酵素で変わる!ワンちゃんの健康を支える「生肉食」の正しい知識
- WANMART

- 6月18日
- 読了時間: 6分
更新日:9月13日

「生肉ってちょっと抵抗があるけど…うちの子に合うお肉って何だろう?」
ワンちゃんの健康を考えると「生肉」って気になるけど、なんとなく心配…という方も多いはず。
でも実は、生肉にはワンちゃんの消化や代謝をサポートする“酵素の力”がたっぷり詰まっているんです。
今回は、生肉の魅力や与え方の工夫、ワンちゃんの体質に合ったお肉の選び方まで、ちょっと気になるポイントを分かりやすくご紹介します。
生肉には“加熱では得られない”栄養の働きがある
私たち人間と同じように、犬たちの体内にも「酵素」が存在します。
この酵素は、食べ物の消化吸収、細胞の修復、代謝といったさまざまな体の働きを助ける大事な役割を担っています。
特に重要なのが、「潜在酵素(体内に備わっている酵素)」と「食物酵素(食べ物から摂る酵素)」のバランス。
ところが、潜在酵素は加齢とともに減少していき、再び増やすことはできません。
ここで登場するのが「生肉に含まれる食物酵素」。
酵素は加熱に弱く、70度以上の熱を加えるとその多くが壊れてしまいます。 つまり、加熱処理されたドッグフードでは補えない酵素を、生肉から補うことができるのです。

なぜ“シニア犬”にこそ生肉が向いているのか?
年齢を重ねたワンちゃんほど、消化に時間がかかったり、食後にぐったりしてしまうことが増えてきますよね。
これは体内の酵素量が減っていることによる“消化への負担”が原因のひとつ。
そんな時こそ、酵素が豊富な生肉を取り入れることで、消化を助け、体へのエネルギー消費を軽減することが可能になります。
消化がラクになると、そのぶんのエネルギーを免疫力の維持や細胞の再生といった“代謝”の方に回せるようになるんです。

「いきなり生は不安」な方へ|やさしい導入ステップ
「生はちょっと勇気がいる…」という方には、次のような段階的な導入をおすすめします。
最初は表面だけをさっと焼いて、中をレアに
数日かけて少しずつ加熱を控え、ワンちゃんの体調を見ながら切り替え
下痢や嘔吐がないかを確認しながら、慣れるスピードは個体に合わせて
また、免疫力が落ちている子や病中病後の場合は、動物病院で相談しながら始めると安心です。

ワンちゃんに合ったお肉選びのヒント
意外と知られていないのが、「お肉にも性質がある」ということ。
これは中医学の理論に基づいた分類で、お肉は体を“温める”ものと“冷やす”ものに分かれます。
ワンちゃんの体質や季節、体調に合わせてお肉を選ぶことで、より効果的な食事になります。
肉の特性一覧とおすすめシーン
肉の種類 | 体への影響 | 向いているケース |
牛肉 | 中庸(平性) | 万能型。元気がないときや、筋肉をつけたい子に。 |
鶏肉(オス) | 温める | 冷え性、胃腸が弱い子、寒い季節に。 |
鶏肉(メス) | 平性 | 毎日の食事に取り入れやすいバランス型。 |
豚肉 | 平性 | 滋養強壮に◎。疲れやすい子、シニア犬に。 |
羊肉 | 温める | 寒がり、冷えからくる下痢の子に。 |
馬肉 | 冷やす | 皮膚トラブル、熱がこもりがちな体質に。 |
鹿肉 | 温める | 持久力や体力をつけたいアクティブな子に。 |
うさぎ肉 | 冷やす | 胃腸の調子が崩れやすい子や、暑がりの子に。 |
※体を冷やすタイプのお肉は、炎症があるときや暑い時期に向いている反面、冷えすぎには注意が必要。
一方で、温めるお肉は寒さや免疫力低下に強い味方になります。

PERFECTシリーズを見る >> 食物酵素が“疲れにくい体”をつくる理由
体が疲れるのは、エネルギーの使い道が偏っているから。
食べ物の消化に多くの酵素を使ってしまうと、体を修復したり、老廃物を排出したりする代謝酵素が足りなくなってしまうんです。
でも、生肉などからあらかじめ食物酵素を摂っておくことで、消化の負担が減り、体はもっと“修復や回復”に力を使えるようになります。
これは、シニア犬にとっても、日々元気に活動する若い子にとっても大きなメリットです。

実際にワンちゃんに生肉をあげている飼い主さんの声
ボーダーコリー10歳
うちのボーダーコリー、リクは今年で10歳。 若い頃に比べると、なんとなくごはんの食いつきが落ちたり、お腹を壊しやすくなったりして、「年齢のせいかな」と思っていました。
そんなときに知ったのが、生肉ごはん。
最初は「え、生?」ってちょっと戸惑いましたが、調べてみたら消化酵素がたっぷりで、シニア犬にこそおすすめって書いてあったので、思い切ってチャレンジしてみました。
最初はドライフードにちょこっと乗せるだけ。でも、リクの目の輝きが違う!
鼻をヒクヒクさせて嬉しそうに食べる姿に、こっちまでニッコリ。お腹の調子も以前より安定して、うんちの状態も◎!
今では週に数回、生肉ごはんの日を“スペシャルデー”にしてあげています。 リクにとっても私たち家族にとっても、毎日のごはんがもっと楽しい時間になりました。
チワワ3歳
小さい体のわりにグルメで、気に入らないごはんにはぷいっと顔を背けちゃう子なんです(笑)。
そんなうちの子が珍しく目をキラキラさせて飛びついたのが、初めての生肉トッピングごはんでした。
ドライフードの上にちょこんと乗せただけだったのに、クンクン…パクッ!「えっ、そんなに食いつく!?」ってこっちがびっくりするくらい。
それ以来、生肉が大好きになった様子。
お肉の種類を日替わりにしたり、軽く表面を炙って香ばしくしてあげたりと、ちょっとした“ごはん遊び”もできるようになりました。
今では毎食が楽しみになったようで、ごはんの時間が近づくとお皿の前でちょこんとお座りして待っています。
体調も良く、以前より毛艶もふわっとしてきた気が。「おいしくて元気になれるごはん」、これって理想的ですよね。
ミニチュアシュナウザー9歳
ミニチュアシュナウザーと暮らしている、あるスタッフがずっと悩んでいたのが「涙やけ」。 目の下が赤茶色く染まってしまい、拭いてもすぐに出てくる。 涙やけ対策サプリや専用フードもいろいろ試してきたけれど、なかなかスッキリせず、ずっとモヤモヤしていたそうです。
ところが──いつものドライフードから、「PERFECTシリーズの馬・鴨ミンチ」にごはんを切り替えてみたところ、あれほど気になっていた涙やけがほとんど出なくなったんです!
それだけじゃありません。運動量もごはんの量も変えていないのに、やや肥満気味だった体型がスッキリして引き締まったのだとか。
さらに嬉しいことに、血液検査で出ていた腎臓の数値も改善されたという結果が。
「シュナウザーって、馬肉や鴨肉との相性が良いのかも?」スタッフも驚きながら、今ではすっかりPERFECTシリーズのファンです。

まとめ:生肉の導入は「健康ケアのひとつの選択肢」
生肉を与えるというのは、“特別なこと”ではありません。むしろ本来、犬たちの消化器官は「生」に適した構造をしています。
もちろん、与える際は衛生管理や個体差への配慮が必要ですが、正しく選び、正しく与えれば、生肉はワンちゃんにとって大切な栄養源になります。
「体質に合うお肉ってなんだろう?」「この子に今必要なのは?」そんなふうに、毎日のごはんをちょっと見直してみるだけで、ワンちゃんの体は変わっていくかもしれません。






コメント