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愛犬にちょうどいい塩分の取り方 | ホールフードで自然なナトリウムを摂取

  • 執筆者の写真: WANMART
    WANMART
  • 10月6日
  • 読了時間: 11分
塩

「塩ってワンちゃんに与えてもいいの?」

飼い主さんなら一度は考えたことがある疑問ではないでしょうか。

私たち人間にとって塩は料理に欠かせない調味料であり、体を動かすための大事な栄養素です。

でもワンちゃんにとっては「塩=ダメ」と聞いたことがある方も多いと思います。

確かに、人間の食事に使われるような塩分をそのまま与えるのは危険です。

ハムやソーセージ、スナック菓子などを少し食べただけでも、ワンちゃんの体には大きな負担になることがあります。

ところが実は、ワンちゃんの体にとってもナトリウム(塩の主成分)は必要なミネラルのひとつ。

心臓や筋肉を動かしたり、血液のバランスを保つために欠かせない役割を果たしているのです。

つまり「塩は絶対に禁止!」というわけではなく、「過剰も不足もダメ。ちょうどよく」が本当の答え。


大切なのは、どこから塩分を摂るか という点です。

肉や内臓、魚など、自然の食材にはすでにナトリウムが含まれていて、それがワンちゃんの体にとって最適な形になっています。

だから本来、わざわざ塩をふりかけたり、調味料で補う必要はないんですね。

むしろ、自然な食材からバランスよく塩分を摂ることこそが、ワンちゃんの健康を支えるホールフードの考え方につながります。

そこで注目したいのが、WANMARTの PERFECTシリーズ

肉・骨・内臓などを丸ごと組み合わせることで、塩を足さなくても自然のままの栄養とナトリウムがしっかり含まれています。

「塩は必要?不要?」と迷う飼い主さんにとって、安心して毎日のごはんに取り入れられる選択肢になるはずです。



塩はゼロじゃダメ?ワンちゃんの体に必要な理由

「塩=体に悪いもの」というイメージを持っている飼い主さんは少なくありません。

実際、人間でも塩分の摂りすぎは高血圧や生活習慣病につながるとよく言われますよね。 では、ワンちゃんにとってはどうでしょうか。

結論からいうと、塩分は“ゼロではダメ” なのです。 塩の主成分であるナトリウムは、ワンちゃんの体の中で大きな役割を担っています。

  • 血液や体液のバランスを保つ  ナトリウムは血液の濃さを一定に保ち、水分が体の中でうまく循環するように働きます。 もし不足すると、脱水やめまいのような症状が出ることもあります。

  • 筋肉や心臓を動かすエネルギーのスイッチ  私たちが手を握ったり足を動かしたりできるのは、細胞の中で「電気信号」が伝わっているから。 この信号をつくるのにナトリウムが必要です。 心臓も筋肉でできているので、ナトリウムが不足すれば拍動が弱くなり、命にかかわることもあります。

  • 神経のはたらきをサポート  ワンちゃんが飼い主さんの声にパッと反応したり、ごはんの音にすぐ気づくのも、ナトリウムのおかげ。 神経が信号を伝えるときに欠かせない役割をしています。


つまりナトリウムは、体を動かす「見えない電池」のような存在です。 ゼロにしてしまうと、電池が切れたラジオのように体が動かなくなってしまいます。

ここで大事なのは、ナトリウムは不足してもダメだし、摂りすぎてもダメ ということ。 完全に排除するのではなく、「適度に摂る」ことが健康につながります。

ワンちゃんは本来、野生時代には獲物の肉や血液から自然にナトリウムを摂っていました。


だから人工的に塩をふりかける必要はなく、肉や内臓といったホールフードに含まれる自然な形の塩分を取り入れるのが理想的なのです。


元気に遊ぶドーベルマン

人間とワンちゃん、塩分の感じ方はこんなに違う

私たち人間にとって「塩味」は料理の基本。

ラーメンやおにぎり、スープなど、塩が入っていないと味気なく感じますよね。

ところが、ワンちゃんにとっては事情がまったく違います。


● 味覚の違い

人間の舌にはおよそ1万個の味蕾(みらい:味を感じるセンサー)があるといわれていますが、ワンちゃんはその約5分の1程度。

とくに「塩味」を感じる能力はとても弱いのです。

つまり、ワンちゃんは「しょっぱい!」と強く感じることがなく、人間が「ちょっと塩辛い」と思うレベルでも、気にせず食べてしまうことがあります。


● 体の大きさの違い

さらに大きな問題は、体のサイズ

体重60kgの人間と、体重5kgの小型犬を比べてみましょう。

もし同じ量の塩分を摂ってしまったら、ワンちゃんにとっては人間の10倍以上の負担になってしまう計算になります。


例えば、人間のお味噌汁一杯分の塩分をワンちゃんが飲んでしまったら……それは人間が大量の塩水を飲んでしまうのと同じくらい危険なのです。

● 人間の食べ物=過剰な塩分

このため、人間の食卓に並ぶものを「少しだけだから」と与えるのはとても危険。

ハム、ベーコン、チーズ、パン、スナック菓子——どれも人間にとっては普通の塩加減ですが、ワンちゃんにはすぐに「摂りすぎ」につながります。

人間とワンちゃんでは「塩の感じ方」も「体への影響」も大きく違うのです。

だからこそ、私たち飼い主は「人間基準」ではなく「ワンちゃん基準」で考えることが大切。


ワンちゃんに人間のお菓子はダメ

どのくらいなら安心?塩分の目安量

「塩は必要だけど、人間のごはんはしょっぱすぎる」

——では、ワンちゃんにとって安全な塩分量はどのくらいなのでしょうか?


実は、国際的にペットフードの栄養基準を定めている AAFCO(米国飼料検査官協会) や FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合) では、ワンちゃんに必要なナトリウム量が明確に示されています。

その基準を簡単にすると、体重1kgあたり1日に約100mgのナトリウム が目安とされています。

● わかりやすい例

  • 体重5kgの小型犬 → 1日あたり約500mg

  • 体重10kgの中型犬 → 1日あたり約1000mg

  • 体重20kgの大型犬 → 1日あたり約2000mg

これは「塩」に換算すると、体重5kgの子なら小さじ5分の1(約0.3g)ほど。 つまりほんのわずかで十分なのです。

● 実際の食事でどうなるの?

肉や魚、内臓といった自然の食材には、もともとナトリウムが含まれています。

例えば、牛肉100gには約60mgのナトリウム、鶏肉100gには約70mgのナトリウムが含まれています。

つまり、きちんとしたバランス食をあげていれば、特別に塩を加えなくても必要量を自然に摂取できる仕組みになっているのです。

● 注意したいポイント

  • 人間用に味付けされた加工品はナトリウム量が桁違いに多い

  • 塩分の摂取量は「不足よりも過剰」が圧倒的に多い

  • 専用フードやホールフードを選ぶことで自然にバランスが取れる

つまり、「塩をふりかけてあげる必要はないし、むしろ危険」ということ。 大切なのは、自然の食材から“ちょうどよく”塩分を摂れる食事を選ぶこと です。


ワンちゃんの体重別・一日の適正塩分量(目安)

体重

ナトリウム必要量(mg/日)

食塩に換算した量(g/日)

イメージ

2kg

約200mg

約0.5g

ごく少量(耳かき1〜2杯程度)

5kg

約500mg

約1.3g

小さじ1/4ほど

10kg

約1000mg

約2.5g

小さじ1/2ほど

20kg

約2000mg

約5g

小さじ1杯弱

30kg

約3000mg

約7.5g

小さじ1.5杯ほど


ポイント解説

  • ナトリウム100mg ≒ 食塩0.25g で換算しています。

  • あくまで「最低限必要な量」の目安であり、活動量や健康状態によって変動します。

  • 自然の食材(肉・魚・内臓など)に含まれるナトリウムを合計すれば、基本的にこの基準は十分に満たせます。

  • 加工食品や人間の食べ物から与えるとすぐに超過してしまうため注意が必要です。


様々な犬種、サイズの犬が塩を見つめる


不足と摂りすぎ、どっちも怖い!体への影響

塩分は「ゼロじゃダメ」とお伝えしましたが、だからといって「たくさん与えれば元気になる」というものでもありません。

ワンちゃんの体にとって、不足も摂りすぎも両方リスク になるのです。

● 塩分が不足したとき

ナトリウムは体の水分や血液のバランスを整える役割を持っています。 そのため不足すると——

  • 脱水症状(ふらつき、元気がない)

  • 筋肉のけいれんや震え

  • 食欲不振

といった症状が見られることがあります。

特に夏場の暑い時期や下痢・嘔吐が続いたときには、体からナトリウムが失われやすく注意が必要です。


調子の悪そうな柴犬

● 塩分を摂りすぎたとき

一方で、摂りすぎはもっと深刻です。

  • 心臓や腎臓に負担がかかる

  • 高血圧のリスク

  • 嘔吐・下痢・大量の水を飲む

などの症状が出ます。

小型犬やシニア犬は特に影響を受けやすく、「人間用の食べ物を少し食べただけで下痢をした」というケースも珍しくありません。


● 不足と過剰、どちらもダメ

不足すれば体が動かず、過剰なら臓器に負担がかかる。

つまり、ナトリウムは「多すぎても少なすぎても困る」難しい栄養素なのです。


だからこそ、飼い主さんが塩を足して調整するのではなく、自然の食材から必要な分だけを摂れるようにしてあげる のが理想的な方法。

これなら不足も過剰も防げます。


自然の食材に含まれる“ちょうどいい塩分”

ワンちゃんに必要な塩分は、「人間がふりかける塩」ではなく、食材そのものに含まれる自然なナトリウム から摂るのが一番安心です。

● 肉や内臓にはナトリウムが含まれている

牛肉・鶏肉・魚・レバーなどには、もともと適量のナトリウムが含まれています。

たとえば——

  • 鶏むね肉100g → 約70mg

  • 牛赤身肉100g → 約60mg

  • 魚(サーモン)100g → 約40mg

これらを組み合わせることで、ワンちゃんの体に必要な塩分を“自然のかたち”で取り入れることができます。


● ホールフードという考え方

ワンちゃんの祖先であるオオカミは、獲物をまるごと食べていました。


肉、骨、血液、内臓——それらすべてに、体を動かすための塩分やミネラルがちょうどよく含まれています。

つまり、人工的に塩を足さなくても「自然のレシピ」でバランスが取れていたわけです。


フレッシュフード

● 安心できる“自然な塩分”

この自然由来のナトリウムは、人工的に加えられた塩分とは違い、他の栄養素(カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)と一緒に摂れるため、体にやさしく吸収されます。

だからこそ、「調味料で味をつけない」「自然の素材そのままを食べる」ことが大切なのです。


こうして見てみると、ワンちゃんに必要な塩分は特別に塩をふらなくても、肉や魚といった自然の食材から十分にまかなえる ことがわかります。


では実際に、そんなホールフードの考え方を取り入れたフードはあるのでしょうか? そこでご紹介したいのが、WANMARTの PERFECTシリーズ です。


塩を足さなくても大丈夫!PERFECTシリーズの秘密

ここまで見てきたように、ワンちゃんにとって大切なのは「塩をゼロにすること」でも「人間のように足すこと」でもなく、自然の食材から“ちょうどいい塩分”を摂ることです。 でも飼い主さんにとっては、毎日の食材を組み合わせてバランスを整えるのはなかなか大変。 そこで頼りになるのが、WANMARTの PERFECTシリーズ です。


● ホールフードを再現した設計

PERFECTシリーズは、肉・骨・内臓をバランスよく配合することで、オオカミが自然界で得ていた栄養をそのまま再現しています。

つまり「塩を加えなくても、必要なナトリウムが自然に含まれている」フード。

わざわざ塩を足す手間も、塩分過剰の心配もありません。


野生のオオカミ

● 安心できる理由

  • 無添加・無着色 余計な調味料や保存料を使わないから、塩分も自然なまま

  • 専門家監修 栄養管理士や獣医師が設計しているから、毎日のごはんに安心して使える

  • 肉の鮮度が自慢 自然のままのミネラルやうま味がぎゅっと詰まっている

● 飼い主さんにうれしいポイント

  • 毎日使いやすい小分け冷凍パック

  • 解凍するだけで手作りごはん風の“ごちそう”が完成

  • 「今日は塩分足りてるかな?」と悩む必要がなくなる


● 実際にあげてみると…

PERFECTシリーズを取り入れている飼い主さんからは、

  • 「体調が安定して安心」

  • 「涙やけや毛ヅヤが改善した」

  • 「塩分を気にして手作りしていたけど、今はストレスがなくなった」

といった声が多く寄せられています。


ワンちゃんの健康を守りたいけれど、毎日のごはん作りで「塩分コントロールまで完璧にする」のは至難のわざ。

でも、PERFECTシリーズならその悩みを丸ごと解決してくれます。


“塩を足さなくてもPERFECT” ——それが、このシリーズの最大の秘密であり魅力です。

WANMARTのPERFECTシリーズは、その知恵を活かしたフレッシュフード。


無添加素材100%、肉・内臓・血液のすべてをミンチ状にパックし、犬たちが本来必要とする栄養を自然なかたちで届けます。


「本能に寄り添うごはん」で、愛犬の健康を、もっと根っこから支えてみませんか?

馬・牛・鹿・鶏・豚・羊・鴨・魚と貝・うさぎの9種ラインナップをご用意しています!




まとめ:塩は“敵”ではなく“自然な栄養素”

「塩はワンちゃんにとって危険」というイメージは半分正解で、半分は誤解でした。大切なのは——


  • 塩分を完全に排除しないこと

  • 人間用の食事から摂らせないこと

  • 自然の食材に含まれる塩分で“ちょうどよく”摂ること

この3つです。


ナトリウムは血液や筋肉、神経を支える大切な栄養素。

ゼロでは体が動きませんし、摂りすぎれば臓器に大きな負担をかけます。

だからこそ、飼い主さんが人工的に塩を加える必要はなく、自然のままの食材から摂ることがベストなのです。


WANMARTの PERFECTシリーズ は、その考え方を形にしたフード。


肉・骨・内臓をまるごと配合することで、塩を足さなくても自然にバランスが整います。 「塩分、大丈夫かな?」と悩む日々から解放され、安心して愛犬に与えられるごはんです。

毎日の食事は、ワンちゃんの未来をつくる大切な時間。

今日からは「塩は敵」ではなく「自然な栄養」と考え、ホールフードのごはんで健康を守ってあげましょう。


ホールフードを食べるボーダーコリー

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