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ボーダーコリーと賢く暮らすために|知性と絆を育む“本気の飼い方ガイド”

  • 執筆者の写真: WANMART
    WANMART
  • 5月13日
  • 読了時間: 15分

更新日:8月17日

ボーダーコリー

知能は全犬種中トップクラス、動きは俊敏、目は飼い主をじっと見つめる——。

そんなボーダーコリーは「天才肌の犬」として知られ、世界中にファンの多い犬種です。


その一方で、飼い主には高度な理解と根気が求められる“上級者向け”な一面も。

この記事では、ボーダーコリーの特徴や性格、かかりやすい病気、そしてWANMARTおすすめの食事や暮らし方まで、初めて迎える方にもわかりやすく解説します。



ボーダーコリーってどんな犬?

歴史・ルーツ 〜“働く犬”の代表格〜

ボーダーコリーの起源は、約200年前のイギリス・スコットランド地方。 広大な牧草地で羊を誘導・管理するため、羊飼いたちが犬たちの「能力」に着目し、選抜繁殖を繰り返して誕生したのがこの犬種です。


特筆すべきは、「目で家畜を動かす」高度な技術。 これは“アイ・ストーキング”と呼ばれ、鋭い眼差しだけで羊の進行方向を操る姿には、まるで人間のような知性を感じるほどです。


この“本能としての仕事意識”は、家庭犬になっても健在。 そのため、ボーダーコリーを「ただのペット」として迎えると、ギャップに戸惑う方も多いのです。


アイ・ストーキングで羊を操るスキルを持つボーダーコリー
アイ・ストーキングで羊を操るスキルを持つボーダーコリー

見た目の特徴 〜しなやかな体と知性を感じるまなざし〜

ボーダーコリーは中型犬に分類され、体高は約45〜55cm、体重は14〜22kg程度。 引き締まった筋肉とバランスのとれた体格が特徴で、見た目からも“スポーツ万能犬”であることが伝わってきます。


被毛は「スムース(短毛)」と「ラフ(中〜長毛)」の2タイプがありますが、日本ではふさふさのラフコートが人気です。 毛色はブラック&ホワイトが定番ですが、レッド、ブルーマール、チョコなど、実はとてもバリエーションが豊富。


そして、最大の魅力は“目”。

人の目をじっと見つめて何かを伝えようとするその表情は、飼い主との深い信頼関係が築かれてこそ生まれるもの。 初対面でもその賢さを感じ取れる犬種です。


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性格と習性 〜天才だけど、ちょっと繊細。そして、心から信じた人にはとことん忠実〜

ボーダーコリーは「世界一賢い犬」とも言われるほどの知能を持つ犬種です。 数百語の言葉を理解し、複雑な指示にも即座に反応する能力は、まさに犬界の天才。 ドッグスポーツや競技会で活躍する姿を見て、憧れる方も多いのではないでしょうか。


ただし、その賢さは「扱いやすさ」とイコールではありません。

ボーダーコリーは、飼い主の行動や感情の変化を非常によく観察しています。 そして、「この人は信頼できるリーダーか?」「自分が主導権を持った方がいいのか?」を瞬時に判断します。


そのため、しつけや生活ルールが曖昧なままだと、「自分の方が偉い!」と誤解し、指示を無視したり、要求吠え・飛びつき・噛み行動といった問題行動がエスカレートすることも。


賢いがゆえに、自己主張の仕方も巧妙で、手に負えなくなってしまうケースも少なくありません。


ですが——

一度「この人は自分のリーダーだ」と認め、心を開いたボーダーコリーは、信じられないほど従順で忠実なパートナーになります。


朝起きるタイミングから散歩のペース、仕事や家事の様子まで、すべてを見て“空気を読む”ように寄り添ってくれる。 まるで「もう一人の家族」「相棒」と呼びたくなるような存在に育っていきます。


しかも、ただ言うことを聞くだけではなく、一緒に何かを成し遂げることに喜びを感じる犬種 ドッグスポーツはもちろん、日常のちょっとした“お手伝い”でも、満足そうな表情を見せてくれるでしょう。

だからこそ、しつけは「教え込む」のではなく「一緒に育つ」という気持ちが大切です。 知能の高さを“育てる喜び”に変えられたとき、ボーダーコリーとの暮らしは、他の犬種では味わえない深い絆に包まれます。


甘えた表情のボーダーコリー

かかりやすい病気と対策

〜元気そうに見えても、遺伝性疾患には特に注意〜

活発で賢く、一見すると健康優良児のように見えるボーダーコリー。 しかし、遺伝的な病気にかかりやすい犬種でもあり、特に目・神経・関節系の疾患には十分な注意が必要です。 ここでは代表的な病気を詳しく解説します。


1. 股関節形成不全(Hip Dysplasia)

概要:股関節の発育不良により、関節がうまくかみ合わず、歩行障害や痛みを引き起こす疾患。中型〜大型犬に多く、遺伝的要因+成長期の過度な運動が原因になります。

症状:・歩くときに腰を振るような歩き方になる・立ち上がるのを嫌がる・後ろ足をかばうように動く

対策

  • 子犬期の激しい運動は避け、滑りにくい床で育てる

  • 太らせすぎない(関節に負担がかかる)

  • グルコサミン・コンドロイチンを含む関節サポート食品(WANMARTの緑イ貝ふりかけが人気)

2. 進行性網膜萎縮(PRA:Progressive Retinal Atrophy)

概要:網膜の細胞が徐々に壊れていく進行性の遺伝病。最初は夜盲(暗い場所で見えづらくなる)から始まり、やがて失明へと進行します。

症状:・夜になると壁や物にぶつかる・階段を怖がる・日中も動きがぎこちなくなる

対策

  • 発症後は治療法がないため、親犬の遺伝子検査での予防が最重要

  • 症状が出たら、環境を変えず安心できる空間を整えることで生活の質(QOL)を保つ

3. コリー眼異常(CEA:Collie Eye Anomaly)

概要:ボーダーコリーを含む“コリー系犬種”に見られる眼の先天異常。視力に影響する度合いは個体差があり、重症になると失明に至る場合も。

対策

  • 生後6〜8週ごろに眼科検診を受け、異常の有無を早期に確認

  • ブリーダーからの購入時にはCEAクリアの親犬から生まれているか要確認


4. セロイドリポフスチン症(CL症 / Ceroid Lipofuscinosis)

概要:神経細胞に異常な脂質が蓄積され、脳や神経系に障害をもたらす致死性の遺伝性疾患。通常、1歳前後で発症し、視覚障害・性格変化・異常行動・発作などの症状が見られ、数年で命を落とすことが多いです。

症状:・突然の性格変化(攻撃性、混乱など)・動きがぎこちない・転倒する・視覚障害・認知機能の低下

対策

  • 遺伝子検査での予防が唯一の手段

  • 発症した場合の根本治療法は存在しないため、交配前のスクリーニングが極めて重要


5. グレーコリー症候群(TNS:Trapped Neutrophil Syndrome)

概要:白血球が骨髄から放出されず、免疫力が極端に低下する遺伝性疾患。感染症に弱く、成犬まで生きられないケースも少なくありません。

症状:・成長が遅い・頻繁に下痢や発熱、肺炎などの感染症にかかる・食欲不振、体力低下

対策

  • 発症した個体の治療は困難なため、繁殖犬の遺伝子検査を徹底することが最重要

  • TNSキャリア同士の交配を避けることで発症リスクをゼロにできる


6. てんかん(Epilepsy)

概要:ボーダーコリーには、特発性てんかん(原因不明のてんかん)が比較的多く見られます。突然のけいれん発作を繰り返す疾患で、初発は2〜5歳ごろが多いです。

対策

  • 発作の様子を記録し、早期の診断につなげる

  • 抗てんかん薬の投与と生活環境の安定で、長期的なコントロールが可能


日々の観察と事前の遺伝子検査が、何よりの予防策

ボーダーコリーは健康的に見えても、「見た目ではわからない遺伝性疾患」が潜んでいる可能性があります。だからこそ、


  • 子犬を迎える前にブリーダーの信頼性を確認

  • 必要に応じて遺伝子検査を行う

  • 毎日の食事や生活環境を整える


といった「先手を打つケア」がとても大切です。そして、ボーダーコリーの健康を守るのは、飼い主さんの気づきと選択です。


 動物病院で検査を受けるボーダーコリー

飼い方のポイント

〜“天才犬”と心地よく暮らすために、大切な4つの習慣〜

ボーダーコリーは、ただ可愛がるだけでは満足しません。 心も身体もフルに使って過ごせる環境こそが、彼らの幸福につながります。 「食事」「運動」「お手入れ」「住環境」という4つの観点から、ボーダーコリーとの暮らしをより快適に、より健やかにするためのポイントをご紹介します。


1. 食事:賢く・動ける身体は、日々の“ごはん”でつくられる

ボーダーコリーのような高エネルギー犬種にとって、食事は「燃料補給」以上に「健康と知能の維持」を支える大切な要素です。


基本の考え方

  • 高タンパク・低脂肪(筋肉を保ち、余計な脂肪をため込まない)

  • 消化吸収の良さ(内臓への負担が少ない)

  • 添加物を避ける(敏感な子が多いためアレルゲンになりやすい)

  • 関節・脳・皮膚への栄養サポートを意識する


おすすめ食材

  • 馬肉:赤身が多く、鉄分・ビタミンも豊富でアレルゲンになりにくい

  • ラム肉:脂質が控えめでビタミンB群が豊富。免疫や皮膚にも◎

  • 本マグロ:DHA・EPAが豊富で脳や視覚機能をサポート

  • 緑イ貝:グルコサミン・コンドロイチンを多く含み、関節ケアに最適


WANMARTのおすすめメニュー例

朝のメニュー例(エネルギーチャージ重視)

  • 馬肉ミンチ 80g

  • 茹でたカボチャ or さつまいも 小さじ2(糖質でエネルギー補給)

  • 本マグロふりかけ(DHA補給+食欲UP)

  • 細かく刻んだブロッコリーやにんじん


PERFECT Horse (馬)
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国産本鮪ふりかけ
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夜のメニュー例(回復+内臓サポート)

  • ラム肉スライス 100g

  • おかゆ少量(胃腸を休めつつ満腹感)

  • 緑イ貝ふりかけ(関節サポート)

  • オメガ3オイル(皮膚・被毛ケアに)


ラムハラミ
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PERFECT Lamb & Mutton (羊)
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緑イ貝ふりかけ 約50g
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プチ栄養ヒント

  • 硬い骨ガムの代わりに、鶏軟骨や鮭皮チップなど天然のおやつを活用することで、栄養補給&咀嚼欲も満たせます。

  • 手作りに抵抗がある方でも、WANMARTの「ふりかけシリーズ」を普段のフードにトッピングするだけで、栄養バランスとおいしさが格段にアップします。


美味しそうにご飯を食べるボーダーコリー

2. 運動:脳と身体の“両方”を使わせることがカギ

ボーダーコリーは、運動量が多いだけでなく、「知的な刺激を求める犬種」です。 単に散歩を長くするだけでは物足りず、脳が退屈すると問題行動を起こしがちです。


毎日の運動プラン

  • 朝:40〜60分の散歩+軽いコマンドトレーニング(おすわり→待て→来いなど)

  • 夜:30〜40分のフリスビー・ボール遊び・追いかけっこ

  • 室内:知育トイ(おやつを入れて工夫して取り出すもの)や、指示に従う練習


定期的な取り入れたい運動

  • ドッグラン(他の犬との社会化&自由運動)

  • アジリティ(障害物競技)

  • フリスビー(瞬発力と集中力が鍛えられる)


重要なのは、“指示に従って動く喜び”を味わわせること。 ボーダーコリーはただ走るだけでは満たされず、「褒められる」「達成する」経験が精神面にも大きく作用します。

フリスビーをするボーダーコリー
フリスビーで遊ぶボーダーコリー

3.被毛のお手入れ:美しいコートは、日々の“ふれあい”から

ボーダーコリーはダブルコートのため、春・秋の換毛期には大量の抜け毛が発生します。 定期的なケアが見た目だけでなく、皮膚病や熱中症の予防にもつながります。


お手入れの基本

  • ブラッシング:週3〜4回、換毛期は毎日(スリッカーブラシ+コームがおすすめ)

  • シャンプー:月1回程度。皮脂を落としすぎない低刺激タイプを使用

  • 部分カット:足裏、耳周り、お尻の毛は伸びやすく、不衛生になりやすい


スキンケアの工夫

  • 食事にオメガ3(DHA・EPA)を取り入れることで、内側から皮膚と被毛を保湿

  • かゆみ・赤みがある場合はアレルギー検査を検討


ブラッシングは、信頼関係を深めるスキンシップの時間でもあります。 ボーダーコリーは長毛で毛が絡まりやすいので出来れば毎日ブラッシングしましょう。

最初は短く、やさしい声かけをしながら“褒めて育てる”と、お手入れタイムが大好きになります。


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4. 住環境:安心できる場所と、飽きない刺激のバランスを

ボーダーコリーは、外界の刺激(音・動き・気配)に非常に敏感な犬種 そのため、「落ち着ける静かなスペース」と「気晴らしできる刺激」をバランスよく与えることが大切です。


室内の環境づくり

  • 滑りにくいフローリングマットやラグで関節を保護

  • クレートやベッドで作る“自分だけの安心ゾーン”

  • 窓辺に長時間いると刺激が強すぎることもあるため、休憩スペースは壁側か部屋の隅に設置

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留守番・退屈対策

  • 知育トイ・コング(中におやつを入れて時間稼ぎ)

  • 留守中にラジオや環境音を流して、“生活音”を残す

  • 飼い主のニオイが残る毛布や衣類をそばに置いておくと安心する子も


「ひとりの時間も快適に過ごせる」ことが、結果的にボーダーコリーの心を安定させる最大の秘訣です。


しつけのコツ

〜しつけ=押さえつけるではなく、信頼を育む“対話”〜

ボーダーコリーは非常に賢く、人の表情・声色・空気を読む力に長けた犬種です。 だからこそ「ただ命令する」「怒鳴って従わせる」ようなしつけは逆効果。 信頼をベースにした“共に学ぶ姿勢”が何より重要です。


1. 主従関係を最初にしっかりと築く

ボーダーコリーは「誰がリーダーか」を常に観察しています。 あいまいな指示や日によってルールが違うと、“自分が主導権を取ろう”と考えやすくなるため、行動の一貫性がカギです。


  • 指示は短く・明確に(例:「ダメ!」より「NO!」や「待て!」)

  • 家族内でルールは統一(乗っていいソファ、していい遊びなど)

  • 指示を守れたときはすぐ褒める(ごほうび or 声かけ)


2. 指示は「遊び」の中で教えると覚えが早い

高い知能を持つボーダーコリーは、しつけを“退屈な訓練”と感じるとすぐ飽きてしまいます そのため「おすわり」や「伏せ」なども、遊びやごほうびとセットで教えるのが効果的です。


  • フリスビー前に「待て」ができたら投げてあげる

  • 知育トイを使って「探せ」のコマンドを教える

  • 正しく行動したら、その場でおやつやトイで褒める


ボーダーコリーは褒められることが大好き!叱るより“正しい行動を選ばせて褒める”方がよく身につきます。


3. 繊細な性格に配慮した「感情の安定」も大切

驚くほど空気を読むボーダーコリーは、飼い主の感情にも強く反応します 怒鳴ったり、手をあげたりすると心を閉ざしてしまう子も少なくありません。


  • 失敗しても冷静に対応(過剰な叱責はNG)

  • 日々の生活で「安心できるルーティン」を作る

  • イライラしたときは深呼吸して一旦間を置く


ポイント:しつけは“服従”ではなく“信頼”から始まるもの。


「この人の言うことなら聞きたい」そう思わせられたとき、ボーダーコリーの賢さと忠誠心は最高のかたちで発揮されます。


ふせをするボーダーコリー

ボーダーコリーの飼育にかかる生涯費用(試算)

前提条件:

  • 飼育期間:13歳まで(平均寿命12〜15歳程度)

  • 日本国内・一般家庭での室内飼育を想定

  • 基本的な健康を保っている個体(特別な疾患なし)

  • 定期的な運動・トレーニング・ケアをしっかり行う前提


1. 初期費用(導入時)

費用項目

金額目安

子犬の購入費(ブリーダー)

20〜40万円

初回の健康診断・ワクチン接種

1〜2万円

マイクロチップ登録・去勢/避妊手術

2〜3万円

ケージ・ベッド・食器・トイレなど

3〜5万円

リード・首輪・おもちゃ・移動用品など

1〜2万円

▶ 合計:30〜50万円


2. 毎月の維持費(1ヶ月あたり)

項目

金額目安

フード代(高品質フード+トッピング等)

8,000〜15,000円

おやつ・ふりかけ・知育トイ

1,000〜3,000円

動物病院(定期検診・フィラリア・ノミダニ)

2,000〜5,000円

トリミング・シャンプー(自宅 or サロン)

1,000〜5,000円

ペット保険(任意)

2,000〜4,000円

▶ 月合計:約15,000〜32,000円程度

▶ 年間:約18〜38万円程度

※しつけ教室、ドッグラン代、旅行・預け先などを加味するとさらに+α


3. 医療・予防費(年間)

項目

金額目安

年1回の健康診断(血液・尿・便)

1万〜2万円

フィラリア予防薬(年6〜8回)

約8,000〜1万円

ノミ・ダニ予防薬(年6〜12回)

約8,000〜1万円

ワクチン(5種〜8種)

約5,000〜10,000円

歯石除去・口腔ケア

年1回 1万〜2万円

4. 生涯総費用(13年間の場合)

区分

費用

初期費用

約40万円

維持費(平均25,000円/月)

約390万円

年間医療費(平均4万円)×13年

約52万円

合計:約480〜550万円程度

※個体差・病気の有無・しつけ・環境・食事のこだわりにより、±100万円以上変動する可能性あり


こんな点も費用に影響!

  • 病気がちな個体は+100万円以上の医療費がかかることも(特に遺伝性疾患)

  • フードに生肉やオーガニック素材を選ぶと月額UP

  • トリミングを外部に頼む頻度によって年間数万円の差が出る

  • 長期旅行や転勤時にペットホテル・預け先を利用する機会が多いとコスト増


節約のヒント(でも“質”は落とさず)

  • WANMARTのふりかけや馬肉・緑イ貝は、コスパ良く栄養補給できるおすすめトッピング

  • ブラッシングやシャンプーは自宅ケアで学べば大幅節約

  • 保険は月額2,000円台のプランでも通院費補助があり安心感UP

  • 定期購入やポイント還元を活用してフード代を安定化

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ボーダーコリーが“飼育放棄が多い犬種”と言われる背景

〜“理想”と“現実”のギャップが、命を脅かしている〜

SNSやテレビで見るボーダーコリーは、どれも賢く、活発で、芸達者。 その姿に憧れて「飼ってみたい!」と思う方は多いですが、実際に飼育放棄が非常に多い犬種のひとつでもあります。


1. 運動量と知的欲求が“想像以上”

1日1〜2時間の運動、頭を使う遊び、しつけの継続…ボーダーコリーの理想的な生活には、飼い主の体力・時間・根気が不可欠です。

「毎日そんなに運動させられない」「頭の良さを持て余して、逆に扱いづらい」

このように、理想だけで迎えてしまい、手に負えずに手放す人が後を絶ちません


2. しつけを怠ると“問題行動”に発展しやすい

しつけを怠った結果…

  • 吠える・噛む・家具を壊す

  • 他犬や人への過剰な警戒心

  • 飼い主の指示を無視し、自分本位に動く

賢いがゆえに、「わかってやっている」問題行動が目立ち、家族のストレスになるケースもあります。


3. 悪気なく迎えて、でも“勉強不足”だった

多くの放棄は、「こんなに大変とは思わなかった」という情報不足・準備不足によるものです。

  • 「賢い犬=飼いやすい」と誤解されている

  • 子犬時代の可愛さに惹かれて迎えるが、成長後のケアを想像していなかった

  • 留守番が多い家庭や運動時間が取れない共働き世帯で問題が発生しやすい


ボーダーコリーと暮らすために、まず必要なのは“覚悟”と“理解”

彼らは確かに素晴らしいパートナーです。 でもそれは、「知識」と「愛情」と「時間」を注げる人と出会えたときに限ります。

飼育放棄を減らすためには、「理想のペット」ではなく「一緒に学び、育ち合うパートナー」としてボーダーコリーを見る目が必要です。


ボーダーコリーの本能に応える、“根っこからの栄養補給”を

牧羊犬としての本能を色濃く残し、身体も頭もフルに使って生きるボーダーコリー。

そんな彼らのパフォーマンスと健康を支えるには、「自然の摂理に沿った食事」がとても重要です。


WANMARTのフレッシュフードを美味しそうに食べるボーダーコリー



WANMARTのPERFECTシリーズは、犬たちの祖先であるオオカミの食性にも着想を得たフレッシュフード


無添加素材100%、肉・内臓・血液をまるごと使用することで、人工的なサプリメントに頼らず、“本能が求める栄養”を自然なかたちで届けることを目指しています。


毎日のごはんから、あなたのボーダーコリーの健康を根っこから支えてみませんか?

馬・牛・鹿・鶏・豚・羊・鴨・魚と貝・うさぎの9種ラインナップで、体質や好みに合わせたチョイスも可能です。






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