ワンちゃんの"うんちの色が時間で変わる"って知ってた?
- WANMART

- 2025年12月15日
- 読了時間: 4分

排泄サイクルでわかる、ワンちゃんの腸の働き
「朝は普通の色だったのに、夜のウンチがちょっと違う…?」 「昨日と今日で、色が微妙に変わってる気がする」
実はこれ、珍しいことではありません。
ワンちゃんのウンチは、時間帯・腸の動き・腸内細菌の状態によって、色や質感が変わることがあります。
今回は
なぜ朝と夜でウンチの色が変わるのか
腸内細菌がどう関わっているのか
フレッシュフードに切り替えて変化した例
を中心に、「うちの子の腸、今どんな感じ?」がわかるお話をしていきます。
朝と夜でウンチの色が違うのはなぜ?
まず知っておきたいのが、ウンチは“直前のごはん”だけで作られているわけではないということ。
ワンちゃんの腸内では、
数時間前の食事
前日の食事
さらに前の消化物
これらが段階的に混ざりながら排出されます。
朝のウンチに多い特徴
やや濃いめの茶色
まとまりが良い
量がしっかり
これは、前日の夜ごはん+睡眠中の腸の動きによるもの。 寝ている間は腸の動きが比較的ゆっくりになるため、消化・吸収が進み、ウンチはしっかり形作られます。

夜のウンチに多い特徴
やや明るい茶色
水分が多め
量が少ないことも
活動量が多い日中は腸がよく動くため、消化途中の内容が比較的早く排出されやすくなるんです。
つまり、朝と夜でウンチの色や質が違う=腸がちゃんと働いている証拠というケースも少なくありません。

ウンチの色は“腸内細菌のバランス”を映す鏡
ウンチの色を決める大きな要因のひとつが、腸内細菌の働きです。
腸内では、
食べたタンパク質
脂質
炭水化物
胆汁(胆汁酸)
などが、腸内細菌によって分解・変化しています。
茶色の正体=胆汁の変化
胆汁はもともと黄色〜黄緑色。 それが腸内細菌によって分解され、茶色へ変化します。
・ 腸内細菌が元気→ きれいな茶色
・ 腸内細菌の働きが弱い→ 黄っぽい・薄い色になりやすい
・ 腸の動きが速すぎる→ 分解が追いつかず、明るい色になることも
時間帯によるウンチの色変化は、腸内細菌の“働きのリズム”が見えているとも言えます。

「変化」はどこまでが正常?注意したい色のライン
比較的よくある・問題になりにくい変化
朝より夜の方が少し明るい
日によって微妙に色味が違う
フード切り替え直後の一時的な変化
早めにチェックしたいサイン
真っ黒(タール状)
白っぽい・灰色
真っ赤・血が混じる
何日も黄色い状態が続く
「たまに」ではなく、“続くかどうか”が大きな判断ポイントです。
フレッシュフードでウンチが変わる理由
ここで、フレッシュフードのお話を少し。
ドライフード中心の子からフレッシュフード(生肉・加熱フード)を取り入れた場合、
ウンチの量が減る
色がやや明るくなる
ニオイが軽くなる
形がコンパクトになる
という変化がよく見られます。
これは
・消化吸収率が高い
・余計な“カス”が出にくい
・腸内細菌のエサが変わる
といった理由から。
WANMARTで生肉やフレッシュフードを取り入れたワンちゃんでも、
「色が安定してきた」 「夜のウンチがゆるくなりにくくなった」 「ニオイが気にならなくなった」
といった声はとても多いです(※もちろん個体差あり)。

ウンチは“結果”じゃなく“途中経過”
大切なのは、「色が少し違う=すぐ異常」と決めつけないこと。
ウンチは、腸が今どんな働きをしているかを教えてくれる“途中経過のサイン”です。
食事の内容
食べた時間
運動量
ストレス
年齢
それらすべてが反映されます。
だからこそ、 「朝と夜で違う」 「昨日と今日でちょっと違う」という変化に気づける飼い主さんは、とても優秀です。

ウンチの色は、腸からの小さなメッセージ
ワンちゃんのウンチの色が時間で変わるのは、腸がサボっているからでも、異常だからでもなく、きちんと働いているからこそ見える変化であることが多いです。
毎日完璧な色でなくても大丈夫。 大切なのは、
急激な変化がないか
同じ異常が続いていないか
食事や生活リズムが合っているか
そして、「今日のウンチ、どうだった?」と自然に気にかけてあげること。
ウンチは汚いものではなく、愛犬の体調をいちばん正直に教えてくれる“お便り”。
今日からちょっとだけ、色・形・時間帯を観察してみてくださいね。






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