮れた被毛が全身を包んでいます。

この毛は「巻き毛(カール)」と「密度の高さ」が特徴で、正しくお手入れをすれば、まるで雲のように丸く膨らんだシルエットを作ることができます。 特に顔まわりの丸いトリミングスタイルは“ビションカット”と呼ばれ、愛好家の間でも大人気です。

また、抜け毛がとても少なく、犬特有の体臭もほとんど感じられないという点でも、室内での飼育に非常に適した犬種と言えるでしょう。


丸い顔と大きな瞳、黒いボタンのような鼻

その外見をさらに愛らしくしているのが、まんまるの顔立ちとつぶらな黒い瞳、そして小さな黒い鼻です。

目と鼻のコントラストが際立つことで、顔の表情がとても豊かに見えます。

口角が少し上がっているような構造になっているため、笑っているような表情を見せることも多く、「ビションスマイル」と呼ばれることも。まさに“見ているだけで癒される存在”なのです。

体のつくりは意外としっかり!

見た目の可愛らしさから「華奢そう」と思われがちですが、ビション・フリーゼは実は骨格がしっかりしていて、筋肉もある程度発達している小型犬です。

体高は約23〜30cm、体重は5〜6kg前後とトイプードルと同程度ですが、密な被毛により実際よりも大きく見えることがあります。

脚は短めで胴はやや長く、背筋がまっすぐ通っていてバランスが良いため、歩く姿もどこか優雅な印象を与えます。 さらに尻尾はふわっとした毛に包まれ、背中に丸くカールして乗っているのも特徴的です。


ビション・フリーゼの「種類」や「サイズの違い」はある?

実は、ビション・フリーゼにはプードルのように「トイ」「ミニチュア」などのサイズ分類は存在しません。 ビション・フリーゼという犬種は基本的にワンサイズのみで、個体差による若干の大きさの違いこそあれ、品種としてのバリエーションはほとんどありません。

また、被毛の色も基本的には「白一色」がスタンダード。 まれにクリームやベージュが混じることもありますが、成長とともに退色して純白に近づいていく場合がほとんどです。

つまり、ビション・フリーゼは「その姿こそが完成されたスタイル」。 どの子も同じようなシルエットに整えることで、その魅力がより引き立つ犬種と言えるでしょう。


見た目に隠れた“お手入れの大変さ”も

もちろん、あのふわふわの見た目を維持するには日々のブラッシングと定期的なトリミングが欠かせません おしゃれで可愛いスタイルの裏には、飼い主のこまめなケアがあるということを忘れてはいけません。

被毛が伸びるのが早いため、月に1回のトリミングと、毎日の軽いブラッシングが推奨されています。 これを怠ると毛玉や皮膚トラブルにつながることもあるので、見た目の美しさを保つ=健康管理でもあるという意識が大切です。

ビション・フリーゼは「可愛い」のひとことでは表せない魅力を持っています。 丸く整ったシルエット、真っ白な毛並み、表情豊かな瞳──それはまさに、“動くぬいぐるみ”。 この外見の魅力を保つには、日々の愛情とケアが必要ですが、その分、他では味わえない特別な喜びが飼い主に与えられる犬種でもあります。


かかりやすい病気と対策

生涯を通して気を付けたい健康管理

ふわふわの被毛に包まれたビション・フリーゼは、一見とても丈夫そうに見えますが、実は遺伝性の病気や被毛・皮膚トラブル、関節や歯の問題などが出やすい犬種でもあります。

愛らしい姿をずっと健康に保つためには、年齢に応じたケアと予防が不可欠です。

ここでは、ビション・フリーゼがかかりやすい主な病気と、その対策をライフステージ別にご紹介します。

子犬期〜成犬期に注意したい病気

涙やけ(流涙症)

ビション・フリーゼの悩みの一つが「涙やけ」です。 真っ白な毛並みに、目の下だけが赤茶色に変色してしまうこの症状は、美観の面でも心配されがちですが、実は目や鼻の構造やアレルギー、涙腺のつまりなど複数の要因が関係しています。

【対策】

  • 涙や目の周りを毎日拭いて清潔に

  • 食事の見直し(添加物や炭水化物過多はNG)

  • 生肉中心の自然食への切り替えも◎ 

アトピー性皮膚炎・アレルギー

ビションは皮膚が敏感で、湿疹やかゆみ、脱毛などが起きやすい体質です。 フケや赤みを伴うこともあり、アレルゲンは食物、ハウスダスト、花粉などさまざま。

【対策】

  • こまめなブラッシングと肌に優しいシャンプー

  • 被毛を清潔に保ちつつ、過剰な洗浄は避ける

  • 皮膚の健康をサポートする食材(ラム肉、馬肉、サーモンなど)を取り入れる

  • 栄養バランスが取れた食事が基本


膝蓋骨脱臼(パテラ)

小型犬に多く、ビション・フリーゼも例外ではありません。後ろ足の膝がずれることで、歩き方が不自然になったり、痛みを伴うことがあります。

【対策】

  • 床に滑り止めマットを敷く(フローリングは要注意)

  • 高すぎるソファやベッドからの飛び降りを避ける

  • 幼少期からの体重管理も重要

  • 激しい運動は控え、関節に優しい遊びを取り入れる



年齢を問わず注意したい病気

歯周病・歯石

口腔ケアを怠ると、歯茎が腫れて出血する、口臭がひどくなる、最終的に歯が抜けるといった症状につながります。 ビション・フリーゼは唾液の分泌が少なめで、歯垢がたまりやすい体質です。

【対策】

  • 毎日の歯磨きを習慣化(ガーゼから始めると◎)

  • デンタルガムや専用のおやつも補助的に活用

  • 年に1回は動物病院での歯科チェックを

外耳炎

ふわふわの被毛で耳が蒸れやすく、細菌やカビが繁殖しやすいのがビションの弱点 特に梅雨時期や夏は耳のにおいやかゆみが気になりがちです。

【対策】

  • 週に1回は耳の中をやさしく掃除(専用クリーナー使用)

  • トリミングの際に耳毛を処理してもらう

  • 耳を掻く、頭を振るなどの行動が増えたら早めに受診


シニア期(7歳以降)に出やすい病気

白内障

加齢によって目の水晶体が白く濁り、視力が低下する病気です。 進行すると失明のリスクも。 遺伝的に白内障が起こりやすい犬種でもあります。

【対策】

  • 日々のアイコンタクトや反応の変化に気づく

  • 抗酸化成分(ルテイン・ビタミンA・オメガ3脂肪酸など)を含むフードに切り替える

  • 進行を遅らせる点眼薬の投与も効果的

心臓病(僧帽弁閉鎖不全症など)

シニア犬に多くみられる病気で、心臓の弁がうまく閉じなくなることで血液が逆流し、負担がかかる状態 呼吸が荒くなったり、疲れやすくなる兆候があります。

【対策】

  • 定期的な聴診と心臓エコー検査

  • 体重管理と塩分控えめの食事

  • 激しい運動や暑さ寒さに注意し、穏やかな生活を心がける

認知症(認知機能障害症候群)

高齢犬によく見られ、夜鳴き・徘徊・トイレの失敗・ぼんやりした表情などがあらわれます。 完全に予防することは難しいものの、進行を遅らせることは可能です。

【対策】

  • 生活リズムを安定させる(睡眠・食事・散歩)

  • 脳を刺激する遊びや知育トイの活用

  • DHAや中鎖脂肪酸(MCTオイル)などの摂取も◎

総合的な健康管理のために

ビション・フリーゼの健康を守るには、「予防」「早期発見」「日々のケア」の3本柱が欠かせません。

その中でも、食事は体を作る土台 ビションの体質に合わせて

涙やけに悩む子には「馬ミンチ」


皮膚が敏感な子には「魚と貝」


活動量の落ちたシニア犬には「鴨ミンチ」や「ラム肉」



といった目的別の生肉商品を取り揃えています。 無添加・高タンパク・低アレルゲンで、健康を内側からサポート。


「ふわふわで元気いっぱい」な姿をできるだけ長く楽しむために、日頃から丁寧なケアと食生活の見直しを心がけていきましょう。



飼い方のポイント

食事

ビション・フリーゼの元気を支える、食材選びの基本

ふわふわの毛並みと、元気いっぱいの笑顔──それを支える土台となるのが、毎日の「食事」です。 ビション・フリーゼは体が小さい分、少ない量でしっかりと栄養が取れる食事設計がとても大切 また、涙やけや皮膚の弱さといった体質の悩みに対しても、食事が大きな鍵を握っています。

ここでは、初心者の方でも実践しやすいビション・フリーゼのための食事の基本と、おすすめの食材・与え方をご紹介します。

ビション・フリーゼにおすすめのたんぱく源

ビション・フリーゼは高たんぱく・低脂肪で消化吸収のよい食材が体質的に合っています。 特に以下の食材は、健康維持と美容の両方に効果的です。

◎ 鶏肉(ささみ・胸肉)

脂肪分が少なく、柔らかくて消化にもやさしい定番食材。 食いつきもよく、子犬からシニア犬まで安心して使えます。



◎ 馬肉

アレルゲンが少なく、鉄分やミネラルが豊富。 涙やけや皮膚の悩みがある子にもおすすめ。「PERFECT 馬ミンチ」は栄養バランスが優れていて、初めての生食にもぴったり。


◎ 鹿肉(ジビエ)

高たんぱく・低脂肪で、筋肉の維持や体力づくりに◎。 自然な風味が嗜好性を高めます。



◎ 鴨肉

脂肪はやや多めですが、ビタミンB群が豊富で代謝を助けます。 冬場のエネルギー源としておすすめ。「PERFECT 鴨ミンチ」はシニア犬や寒い季節にぴったり。



◎ 魚(白身魚やサーモン)

アレルギーが少なく、DHAやEPAなどのオメガ脂肪酸を多く含み、皮膚や被毛の健康をサポート。毛ヅヤや涙やけケアを重視したい子に好評です。



◎ 牛肉(赤身中心)

筋肉を作るたんぱく質が豊富で、嗜好性が高い。 ただし脂身が多すぎる部位は避けましょう。


主食はどうする?ドライフードと生肉のバランス

ビション・フリーゼは消化器官がやや繊細な犬種でもあります。 急なフードの切り替えはお腹を壊す原因になることも。以下のような組み合わせがおすすめです。


  • 初心者の方はドライフードにトッピングとして生肉を少量ずつ加える方法からスタート

  • 慣れてきたら、ホールフード型の生肉(WANMARTのPERFECTシリーズ)を主食に

  • 野菜や炭水化物(さつまいも・かぼちゃ・玄米)を少量加えてもOK


ポイントは「栄養バランス」と「無添加」。

香料や保存料、増粘剤などは涙やけや皮膚トラブルの原因になることがあるため、原材料にこだわった商品を選ぶのが基本です。


食事時間・回数・注意点

  • 回数:成犬で1日2回、子犬やシニアは3回に分けても◎

  • 時間:なるべく毎日同じ時間に与えることで、胃腸のリズムが整います

  • 水分:ドライフード中心なら水分補給をしっかり、生肉なら自然に水分も摂れます


ビション・フリーゼは食欲旺盛な子が多いため、太りすぎに注意。

体重が増えると膝や腰への負担が大きくなるため、定期的な体重チェックとカロリー管理を忘れずに。


WANMART商品とビションの相性は?

ビション・フリーゼは、毛量・皮膚・涙やけといったポイントで食事の質が見た目にも直結します。

だからこそ、安心・安全・無添加の生肉フードを選ぶことが、将来の健康に大きな違いをもたらします。


WANMARTでは、以下のような体調や目的別に食材を選ぶことができます:


  • 毛づやと涙やけ改善に → 馬・魚

  • 活力アップ・筋肉維持に → 牛・鹿

  • 寒さ・シニア期の体力低下対策に → 鴨・ラム

  • アレルギー対応や初めての生食に → 鶏ささみ・白身魚


ビションのごはんタイムは、健康への第一歩。

毎日のごはんから、ふわふわ笑顔と元気な日々をサポートしていきましょう。




散歩と運動量

無理せず楽しく、ビションの“元気”を引き出すお散歩タイム

小型犬=運動量は少なくても大丈夫……そう思われがちですが、ビション・フリーゼは見た目に反して意外と活発でエネルギッシュな犬種です。 好奇心も旺盛で、人や物とのふれ合いも大好き。 だからこそ、日々の散歩や遊びの時間は“心と体の健康”を育てる大切な習慣になります。

ここでは、ビション・フリーゼにとって最適な散歩・運動の方法や注意点をご紹介します。

散歩の基本|1日2回、20〜30分を目安に

ビション・フリーゼの理想的な散歩時間は、朝と夕方の1日2回、各20〜30分程度 歩くスピードはゆっくりでOKですが、できればにおいを嗅いだり、景色を見たりする「探検」のような散歩スタイルがおすすめです。

【ポイント】

  • リードは短すぎず、ややゆとりを持たせて

  • アスファルトは夏場に肉球がやけどすることも。日陰や芝生がおすすめ

  • 小雨程度ならレインコートで短めに

「歩く=運動」だけでなく、心の刺激=ストレス発散や社会性の学習にもつながるため、できるだけ毎日連れていきましょう。

ビションならではの注意点

ふわふわの毛に覆われたビション・フリーゼは、暑さが苦手な体質です。 真夏の散歩は早朝や日没後の涼しい時間帯にしましょう。 また、関節が弱い子もいるため、急な段差やジャンプ運動は避けるようにしましょう。

また、「汚れやすそう」「外に出すのがもったいない」と思われがちですが、被毛はしっかりお手入れすればきれいに保てます。 お散歩後は足やお腹の拭き取り、必要に応じてブラッシングを。 これをルーティン化すると、お互いにとって負担が少なくなります。

室内でもできる運動&遊び

天候が悪くて散歩に行けない日や、外出が難しいときは、室内での軽い遊びや知育トイを使った運動を取り入れましょう。

【おすすめの室内運動】

  • ボール遊び(クッションマットの上が◎)

  • 知育おやつトイ(鼻を使っておやつを探すゲーム)

  • トンネルくぐりやプチアジリティー(体を動かす&頭も使う)

小型犬であっても、毎日体を使う時間をしっかり確保することで、肥満予防・ストレス解消・問題行動の予防にもつながります。

運動後は「ケアタイム」で絆を深めよう

散歩や遊びが終わったあとは、ブラッシングや足拭き、耳のチェックなど“ごほうびタイム”のような感覚で日常のケアを取り入れるのがおすすめです。 飼い主とのふれあいを通じて、ビション・フリーゼはさらに落ち着いた穏やかな子に育ちます。

そして頑張った後には、おやつや軽めのトッピングごはんでごほうびを。

ビション・フリーゼは、ただの「甘えん坊の室内犬」ではありません。 遊ぶこと・歩くことが大好きな、陽気で活発な小さな冒険家です。

散歩や運動は、単に体力を消費するだけでなく、「飼い主との信頼関係を築く」時間でもあります。 あなたの声や笑顔、リードの先のワクワク感──それこそが、ビションにとって最高のごほうびです。



被毛のお手入れとトリミング

美しいふわふわを保つ、ビションケアの極意

ビション・フリーゼといえば、まるで綿あめのような真っ白な被毛が最大の魅力。 そのぬいぐるみのような見た目は、多くの人を一目で虜にしてしまうほどです。 ですが、この美しさをキープするには毎日のケアとプロによるトリミングが欠かせません

「手がかかる」と思われがちですが、正しいお手入れ方法を知れば、意外とシンプル。 ここでは、ふわふわな被毛を守るためのトリミング・ブラッシング・お風呂のポイントを解説します。

トリミング|月1回が基本の“美容と健康”習慣

ビション・フリーゼの被毛は伸び続けるタイプ。 抜け毛は少ないものの、毛が伸びすぎると毛玉や皮膚トラブルの原因にもなります。

【トリミングの基本】

  • 月に1回を目安にサロンでカット

  • 顔まわりは“ビションカット”と呼ばれる丸いシルエットが人気

  • 耳・足裏・肛門まわりなども定期的に整えてもらう

被毛だけでなく、皮膚のチェックや爪切り・耳掃除なども含めたトータルケアができるため、サロン利用はビションにとって非常に重要な健康習慣です。

ブラッシング|1日1回の“愛情コミュニケーション”

ビションの毛は細く柔らかく、絡まりやすい性質があります。 放っておくと毛玉になり、そこから湿疹や炎症を引き起こすことも…。

【ブラッシングのコツ】

  • 毎日1回、10分程度でOK

  • スリッカーブラシ+コームのダブル使いがおすすめ

  • 毛玉ができやすい耳の後ろ・首まわり・わき・内ももを重点的に

最初は嫌がる子もいますが、優しく声をかけながらリズム良く行うと、だんだんリラックスして気持ちよさそうにするようになります。 スキンシップにもなり、飼い主との信頼関係も深まります。

シャンプー・お風呂|2〜3週間に1回、清潔にふわふわに

ビションの被毛は汚れが付きやすいため、2〜3週間に1回はシャンプーで全身を清潔に保つのがおすすめです。 ただし、頻繁すぎるシャンプーは皮膚の乾燥を招くため注意が必要です。

【シャンプーの注意点】

  • 低刺激の犬用シャンプーを使用(できれば保湿成分入り)

  • ぬるめのお湯(36〜38℃)でしっかりすすぐ

  • ドライヤーは毛の根元から乾かし、ふんわり仕上げ

乾かす工程は「ふわふわ」に仕上げる上で最重要。 ブラシで毛を持ち上げながら根本から風を当てていくと、ビション特有の“丸み”がキープできます。


自宅でできる+αケア

  • 涙やけケア: 毎日、目の下をぬるま湯で湿らせたガーゼで優しく拭く

  • 足裏ケア: 散歩後は汚れを拭き、肉球クリームで保湿

  • 耳掃除: 週1回、耳の中を軽くふき取り(コットン+イヤークリーナー)

お手入れは“清潔を保つための作業”であると同時に、ビションの可愛さを最大限に引き出す「愛情表現のひとつ」 リラックスした雰囲気でお手入れすることで、ワンちゃんにとっても楽しい時間になります。

住環境での注意点

ビション・フリーゼがのびのび暮らせる、安全で快適な空間作り

ビション・フリーゼは、人と一緒に過ごす時間を何よりも大切にする甘えん坊な犬種。 だからこそ、「家の中でどう過ごすか」が心身の健康を左右します

この章では、ビション・フリーゼのための住環境づくりについて、「安全性」「快適性」「日常ケアのしやすさ」などの視点から具体的に解説します。

フローリングは滑りやすい!床材には工夫を

ビション・フリーゼは活発に走り回る反面、膝蓋骨脱臼(パテラ)や関節の弱さを抱えやすい犬種。 滑りやすいフローリングは、関節への負担や怪我の原因になります。

【おすすめの床対策】

  • クッションフロアやコルクマットを敷く

  • 犬用の滑り止めマットを部屋全体に設置

  • ステップやスロープを設置し、段差の昇降もサポート

「うちの子は大丈夫」と思っていても、小さなジャンプや急なターンが蓄積されることで、後々のトラブルにつながることも あらかじめ予防できる環境に整えることが大切です。

家具の配置・危険なものの除去

ビションは小型犬ですが、好奇心旺盛で探検好き。 だからこそ「誤飲」や「思わぬケガ」にも注意が必要です。

【注意したいポイント】

  • 床に物を置かない(電池・輪ゴム・コード類は要注意)

  • ソファやベッドからの飛び降り防止にステップ設置

  • コンセントやコードはカバーで隠す

  • 観葉植物も犬に有害な種類は避ける(ポトス、ユリ科など)

人間にとっては何気ないものも、犬には危険な“異物”になりうるという視点で家全体を見直すと◎です。

ケージ・クレートの活用で“安心できる場所”を

家の中に「ここにいれば安心できる」という“自分のスペース”を用意してあげることは、ビションにとってとても大切です。

【おすすめの設置場所】

  • 静かで落ち着いた場所(玄関そばやテレビの近くは避ける)

  • エアコンの風が直接当たらない場所

  • 窓際よりも、壁に囲まれた“守られている感”のある位置

ケージやクレートは、「寝る」「落ち着く」「お留守番」のトレーニングにも活用できます。 布で覆ってあげることで、洞窟のような安心感を与えることもできます。


室温・湿度の管理も大切!

ビション・フリーゼは被毛が多く、熱がこもりやすい体質。 一方で、寒さにもそれほど強いとは言えないため、夏も冬も室温管理は欠かせません

【目安の温湿度】

  • 室温:22~26℃程度

  • 湿度:40〜60%をキープ

  • 夏はエアコン+サーキュレーター、冬は床暖房+薄手のブランケットを活用

とくに梅雨〜夏の高湿度期は皮膚病や外耳炎のリスクも高まるため、除湿機の併用も有効です。 清潔を保ちやすいレイアウト

ふわふわの被毛にゴミやほこりがつきやすいため、清潔な室内環境を維持することも大切です。

【掃除しやすいポイント】

  • 毛がからみにくいカーペットやソファ素材を選ぶ

  • 空気清浄機を設置して、ほこり・花粉・アレルゲンを除去

  • ケージまわりやトイレはこまめに拭き掃除

こまめな清掃と同時に、愛犬の健康管理にもつながる環境が理想です。


 WANMART商品との暮らしをもっと快適に

WANMARTでは、室内での食事をもっと安心・安全に楽 しめるよう、使いやすい食器や保存容器、衛生管理グッズも展開中。


また、生肉シリーズは冷凍→解凍してそのままトッピングするだけで手間いらず。 清潔なキッチンでも扱いやすいパッケージ設計になっています。



しつけのコツ

甘えん坊でも賢い!育てやすくするポイント

ビション・フリーゼは、甘えん坊で人が大好き、そして学習意欲も高い賢い犬種です。 その反面、さみしがり屋で繊細な一面もあるため、しつけでは「優しく・楽しく・一貫性を持って」が鉄則。 ビション・フリーゼの性格を踏まえた、失敗しないしつけのポイントを解説します。

基本姿勢:叱るより「褒めて伸ばす」

ビションは感受性が豊かで、人の表情や声のトーンにも敏感。 大きな声で怒ると萎縮してしまうこともあるので、望ましい行動をしたときにしっかり褒めて伸ばすことが大切です。


【褒め方のコツ】

  • 声のトーンを少し高く、笑顔で「いい子!」「えらいね!」

  • ごほうびのおやつやおもちゃを活用

  • 成功したらすぐに褒める(時間が空くと伝わりません)

WANMARTのふりかけやフリーズドライトリーツはごほうびに最適。

食べきりサイズでトレーニングにも使いやすいです。




トイレトレーニングは焦らず、根気よく

小型犬全般に言えることですが、ビションフリーゼも「トイレの場所を覚えるまでに時間がかかる子」もいます。 失敗しても怒らず、成功したときにとにかく褒めるのが基本です。

【トイレ成功率アップのポイント】

  • サークルの一角にトイレシーツを敷く

  • 食後・起床後・遊びの後にトイレへ誘導

  • 成功したら“ごほうび”+“ほめほめタイム”

※トイレ以外でしてしまっても、無言で片付けて気にしないふり 怒ると「見えないところでする」ようになることもあるので注意しましょう。

コマンドトレーニングは遊び感覚で

「おすわり」「まて」「ふせ」などの基本指示は、ビションにとっても“ゲーム感覚”で楽しめるトレーニングです。 短時間でも毎日繰り返すことで自然に覚えていきます。

【コマンド練習のコツ】

  • 1日5分からでもOK

  • おやつを使いながら体の動きとコマンドを連動

  • 「できた!」を重ねて自信をつける

失敗しても焦らず、「今日はここまで」と潔く切り上げてまた次に。 ポジティブな印象で終わることが次のモチベーションになります。

分離不安の予防も意識して

ビション・フリーゼは甘えん坊な子が多く、ひとりぼっちの時間に不安を感じやすい性格でもあります。 小さなうちから“ひとり時間”に慣れさせておくことで、分離不安のリスクを減らせます。

【ひとり時間の練習方法】

  • 留守番の前に軽く遊んで満足させてから

  • ラジオやテレビをつけっぱなしにして安心感を演出

  • クレート内に好きなおもちゃやブランケットを設置

「出かける前に大騒ぎしない」「帰宅時に大げさにかまわない」なども、精神的な自立を促すための工夫として有効です。

しつけは「愛情を伝える時間」

しつけ=厳しい訓練、ではありません。 ビション・フリーゼにとっては、「一緒に考えて行動して、褒められる喜びを知る」こと。 つまり、しつけはコミュニケーションそのものなのです。

飼い主の表情、声、リズム──そうした“家族ならではの言葉”で、毎日少しずつ絆を深めていきましょう。


まとめ

ビション・フリーゼは、その見た目の愛らしさだけでなく、明るく人懐っこい性格と賢さで、日々の暮らしにたくさんの笑顔を届けてくれる存在です。


一方で、毎日のブラッシングや定期的なトリミング、皮膚・涙やけへの配慮など、「可愛さを保つための努力」も必要な犬種です。

とはいえ、その手間も、ふわふわの笑顔と信頼のまなざしに出会うたびに「飼ってよかった」と思えるはず。


食事・しつけ・住環境──どれもビションの個性に寄り添って工夫することで、ぐっと暮らしやすく、楽しい毎日が待っています。


大切な家族の一員として、ビション・フリーゼとの時間を大事に、心から楽しんでくださいね。



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