肝臓のとなりにある、小さな「胆のう」 健康診断や腹部エコーで、 「胆のうに少し胆泥がありますね」 と言われて、初めて「胆のう」という臓器を意識した飼い主さんもいるかもしれません。 肝臓や腎臓、膵臓と比べると、普段はあまり名前を聞かない胆のう。 でも実は、ワンちゃんが食べたものを消化するうえで、ちゃんと役割を持っています。 そして犬では、胆のうの中に胆泥がたまったり、胆汁がゼリー状になってしまう「胆のう粘液嚢腫」が見つかることもあります。 「胆泥があると言われたら病気なの?」「胆のうが悪いなら、脂っこいものは全部避けたほうがいい?」 そんな疑問も出てきますよね。 今回は、まず胆のうが何をしている臓器なのかを知ったうえで、胆泥や胆のう粘液嚢腫について順番に見ていきます。 目次 胆のうは「胆汁を作る場所」ではありません まず少しややこしいのですが、胆汁を作っているのは胆のうではなく肝臓です。 胆のうは、肝臓で作られた胆汁をいったんためておき、必要なときに小腸へ送り出すための袋のような臓器です。 胆汁をためるだけでなく、濃縮する働きもあります。 では、胆