ワンちゃんの体内時計のびっくりリズムを科学で解説
- WANMART

- 2025年12月11日
- 読了時間: 4分

「1日に何回テンションの波が来る?」
「朝はやけに元気なのに、昼はぐったり」 「夕方になると急にスイッチON」 「夜、なぜか家の中で運動会が始まる…」
――これ、実は偶然でも性格だけでもありません。
ワンちゃんには、人間と同じように“体内時計 (サーカディアンリズム) ” があり、1日の中でテンションや集中力が上がる時間帯が、かなりはっきりしているんです。
今回は
・ワンちゃんのテンション波は1日何回来る?
・なぜその時間に元気になるの?・
・ 暮らしにどう活かせばいい?
を、サクッと&解説します。
結論:テンションの波は「だいたい1日3回」
多くのワンちゃんに共通して見られるのが、このリズム。
ワンちゃんのテンション波(目安)
① 起床から約3時間後 → 1日の中でいちばん元気
② 夕方〜日没前後 → 集中力・意欲がピーク
③ 夜に一瞬だけ来る“謎のハイ” → いわゆる「夜のズームタイム」
「うちの子、まさにこれ!」という飼い主さん、多いはずです。
なぜ「起きて3時間後」が最も活発?
朝起きた直後のワンちゃんって、意外とボーッとしていませんか?
それもそのはず。
体の中ではこんなことが起きています
睡眠ホルモン(メラトニン)が徐々に減少
体温・心拍・筋肉の働きが上昇
狩り本能に近い“活動モード”へ切り替え
この切り替えが完了するのが、起床から約2〜3時間後。
・判断力
・運動能力
・食欲
すべてが噛み合い、「いま何でもできる気がする!」状態になります。
朝の散歩でテンションMAXなのも、実は理にかなっているんです。

夕方に「集中力」がグッと上がる理由
夕方になると、
落ち着いて指示を聞く
しつけが入りやすい
頭を使う遊びが得意になる
こんな変化、感じたことありませんか?
これは“祖先の生活リズム”の名残
オオカミ時代、最も狩りに適していたのが 夕暮れ時。
視界が利きやすい
気温が下がり体が動く
エネルギーを効率よく使える
その名残で、ワンちゃんは今も夕方に集中力がピークになりやすいのです。
トレーニングや知育遊びは夕方が狙い目。

夜の「なぜか急に元気」現象の正体
そして多くの飼い主さんを悩ませる(?)
・夜の突然のテンション爆上がり
・ソファでダッシュ
・おもちゃをくわえて走り回る
これにはちゃんと名前があります。
ズームタイム(Zoomies)
日中に溜まった
軽いストレス
エネルギーの残り
興奮
を、一気に放出する生理的な行動。
実はこれ、心も体も健康な証拠でもあります。
毎晩激しすぎる場合は、日中の運動や刺激が足りていないサインかも。

ワンちゃんのテンションが下がる・落ち着く時間帯っていつ?
テンションの波があるなら、当然“静かな時間”もあります。
それはワンちゃんが怠けているわけでも、元気がないわけでもなく、体内時計どおりに動いているだけなんです。
① 起床直後|まだエンジンがかかっていない時間
朝起きてすぐのワンちゃんは、意外と省エネモード。
ぼんやり歩く
大きなストレッチ
食欲がゆっくり出てくる
これは睡眠ホルモンの影響で、脳も体もまだ完全に目覚めていない状態。 人間の「朝コーヒー前」と同じですね。

② 昼過ぎ(12〜15時頃)|いちばん穏やかな“お昼寝タイム”
多くのワンちゃんは、午後に自然とテンションが下がります。
日向でゴロゴロ
遊びに乗り気じゃない
飼い主の足元で熟睡
ここは哺乳類共通の体内リズムの“谷”。 無理に起こさず、静かに過ごすのが正解です。

③ 夜の爆走後|燃え尽きて一気にクールダウン
ソファダッシュやズームタイムの後は、
ピタッと動かなくなる
すぐ寝落ち
甘えてくる
これは自律神経が休息モードへ切り替わったサイン。 暴れたあとは、ちゃんとオフになる――実はとても健康的です。

シニア犬は“落ち着く時間”が増える
年齢を重ねると、テンションのピークは短く、休憩が増えます。
これは衰えではなく、体が無理をしない方向へ調整している証拠。
ペースを尊重してあげましょう。
テンションが下がる時間帯は、
なでる
声を落とす
胃腸にやさしいごはんで満足感を
フレッシュフードは消化の負担が少なく、気持ちよく“オフ”に入る時間を作りやすいのがメリットです。
まとめ
ワンちゃんの一日は、
元気 → 休む → 集中 → 爆走 → 休む
という自然なリズム。
テンションが低い時間も含めて、それが“その子らしい健康な毎日”なんです。
「今はお休みの時間なんだな」そう思えるだけで、飼い主さんの気持ちもゆるっと楽になりますよ。






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