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犬の「パテラ」って何?片足を上げる・スキップ歩きを見逃さないために

執筆者の写真: WANMART
WANMART
20 時間前
読了時間: 9分
パテラで足を引きずるワンちゃん

「歩いている途中で、急に後ろ足を上げる」

「何歩かケンケンしたあと、何事もなかったように普通に歩く」

「病院で“パテラがありますね”と言われたけれど、元気そうだし大丈夫なの?」


小型犬と暮らしていると、一度は「パテラ」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。


普段は元気いっぱいなのに、ときどき後ろ足を上げる。少し休んだらまた普通に走り出す。

そんな姿を見ると、


「痛いの?」 「散歩を減らしたほうがいい?」 「手術になるの?」


と心配になりますよね。

実は「パテラ」は、軽い状態から手術が必要になる状態まで幅が広く、グレードだけではなく、痛みや歩き方、骨の変形などを合わせて考えることが大切です。

今回は、ワンちゃんのパテラについて、どんなトラブルなのか、なりやすい犬種、見逃したくない症状、グレードの違い、治療、毎日の生活でできること、そしてWANMARTで食事からできるサポートまで順番に見ていきましょう。



ワンちゃんの「パテラ」とは?

「パテラ」は英語で膝蓋骨(ひざのお皿)を意味しますが、飼い主さん同士や動物病院で「パテラがある」と言う場合、多くは膝蓋骨脱臼を指しています。


膝蓋骨は通常、大腿骨にある溝の中を、膝の曲げ伸ばしに合わせて動いています。

しかし、この膝蓋骨が溝から内側や外側へ外れてしまうことがあります。

犬では、特に内側へ外れる「内方脱臼」が多くみられます。

そして大切なのが、パテラは単純に「転んだから」「フローリングで滑ったから」起こるとは限らないことです。

多くの場合は、成長する過程で骨や筋肉、腱などの位置関係にズレが生じる発達性の整形外科疾患と考えられています。

そのため、滑らない環境をつくることは大切ですが、「滑らせなければ絶対にパテラにならない」というものではありません。

パテラになりやすい犬種は?

膝蓋骨脱臼は、特に小型犬・超小型犬で多くみられます。

代表的なのは、


  • トイ・プードル

  • チワワ

  • ポメラニアン

  • ヨークシャー・テリア

  • マルチーズ


などです。

ただし、「この犬種なら必ずなる」という意味ではありませんし、大型犬でもパテラになることはあります。


また、片足だけでなく左右両方の膝にパテラがあるワンちゃんもいます。


小型犬だから怖がる必要はありませんが、普段から歩き方や後ろ足の使い方を見ておくと、変化に気づきやすくなります。


こんな歩き方があったら注意

パテラで特に特徴的なのが、突然後ろ足を上げて、数歩だけケンケンするように歩くことです。


その後、膝蓋骨が元の位置へ戻ると、何事もなかったように普通に歩き始めることがあります。

そのほかにも、

  • スキップするように歩く

  • 散歩中に突然片足を上げる

  • 階段や段差を嫌がる

  • 脚を触られるのを嫌がる

  • 座り方や立ち方がいつもと違う

  • 散歩を嫌がるようになった

といった変化がみられることがあります。


ただし、片足を上げる=必ずパテラではありません。

靱帯の損傷や股関節、足先のケガなどでも似た歩き方になるため、繰り返す場合は動物病院で診てもらいましょう。

散歩しにくそうなマルチーズ


パテラにはグレード1〜4がある

膝蓋骨脱臼は、外れ方や元に戻るかどうかによってグレード1〜4に分類されます。

グレード1 普段は正常な位置にあり、手で押すと外れますが自然に戻る状態です。 症状がほとんどない子もいます。

グレード2 日常生活の中でも膝蓋骨が外れることがあり、「急に片足を上げる→また普通に歩く」という動きがみられることがあります。

グレード3 膝蓋骨がほとんど外れた状態にあり、手で戻してもまた外れやすくなります。

グレード4 常に外れた状態で、手で元へ戻すことができず、脚の骨格に強い変形を伴うことがあります。

ただし、グレード=痛みの強さではありません。

同じグレードでも症状には個体差があるため、歩き方や痛み、年齢、骨の変形などを合わせて治療方針を決めます。

パテラのグレードについて

放っておいても大丈夫?

軽いパテラで、生涯ほとんど症状が出ないワンちゃんもいます。


一方、膝蓋骨が何度も外れる状態が続けば、膝の軟骨が少しずつ傷つき、将来的に変形性関節症につながる可能性があります。


また、膝への負担が増えることで、前十字靱帯など別の部分にトラブルが起こる場合もあります。

そのため、「今普通に歩いているから大丈夫」とも、「パテラなら必ず手術」とも言い切れません。


定期的に状態を確認し、その子に合った管理をしていくことが大切です。

パテラ=必ず手術ではありません

軽度でほとんど症状がない場合には、体重管理、適切な運動、リハビリ、生活環境の見直しなどを行いながら経過を見ることがあります。

一方で、頻繁に足を上げる、痛みがある、症状が悪化している、骨格の変形が強いといった場合には手術が検討されます。


手術では、膝蓋骨が収まる溝を調整したり、腱の位置や周囲の組織を整えたりするなど、その子の状態に合わせた方法が選ばれます。

つまり、「グレードだけで手術を決める」のではなく、実際の生活への影響まで含めて考えることが大切なのです。


獣医さんと相談する飼い主

家でできるパテラ対策

もともとの骨格が関係するパテラを、生活だけで完全に防ぐことはできません。


それでも、膝に余計な負担をかけない環境をつくることには大きな意味があります。

滑る床を見直す

フローリングで足が滑ると、膝へ余計な負担がかかります。


特に、ソファの前、廊下、ご飯を食べる場所、遊ぶ場所などには、滑りにくいマットやカーペットを敷くとよいでしょう。


爪や足裏の毛が伸びすぎていても踏ん張りにくくなるため、定期的なケアも大切です。

ジャンプを繰り返させない

ソファやベッドから毎日飛び降りる生活では、着地のたびに膝へ衝撃が加わります。


パテラを指摘されている場合には、ペットステップやスロープを使い、できるだけ大きな段差を減らしてあげましょう。

パテラなら運動しないほうがいい?

パテラと聞くと、「なるべく歩かせないほうがいいのかな」と思うかもしれません。


しかし、軽い状態のワンちゃんでは、適度な運動によって太ももやお尻の筋肉を維持することも大切です。


筋肉が落ちると、膝を支える力も弱くなります。


そのため、ずっと抱っこして過ごすのではなく、その子の状態に合わせて散歩などの運動を続けることが基本になります。

一方で、激しいダッシュ、急旋回するボール遊び、高い場所からのジャンプなどは負担になる場合があります。

どのくらい運動してよいかは症状によって違うので、パテラを診断されているワンちゃんでは主治医へ相談しましょう。


パテラ対策万全の室内で昼寝するチワワ

体重管理も大切

パテラのワンちゃんにとって、太りすぎを防ぐことも重要です。


体重が増えれば、その分だけ歩くたびに膝へかかる負担も大きくなります。


ただし、食事を極端に減らして筋肉まで落としてしまうのも避けたいところです。

目指したいのは、適正体重を維持しながら、必要な筋肉もしっかり保つこと。

食事のカロリーだけでなく、タンパク質や運動とのバランスも考えていきましょう。

WANMARTなら何を選べばいい?

まず大前提として、WANMARTの商品を食べればパテラが治ったり、膝蓋骨が元の位置へ戻ったりするわけではありません。

ただし、適正体重や筋肉を維持し、関節の健康を食事からサポートすることはできます。

関節ケアを意識するなら「緑イ貝ふりかけ」


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WANMARTの緑イ貝ふりかけには、EPA・DHA・ETAなどのオメガ3脂肪酸や、コンドロイチンなどが含まれています。


緑イ貝には、犬の関節の痛みや運動機能を補助する可能性を示した研究もあります。


ただし、緑イ貝でパテラそのものを予防・治療できるわけではありません。


あくまで、関節の健康を意識した毎日の食事に取り入れる補助的な食材として考えましょう。


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赤身と筋を一緒に取り入れるなら「馬刺赤スジ」

パテラのワンちゃんでは、膝への負担を減らすために体重を増やしすぎないことと、脚を支える筋肉を維持することの両方が大切です。

WANMARTの馬刺赤スジは、馬の赤身肉と筋がバランスよく入った商品です。

馬肉はタンパク質を摂りやすく、筋の部分には結合組織由来のコラーゲンも含まれています。

「関節にコラーゲンを食べさせればパテラが治る」という意味ではありませんが、毎日の食事で良質なタンパク質を取り入れながら、赤身だけとは違った部位も楽しませたいというときには使いやすい食材です。


パテラのケアでは食事だけでなく適度な運動も大切なので、タンパク質をしっかり摂りながら、その子に合った運動で筋肉を維持していきましょう。

馬刺赤スジ
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「関節によい食べ物」だけで考えない

パテラがあると、

「関節サプリを飲ませたほうがいい?」 「何を食べればいい?」と考えたくなります。

でも、パテラのワンちゃんにとって大切なのは食事だけではありません。


滑りにくい床、適正体重、その子に合った運動、必要な筋肉を維持する食事。


このすべてを合わせて考えることが大切です。


何かひとつの食材だけで解決しようとせず、膝へ負担をかけにくい生活を丸ごとつくるという視点を持ってみてください。


こんな変化が出たら早めに病院へ

すでにパテラを指摘されているワンちゃんでも、症状が変わったときには一度見直しが必要です。


特に、 これまでより頻繁に片足を上げるようになった 足をまったく着けなくなった 明らかに痛がる 散歩を嫌がるようになった 脚の形が変わってきた 少しずつ症状が悪化している

といった変化がある場合には、早めに動物病院へ相談しましょう。

また、昨日までは普通に歩いていたのに、突然強く痛がって足を着けなくなった場合には、パテラだけではなく、靱帯の損傷やほかのケガが起きている可能性もあります。


「もともとパテラがあるから、そのせいだろう」と決めつけず、いつもと違う痛がり方や歩き方が出たときは、別のトラブルも含めて診てもらうことが大切です。

獣医で診断を受けるチワワ

「ケンケンしてすぐ戻る」からこそ見逃さないで

ワンちゃんのパテラは、一般的には膝蓋骨が正常な位置から外れてしまう膝蓋骨脱臼を指します。

特に小型犬でよくみられ、突然片足を上げたり、数歩だけケンケンしたあと普通に歩き始めたりするのが代表的なサインです。

ただし、大切なのは「今歩けているから大丈夫」と判断しないこと。

どのくらい頻繁に起こるのか、痛みはあるのか、症状が悪化していないかまで見てあげましょう。

そして飼い主さんにできるのは、滑りにくい環境をつくること、太らせないこと、必要な筋肉を維持すること、無理なジャンプを減らすこと、歩き方を普段から観察することです。

パテラは骨格的な要因が大きいため、完全に防げない場合もあります。

だからこそ、「何か悪いことをしてしまった」と考えるのではなく、その子の膝とこれからどう上手につきあっていくかを考えていきましょう。

WANMARTも、毎日の食事を通して、ワンちゃんができるだけ長く自分の足で楽しく歩ける体づくりをサポートしていきたいと思います。


元気に歩くポメラニアン

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